15/08/02 20:15:03.17 RNEBrpg2.net
>>436 つづき
一方で、20世紀後半から21世紀にはっきりしてきたこと
例えば、ゲーデルの不完全性定理=集合論と厳密性と公理だけでは到達できない世界があるよと(下記)
人を取り巻く物理的な世界(素粒子論、超弦理論、ブラックホール理論など)と、人の思考(それは素朴な集合論を超えている・・)など、これらはブルバキの想定範囲を超えているということがはっきりしてきた21世紀だと思うよ
URLリンク(ja.wikipedia.org)
ゲーデルの不完全性定理
ゲーデルとポール・コーエンの仕事を合わせて、決定不能命題の確かな実例が得られた。
連続体仮説はZFC(集合論における標準的な公理系)の下では証明も否定の証明もできない。
また、選択公理もZF(ZFCに含まれる公理から選択公理を除いたもの)では証明も否定の証明もできない。
これらの結果は不完全性定理を必要としない。1940年、ゲーデルはこれらの命題が何れも ZF または ZFC 集合論では否定を証明できないことを証明した。
1960年代、コーエンはこれらがいずれも ZF から証明できず、また連続体仮説が ZFC から証明できないことを証明した。
1973年、群論におけるホワイトヘッドの問題(英語版)が標準的な集合論では決定不能であることが示された。
計算機科学で応用される Kruskal の木定理(英語版)はペアノ算術では決定不能だが集合論では証明できる。