15/07/11 21:25:03.51 FKo26YYw.net
>>111
14歳でのドリーニュ伝説がある
URLリンク(ja.wikipedia.org)
ピエール・ドリーニュ(Pierre Deligne、1944年10月3日 - )はベルギーの数学者。
14歳でニコラ・ブルバキの数学原論を読みこなしていたドリーニュは、ブリュッセル自由大学─大学に入るころは既に大学の数学をすべて終えていたとのこと。─と高等師範学校で数学を学び、23歳でIHESの客員教授、26歳でIHES教授、34歳のときフィールズ賞を受賞。
そのドリーニュが師事したのが、アレクサンドル・グロタンディークである。
彼はグロタンディークが数学をしていた間はグロタンディークに忠実であったが、グロタンディークが数学をやめた後は、グロタンディークのプログラムよりヴェイユ予想の早期の解決に向かい、1974年ヴェイユ予想を解決した。
自らのプログラムが放棄(埋葬)されたことに激怒したグロタンディークはドリーニュを激しく非難した。現在ドリーニュは1988年にグロタンディーク還暦記念論文集を刊行するなど和解に向けて努力している。
2013年にアーベル賞を受賞。
業績
Weil予想の解決。
ラマヌジャン予想の解決。
ヒルベルトの第21問題(Riemann-Hilbert問題)の解決。[疑問点 ? ノート]
デヴィッド・マンフォードとの共同研究でモジュライ空間のコンパクト化。
ジョージ・ルスティックとの共同研究で幾何学的な既約表現の構成、既約表現の分類。
Hodge関係の仕事
Hodge分解の代数的証明。
Deligneのホッジ理論。
"重さ"の哲学。
ザリスキ予想の解決。
Deligne-Griffiths-Morgan-Sullivanでのケーラー多様体の仕事 。
ふたつの変形量子化の間の相対コホモロジーの導入。
Beilinson-Deligne、ほか。
受賞歴
1978年 - 国際数学者会議フィールズ賞
1988年 - スウェーデン王立アカデミークラフォード賞
2004年 - バルザン財団バルザン賞:数学における様々重要な分野(代数幾何学、代数的および解析的整数論、群論、トポロジー、グロタンディークのモチーフ)での貢献。新しい強力な道具によって有限体上のリーマン仮説(ヴェイユ予想)を証明。
2013年 - アーベル賞
154:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/11 21:39:00.32 FKo26YYw.net
>>111
柏原伝説
URLリンク(phasetr.com)
『天才数学者がどうの』とかいう地獄のような記事を見た数学者の反応を記録する
抜粋
@ken_m123 タオでなくても、堀川穎二さんの「俺は日本で一番頭がいいと思ったら上がいた。柏原正樹だ」程度のネタで十分だと思います。 が、堀川さん早く亡くなられましたからね。#今回は実名にする
柏原先生, 小平先生と飯高先生とか何かその辺の対談みたいなやつで, 「レポートで何か凄まじいの出してきた学生がいたが, その学生が柏原君だった. 」,
「あまりに凄いから柏原君に優を出すのは当然として, その他の学生を優にするわけにはいかないから他の学生の成績下げちゃった」みたいな話があったように記憶している.
柏原先生, その他にも修論がいまだに引用されるとか何とかで本当にやばい.
155:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/11 21:56:05.28 FKo26YYw.net
>>134
>柏原先生, その他にも修論がいまだに引用される
その話、「佐藤幹夫の数学」P17 柏原先生の話で
D加群についての論文で、鉛筆で書かれた手書きのやつだとか
それを、わざわざ英訳して出版した人がいるという
検索すると下記がヒット 引用元 199
URLリンク(archive.numdam.org)
MASAKI KASHIWARA
Algebraic study of systems of partial differential equations.
(Master’s thesis, Tokyo University, December 1970.
Translated by Andrea D’Agnolo and Pierre Schneiders.
With a foreword by Pierre Schapira)
Memoires de la S. M. F. 2eserie, tome 63 (1995), p.-XIV+1-72.
<URLリンク(www.numdam.org)
156:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/12 05:38:43.15 si4MyG9v.net
>>95
がんばってぐぐったよ
URLリンク(archive.is)
archive.is Saved from URLリンク(www.iis.it-hiroshima.ac.jp) (リンク切れ 広島大の大川さん?)
An Invitation to the Theory of Hyperfunctions: (現在作成途中, Last Update 2011/08/17)
(抜粋)
distribution の知識は,もちろんあったほうが良いが,余り前提としないで書く。なお, 「超函数」は,岩村聯(いわむら つらね)が作った訳語。
(実)解析函数の層が A で表されている。 hyperfunction の層 B の導入の約 10 年後,佐藤は microfunction の層 C を導入した。 そして「佐藤の基本定理」を示した。
これには柏原の深い寄与があると言われるが,柏原はきわめて独創的な秀才中の秀才だから,そんな事にはこだわらない。
佐藤は。ほぼ同時に,河合,柏原との共同研究で,micro-local analysis の理論を創始した。
(現在では, microlocal analysis と言われる。
又,佐藤-Bernstein polynomial b(x) 等具体的計算を含む物は, microlocal calculus と言われる。)
文献(佐藤-河合-柏原 : Microfunction and Pseudo-differential Eqations, Lecture Note in Mathematics, No.287, Springer, 1973, pp 265-529)参照。この基本的文献は略して SKK と呼ばれる。
東大にあったその書物は,多くの人がコピーしたので,(僅かの期間内に)既にバラバラになっていた。
初期値問題は導来圏の概念を使って極めて一般的な形に定式化され,又,解の特異性とその伝播については,量子化接触変換(又は量子化シンプレクティック変換)によって,より調べやすい形になった。
つづく 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1322b9cf791dd10729e510ca36a73322)
157:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/12 05:44:14.85 si4MyG9v.net
>>136 つづき ”Rock54: Caution(BBR-MD5:1322b9cf791dd10729e510ca36a73322”?
物理的解釈とも関係が深く,偏微分方程式の解の接続に関する Holmgren の定理は,方程式とは無関係な,より一般な形で, hyperfunction の台と singular spectrum の関係に関する一定理と言う形に一般化された。
これは microlocal 因果律と解釈されている。
microfunction は勿論佐藤の造語で,適当な日本語訳がない。
なお,層 C は, S*M 上でと T*M
(といってもこれらは普通の位相と違って, Hausdorff でない。
特に後者は,可換環論や代数幾何で現れる Spec(R) が,最低限の公理である T0 分離公理を満たすのに対して,この場合, T0 ですらない。凸錐を考えると便利だからである。)
上で考える場合と 2 通りあるが,前者は flabby sheaf となるが,後者はそうでない (これが因果律の所以である)。
T*M 上で考える場合は, C ^ と書くこともある。環層 E ∞ , E R , も両者で定義でき,この場合,考えている底空間は, M は複素解析的多様体でよい。
これらの環層は芽の環がネーター環でもなく,更に E R (の芽の環)は零因子も含む複雑な環層なので,O X のような単純な代数的議論は難しい。
E は当然 D の次に来る物として記号が与えられた。 symbol が一つの手がかりである。
※ micro-local なる言葉を最初に発案したのは河合らしい。後述の holonomic system と言う言葉は佐藤が作った。
最初は maximally overdetermined system, 極大過剰決定系(どちらも佐藤による。)だった。
158:132人目の素数さん
15/07/12 05:58:57.82 RltdaVf0.net
>>114-115
まあ、書いたのはおっちゃんですよ。そもそも、微分積分には出発点となる
デデキントの公理や平均値の定理とか、幾つかの同値な命題が理論展開の中で
出て来るようになっていて、微分積分の現代的なテキストを書く構想が無謀だったと。
その途中で集合論を基礎にして代数とかが厳密化されて行ったと。そういうこと。
位相の部分を見るとよく分かる。ここでフィルターとかは出て来る。
>>133について、ドリーニュは、語学的弊害が少なく幼いときからフランス語でブルバキを読める
環境にあって、当時はまだ全巻出版されてなく、不可能ではないでしょう。
ただ、14歳で「読みこなしていた」だと「全部読んで理解していた」ことになるが、
本当かはどうかまでは分からない。何しろブルバキは抽象論が主体なのでね。
>>134-135は本当。
論文は、言語は日本語、ノートに鉛筆でもよい訳ね。
まあ、当時は主なボールペンのインクは水性だったようだし、そりゃそうでしょう。
普通、ボールペンや万年筆は、「鉛筆」ではなく「ペン」というでしょう。
鉛筆でダメだとすると、戦時中の人は何で論文書いたのか? という問いが生じる。
論文は言語は日本語、ノートに鉛筆、これ書き易い。複雑な式や図はフリーハンドに尽きる。
昔は日本語のジャーナルもあった。私もそうしようとは思っているのだが、
ただ、書いたノートを誰に送ればいいのかが分からない。
159:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/12 06:04:31.21 si4MyG9v.net
ついで
URLリンク(blog.livedoor.jp)
きまぐれ日記 2014年06月14日10:09 加群/D加群関連の資料
加群/D加群関連の資料。備忘録。
D-加群代数の Picard-Vessiot 理論 URLリンク(www.math.tsukuba.ac.jp)
160:/D-module_algebras.pdf 2004年度 応用数学緒論2、応用数学特論2 講義ノート http://siva.cc.hirosaki-u.ac.jp/usr/mnishi/note/note20042.pdf 佐藤超関数論と代数解析への招待 http://ohkawa.cc.it-hiroshima.ac.jp/math/hyperfunction.htm Serre と Hazewinkel による局所類体論についての注意 http://www.math.sci.osaka-u.ac.jp/~ochiai/ss2009proceeding/SS2009_Suzuki_emb.pdf 代数 http://research.kek.jp/people/hkodama/Math/algebra.pdf 代数学の参考書リスト http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Lounge/1030/math/algref.html 簡素にして不可解 http://blogs.yahoo.co.jp/yhakrymd/64580605.html 加群について http://www.wakayama-u.ac.jp/~morisugi/lecture/topology/kagun.pdf 戸田格子とD加群について http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~kyodo/kokyuroku/contents/pdf/0694-01.pdf 量子旗多様体上の D 加群 http://www2.kobe-u.ac.jp/~mhsaito/agsymkobe07/proceedings/tanisaki.pdf D加群の表現論への応用 https://www.jstage.jst.go.jp/article/emath1996/1998/Autumn-Meeting1/1998_Autumn-Meeting1_61/_pdf 加群 http://www.math.titech.ac.jp/~kawachi/maths/2005/Algebra/module.pdf 準ツイスターD加群の研究 日本学士院 http://www.japan-acad.go.jp/pdf/youshi/101/mochizuki.pdf こちら http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0056510/img/0056510.pdf 望月拓郎氏講演その2 http://www.ostec.or.jp/pln/pri/kagaku/mochizuki.pdf
161:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/12 06:09:09.23 si4MyG9v.net
>>138
どうも。スレ主です。
やはり、おっちゃんですね
レスありがとう
また書いてね
162:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/12 08:05:27.41 si4MyG9v.net
ついで
URLリンク(www.kurims.kyoto-u.ac.jp)
List of Publications @kashiwara
163:132人目の素数さん
15/07/12 08:10:52.10 HJ0jnLAu.net
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164:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/12 08:25:10.97 si4MyG9v.net
>>141 ついで
リスト中、下記が分かり易いかも(私は分からんが)
LECTURES GIVEN AT THE UNIVERSITY OF BERN IN JUNE 1984 だから
外国の大学での講義用だから、コンパクトにまとめているように思う
URLリンク(www.kurims.kyoto-u.ac.jp)
Introduction to Microlocal Analysis,
[ps] 196kb | [pdf] 104kb
l'enseignement math\'ematique 32 (1986) 227--259.
165:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/12 09:08:55.33 si4MyG9v.net
>>142
運営乙
おまえがな
166:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/12 09:45:40.25 si4MyG9v.net
>>136
参考 広島工業大学らしいが、1974年富山大学卒とすると、退職されたかも。それでリンク切れか
URLリンク(researchmap.jp)
研究者氏名 大川 哲介 オオカワ テツスケ
URL URLリンク(iiswww.ce.it-hisoshima.ac.jp)
所属 広島工業大学
部署 工学部 建設工学科
職名 助教授
学位 理学博士(広島大学)
学歴
1976年東京大学 理学系研究科 位相幾何学
1974年富山大学 文理学部(理科系) 数学
URL省略
佐藤幹夫スレ ログ速 > 板一覧 > 2ちゃんねる(net) > 数学
352 : 132人目の素数さん[] 投稿日:2008/01/08(火) 10:11:33
>>351
昨年の9月にupdateされた
「佐藤超関数論と代数解析への招待」(大川哲介著)が
参考になるだろう
167:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/12 10:30:58.36 si4MyG9v.net
>>137 補足
>E は当然 D の次に来る物として記号が与えられた。 symbol が一つの手がかりである。
Dが分からないので、さらに引用しておく
・B は,(complex valued ) real analyitic function の層 A の次に来る物として記号が与えられた。
・hyperfunction の層 B の導入の約 10 年後,佐藤は microfunction の層 C を導入した。 そして「佐藤の基本定理」を示した。
・佐藤超函数を用いた線型微分方程式論の基本問題の一つは, 層 B が,有限階微分作用素のなす環層 D M 上の加群層として,どの程度 injective か,を調べる事と言っても良い。 flabbiness もその一つの表れである。
B の D M ないしは D M∞ 上の解析的に自然な injective resolution はまだ得られていない。
・環層 E ∞ , E R , も両者で定義でき,この場合,考えている底空間は, M は複素解析的多様体でよい。これらの環層は芽の環がネーター環でもなく,更に E R (の芽の環)は零因子も含む複雑な環層なので,O X のような単純な代数的議論は難しい。
E は当然 D の次に来る物として記号が与えられた。 symbol が一つの手がかりである。
168:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/12 10:50:34.27 si4MyG9v.net
>>138
>まあ、書いたのはおっちゃんですよ。そもそも、微分積分には出発点となる
>デデキントの公理や平均値の定理とか、幾つかの同値な命題が理論展開の中で
まあ、時代が変わったと思う
1.昔、むやみにデルタイプシロンが礼賛された時代があった。曰く「高校では適当にやっている収束が、大学ではデルタイプシロンで厳密にやるんだ。それが大学の数学だ。えっへん」と
2.で、佐藤幹夫が出て、私の超関数はデルタイプシロンでは扱えませんと
3.ノンスタンダードなんてのも。方程式のガロア理論では、代数的微分を使うが、これもデルタイプシロン不要だと(微分を記号として扱えばそれで良いんだと)
4.なので、デルタイプシロンは大学の数学の中心ではなくなった
5.けど、位相をやるときに、デルタイプシロンやっといたら楽だと言われる。まあ、そんなもんだろう
169:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/12 11:08:00.08 si4MyG9v.net
>>147
補足 基本解とデルタ関数
URLリンク(ja.wikipedia.org)
数学の分野において、線型偏微分作用素に対する基本解(きほんかい、英: fundamental solution)とは、旧来よりグリーン関数と呼ばれている概念の、シュワルツ超函数論を用いた定式化である。
ディラックのデルタ関数 δ(x) を用いて、作用素 L に対する基本解 F は非斉次方程式
LF = δ(x)
の解と定められる。ここで F は、特に理由が無ければシュワルツ超函数(弱い意味での解)として存在すればよい(真の解であることまでは要求されない)。
この概念は、二次元および三次元のラプラシアンに対して長く知られたものであった。任意の次元のラプラシアンに対しては、リース・マルツェルによって調べられた。
定数係数の任意の作用素に対する基本解の存在は、バーナード・マルグランジュ(英語版)とレオン・エーレンプライス(英語版)によって示された。
これは右辺を任意にとった方程式を解くうえで、畳み込みを用いる方法が直接的に結び付く、最も重要なケースであった。
動機付け
基本解が得られれば、元の方程式の求める解を見つけることは簡単である。実際、その方法は畳み込みを用いることで達成される。
基本解はまた、境界要素法による偏微分方程式の数値解においても重要な役割を担う。
信号処理
詳細は「インパルス応答」を参照
信号処理において、同様の微分方程式の基本解は、あるフィルタのインパルス応答と呼ばれる。
170:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/12 11:38:34.52 si4MyG9v.net
>>111
>>それらを自分ひとりで、先生もいなくて、彼がまだ4年生であったときに勉強していたのです。
>この手の話、真に受けない方がいい。
別の見方で、天才すぎて人生不幸というのもある
まあ、女優でもあるよね。美人過ぎて、芸能界にスカウトされて、囲い込まれて、気付いたら婚期を逃す
数学で言えば、天才すぎて、数学にのめり込みすぎて、女がいないとか(逆で男がいないとか)
平凡だが、幸せな人生というものある。というか、それも大事だということを知らないといけないんだよな
171:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/12 12:03:14.76 si4MyG9v.net
>>127
補足
>M:manifold 【機械】 (内燃機関の吸排気をする)マニホールド,多岐管.
幾何学系では、M:manifold 多様体だが、下記代数系ではvariety(数々の異なったもの,(特に同種のものの)寄せ集め)
URLリンク(ja.wikipedia.org)
代数多様体(だいすうたようたい、algebraic variety)は、最も簡略に言えば、多変数の連立多項式系の解集合として定義される図形と述べる事が出来る。
代数幾何学の最も主要な研究対象であり、デカルトによる座標平面上の解析幾何学の導入以来、多くの数学者が研究してきた数学的対象である。
主にイタリア学派による射影幾何学的代数多様体、代数関数論およびその高次元化に当たるザリスキおよびヴェイユによる付値論的抽象代数多様体などの基礎付けがあたえられたが、
20世紀後半以降はより多様体論的な観点に立脚したスキーム論による基礎付けを用いるのが通常である。
本項では、スキーム論的な観点に立ちつつ、スキーム論を直接用いず代数多様体を定義しその性質について述べる。
また議論を簡潔にするのため特に断らない限り体 k は代数的閉体であると仮定する(体 k が代数的閉であるという条件を除去するために必要な考察についてはスキーム論へ向けてを参照)。
172:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/12 12:17:41.49 si4MyG9v.net
>>125
接束
URLリンク(ja.wikipedia.org)
微分幾何学において、可微分多様体 M の接束 (tangent bundle) は M の接空間の非交和[note 1]である。
ただし TxM は M の点 x における接空間を表す。なので、TM の元は対 (x, v)、ただし x は M の点で v は M の x における接空間、と考えることができる。π(x, v) = x で定義される自然な射影 (projection)
π : TM → M
が存在する。
接束には(下のセクションで記述される)自然な位相が入る。この位相によって、多様体の接束はベクトル束(ファイバーがベクトル空間であるファイバー束)の典型的な例である。
TM の断面は M 上のベクトル場であり、TM の双対束は余接束で、M の余接空間の非交和である。定義により、多様体 M が平行化可能(英語版) (parallelizable) であることと接束が自明であることは同値である。
定義により、多様体 M が framed であることと接束 TM が stably trivial、すなわちある自明束 E に対しホイットニー和 (Whitney sum) TM ? E が自明であることは同値である。
例えば、n-次元球面 Sn はすべての n に対して framed であるが、(Bott-Milnor と Kervaire の結果によって)n = 1, 3, 7 に対してのみ parallelizable である。
役割
接束の主な役割の1つは滑らかな関数の微分の定義域と終域を提供することである。
すなわち、f : M → N が M と N を滑らかな多様体として、滑らかな関数であれば、その微分(英語版) は滑らかな関数 Df : TM → TN である。
つづく
173:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/12 12:24:15.66 si4MyG9v.net
>>151 つづき
URLリンク(ja.wikipedia.org)
位相と滑らかな構造
接束には自然な位相(非交和位相ではない)が入�
174:閨Aそれ自身多様体になる。TM の次元は M の次元の 2 倍である。 n 次元多様体の各接空間は n 次元ベクトル空間である。U が M の開可縮部分集合であれば、TU から U × Rn への微分同相であって各接空間 TxU から {x} × Rn への線型同型に制限するものが存在する。 しかしながら、多様体として、TM は積多様体 M × Rn に微分同相なわけではない。それが M × Rn の形であるときには、接束は自明である (trivial) という。自明な接束は通常 'compatible な群構造' を伴った多様体に対して起こる。 例えば、多様体がリー群のケース。単位円の接束は自明である、なぜならばそれは(積と自然な微分構造のもとで)リー群であるからだ。 しかしながら自明な接束をもったすべての空間がリー群というのは正しくない。自明な接束をもった多様体を parallelizable と呼ぶ。 多様体が局所的にユークリッド空間でモデルされるのとちょうど同じように、接束は U × Rn 上で局所的にモデルされる、ただし U はユークリッド空間の開部分集合である。 接束はベクトル束(これはそれ自身ファイバー束の特別な種類である)と呼ばれるより一般的な構造の例である。 明示的に書くと、n 次元多様体 M への接束は、変換関数が伴う座標変換のヤコビアンによって与えられる、M 上のランク n のベクトル束として定義できる。 例 別の簡単な例は単位円 S1 である(上の絵を見よ)。円の接束も自明であり S1 × R に同型である。幾何学的には、これは高さ無限の円柱である。 容易に視覚化できる接束は実数直線 R と単位円 S1 の接束だけであり、これらはどちらも自明である。2 次元多様体に対して接束は 4 次元でありしたがって視覚化するのは難しい。 非自明な接束の簡単な例は単位球面 S2 の接束である。この接束はつむじ頭の定理(英語版)によって非自明である。したがって、球面は parallelizable でない。 持ち上げ M の対象を TM の対象に持ち上げる(英語版)様々な方法がある。例えば、c が M の曲線であれば、c' (c の接線)は TM の曲線である。 対照的に、M についてさらに仮定をしないと(例えばリーマン計量)、余接束への同様のリフトは存在しない。
175:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/12 13:18:09.40 si4MyG9v.net
>>152 つづき
URLリンク(ja.wikipedia.org)
ベクトル場
接ベクトルの多様体の各点への滑らかな割り当てはベクトル場 (vector field) と呼ばれる。具体的には、多様体 M 上のベクトル場は滑らかな写像(英語版)
V : M → TM
であって、Vx と表記される x の像が x における接空間 TxM にあるようなものである。ファイバー束の言葉でいえば、そのような写像は断面 (section) と呼ばれる。M 上のベクトル場はしたがって M の接束の断面である。
M 上のすべてのベクトル場の集合は Γ(TM) によって表記される。ベクトル場は各点ごとに (pointwise) 足し合わせることができ
(V+W)_x = V_x + W_x\,
M 上の滑らかな関数を掛けることができ
(fV)_x = f(x)V_x\,
別のベクトル場を得る。するとすべてのベクトル場の集合 Γ(TM) は M 上の滑らかな関数の可換環、C∞(M) と表記される、上の加群の構造をもつ。
M 上の局所ベクトル場は接束の局所断面 (local section) である。つまり、局所ベクトル場は M のある開集合 U 上でだけ定義され、U の各点に伴う接束のベクトルを割り当てる。M 上の局所ベクトル場全体の集合は M 上の実ベクトル空間の層として知られている構造をなす。
高次の接束 略
接束上の自然なベクトル場 略
関連項目
Musical isomorphism おやじギャグ
176:132人目の素数さん
15/07/12 13:33:42.70 8DKOgtXy.net
Wikipediaコピペするだけの休日って楽しいの?
177:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/12 13:59:39.33 si4MyG9v.net
>>153 つづき
Musical isomorphism
URLリンク(en.wikipedia.org)
In mathematics, the musical isomorphism (or canonical isomorphism) is an isomorphism between the tangent bundle
TM and the cotangent bundle T?M of a Riemannian manifold given by its metric. There are similar isomorphisms on symplectic manifolds. The term musical refers to the use of the symbols ♭ and ♯.[1]
It is also known as raising and lowering i
178:ndices. Contents 1 Discussion 2 Trace of a tensor through a metric 3 See also 4 References See also Duality (mathematics) Raising and lowering indices Bilinear products and dual spaces Vector bundle Flat (music) and Sharp (music) about the signs ♭ and ♯
179:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/12 14:04:03.05 si4MyG9v.net
>>154
どうも。スレ主です。
まあ、コピペするときに、どこを切り取るか読んでる
目的なしに読むより集中力アップなんだよね、これ
前から、勉強しようと思っていた項目なんだね、これ
「佐藤幹夫の数学」を”つんどく”してた。これを読む動機にもなった
ところで、人のWikipediaコピを見るしか脳(能?)がないのか?
180:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/12 14:10:01.73 si4MyG9v.net
>>155 つづき
Duality (mathematics)
URLリンク(en.wikipedia.org)
In mathematics, a duality, generally speaking, translates concepts,
theorems or mathematical structures into other concepts,
theorems or structures, in a one-to-one fashion,
often (but not always) by means of an involution operation: if the dual of A is B, then the dual of B is A.
Such involutions sometimes have fixed points, so that the dual of A is A itself.
For example, Desargues' theorem in projective geometry is self-dual in this sense.
Duality can also be seen as a functor, at least in the realm of vector spaces. There it is allowed to assign to each space its dual space and the pullback construction allows to assign for each arrow f: V → W, its dual f?: W? → V?.
Contents
1 Order-reversing dualities
2 Dimension-reversing dualities
3 Duality in logic and set theory
4 Dual objects
5 Dual categories
5.1 Opposite category and adjoint functors
5.2 Examples
6 Analytic dualities
7 Poincare-style dualities
8 See also
9 Notes
10 References
10.1 Duality in general
10.2 Duality in algebraic topology
10.3 Specific dualities
181:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/12 14:17:37.25 si4MyG9v.net
ついで
URLリンク(www.kurims.kyoto-u.ac.jp)
数理解析研究所講究録
第1739 巻2011 年251-263
特異性の概念は近代数学へ如何に寄与したか(III)- 2 :20 世紀後半の主題(3) : 後半からの新しいもの (新々概念と応用の系列)
代表例: カタストロフィー理論超局所解析的特異性時空の特異点理論
芝浦工業大学 阿部剛久(TakehisaAbe)
182:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/12 15:04:56.00 si4MyG9v.net
>>134 ついで
堀川穎二
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
hiroyukikojimaの日記 2010-10-25 読者に優しい数学書を書く技術
抜粋
ここ数日、堀川 穎二『複素関数論の要諦』日本評論社を読みふけっている。そして、めちゃくちゃ感動している。数学書でこんなに興奮するのは久々のことだ。
複素関数論の要諦 堀川穎二 日本評論社 2003/03
本書は、堀川先生が東大の数学科進学の決まった2年生に行った講義を忠実に収録している。
その忠実さったらすごくて、演習問題も、期末テストも、それについてのコメントも、成績の分布も、成績評価基準も、追試の点数と人数も、学生から採ったアンケート結果までも、なんでもかんでも掲載されている。
最も感動したのは、解説の方針について書いてある「使用上の注意」の部分。少し長いけど、引用しよう。
「数学の論文は、数式の部分も含めて、文章として読めるように書かなければいけません」と小平邦彦先生によく言われたので、なるべく、日本語として自然に読める文章を心がけた。
そのために、正確さが犠牲にされた部分が少しはあるかもしれない。
内容の配置も、頭で理解していく流れに沿った順序になるように努力した。いずれ、そうでなくとも読めるようになることが必要であるが、初学者はそういった、本質的でないところでつまづく可能性が高いのでその点に配慮したのである。
数学の文章は、''読めば分かる''のではなく、''分かっているから読める''という側面がある。著者が何を言おうとしているのかが分かる文章を読むことによって、''分かる''ための技術を身につけないと''読める''ようにはならない。
「数学の文章は、''読めば分かる''のではなく、''分かっているから読める''という側面がある」とはけだけ名言だと思う。
ぼくは常々、数学書を書く数学者はなんであんなに無機的な書き方ができるんだろう、なんでもっと読者が分かる工夫をしないんだろう、といぶかっていたのだけど、最近その理由に思い当たった。
以下略
183:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/13 04:09:05.25 Y/m8pgDo.net
ついで
GAGA 代数幾何学と解析幾何学
URLリンク(ja.wikipedia.org)
数学において、代数幾何学と解析幾何学(フランス語: Geometrie Algebrique et Geometrie Analytique、略称: GAGA)[1]の2つは密接な関係にある。
代数幾何学は代数多様体を研究することに対して、解析幾何学は複素多様体やより一般的に多変数(英語版)の(複素)解析函数のゼロ点で局所的に定義された解析空間(英語版)を扱う。
これら 2つの対象の深い関係は、代数的なテクニックを解析空間へ適用したり、逆に解析的テクニックを代数多様体へ適用されたりする多大な応用を持っている。
背景
代数多様体は、局所的には多項式の共通なゼロ点として定義され、複素数上の多項式は正則函数でもあるので、C 上の代数多様体は解析空間と解釈することもできる。
同様に、多様体間の正規写像は解析空間の間の正則写像と解釈することができる。少し驚くべきことであるが、しばしば、解析的対象を代数的な方法で解釈することも可能である。
例えば、リーマン球面からリーマン球面自身への解析函数は、有理函数か、もしくは恒等的に無限大の函数であることが容易に証明できる(リウヴィルの定理の拡張として)。
もしそのような函数 f が定数ではないとすると、f(z) が無限遠点となるような z の集合は孤立していて、リーマン球面はコンパクトであるから、高々有限個の z しか f(z) の値が無限大にならない。
そのような z のあらゆる点でのローラン展開を考え、特異点を取り除くと、C 上に値を持つリーマン球面上の函数は、リウヴィルの定理により、定数函数しか残らない。このようにして f は有理函数となる。
この事実は、代数多様体として、複素射影直線とリーマン球面との間には本質的な差異は存在しないことを示している。
つづく
184:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/13 04:12:14.14 Y/m8pgDo.net
>>160
GAGA ジャン=ピエール・セール(Jean-Pierre Serre)による Geometrie Algebrique et Geometrie Analytique Serre (1956)
URLリンク(ja.wikipedia.org)
GAGA
1950年代の前半に、ホッジ理論のようなテクニックを含む代数幾何の基本を作り上げる一環として、2つの理論の間の多くの関係を基礎づけることが、成し遂げられた。
この理論に寄与している主要な論文は、ジャン=ピエール・セール(Jean-Pierre Serre)による Geometrie Algebrique et Geometrie Analytique Serre (1956)であり、現在は通常 GAGA と呼ばれている。
この論文では、代数多様体のクラス、正規射(regular morphism)、層といったものを、解析空間のクラス、正則写像、層へ関連付けるという一般的な結果を証明している。
この対応付けは、層のカテゴリの比較において、これらすべてに対して適用される。
�
185:。日、GAGA-型の結果という用語を使うときは、代数幾何学の対象と射のカテゴリから、解析幾何学の対象と正則写像の作るうまく定義される部分カテゴリへの道を開くような全ての比較定理において使われる。 以下略
186:132人目の素数さん
15/07/13 09:30:18.83 xaurmjN5.net
>>147
>3.ノンスタンダードなんてのも。
そもそも、超準解析の厳密な扱いには、超積とか基礎論が必要で
普通の解析と全く違うんだが。或る程度の学習は、さほど難しくはない。
>>149
何で今更になってそういう文章を書いたのか分からんが、
>平凡だが、幸せな人生というものある。
これは、何を以って幸せというか? という根本的な問題にかかわることで、
その答えは人それぞれだから、幸せの感じ方は人により異なるとしか。
>>111に書いたような話には裏があって、真実の話と共に、幼いときから難しい本読んでいたけど、
結局その後も余りよく分かりませんでしたっていう類の話もあるんだよ。
自分からマジメにそういうことを書いている方もいる。そういう例があるんだよ。
自らで確認して判断出来ない場合、信憑性が高く感じられて来るのは通常後者になるだろう。
だから、証拠もなく確認せずにそういう話をそのまま信じるのはやめろと。
そういうこと。
187:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/17 21:36:00.71 1bZvw6j0.net
>>162
おっちゃん、どうも
ピエール・ドリーニュへのインタビューがある下記
URLリンク(srad.jp)
taro-nishinoの日記: ピエール・ドリーニュへのインタビュー
日記 by taro-nishino 2014年01月17日 20時30分
最終ヴェイユ予想を解決したのは、御存知ピエール・ドリーニュ博士ですが、アホ学部学生が読んで少しは満足するだろう記事"Interview with Pierre Deligne"(PDF)
URLリンク(www.ams.org)
がタイミングよくNotices of the AMSの2月号に載っていましたので、以下に私訳を載せておきます。
ピエール・ドリーニュへのインタビュー
2013年5月
Martin Raussen オールボー大学
Christian Skau ノルウェイ科学技術大学
青年時代
Raussen and Skau:貴方はブリュッセルで第2次世界大戦終りの1944年に生まれました。貴方の最初の数学的体験を聞きたいです。どんな点で、貴方自身の家庭または学校により数学的体験が育まれましたか? 最初の数学的体験を憶えていますか?
ドリーニュ:兄が私より7歳年長なことが幸いだった。私が温度計を見て正と負の数があると認識した時、彼は-1×-1が+1であることを私に説明しようとしたものだった。
それは大きな驚きだった。後に彼が高校生の時に、3次方程式に関するノートを私にくれ、奇妙な解の公式があった。大変興味深く感じた。
私がボーイスカウトだった時、驚くべき幸運があった。そこで父親が高校教師のNijs氏である友を得た。Nijsはたくさんの方法で私を助けた。
特に彼は私に最初の実際の数学の本、すなわちブルバキの集合論を与えたが、それは一少年に与える当然の選択でない。その時、私は14歳だった。その本を消化するのに少なくとも一年かかった。こっそり他の講義もあったと推測する。
つづく
188:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/17 21:39:00.25 1bZvw6j0.net
>>163 つづき
自分自身のリズムで数学を学ぶ偶然を持つことは過去の世紀の
189:驚きを復活させる恩典を持つ。整数から始まって有理数、そして実数をどのように定義され得るかを他のどこかで既に私は読んだことがあった。 だが、ブルバキの中を少し進めて、集合論からどのように整数が定義され得るかを驚き、"同数の要素"を持つ2つの集合に対して、これから整数を導出し、それの意味することを先ずどう定義出来るかを感嘆したのを憶えている。 私は家族の一友人に複素変数に関する本も与えられた。複素変数の話が実変数の話ととても異なることを知ることは大きな驚きだった。一回微分可能なら解析的(べき級数展開を持つ)、等々。学校で退屈だったであろう、それらのことすべてがすごい楽しさを私に与えていた。 そうして、この教師Nijs氏は、ブリュッセル大学教授Jacques Titsに私を知らせた。私がまだ高校にいた期間中、彼のコースとセミナーを聞けた。 Raussen and Skau:貴方がブルバキを勉強したと聞いて非常に驚きます。ブルバキは通常その年齢で難しいと考えられています。貴方の正式な学校教育について少し話してもらえますか? 貴方にとって面白かったのか、または退屈だったのですか? つづく
190:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/17 21:41:38.04 1bZvw6j0.net
>>164 つづき
ドリーニュ:私には優れた一人の初等学校教師がいた。高校よりも初等学校で多くのことを学んだと思う。すなわち、読み方、書き方、算術、更にずっと多くのこと。
この教師が数学においてどのように実験したかを私は憶えている。その実験は私に証明、面、長さについて考えさせた。問題は半球面を同じ半径の円板面を比較することだった。それをするために、教師は両方の面を渦巻き状に紐で覆った。
半球は2倍の紐が必要だった。これは私に多くを考えさせた。すなわち、面を長さでどのように測るか? 半球面が実際に円板面の2倍であることをどのように確信するか?
高校にいた時、私は幾何での問題が好きだった。不思議な命題がさほど困難でない証明を持つから、あの年頃で幾何での証明は意味がある。いったん公理を過ぎて、そんな練習問題をすることを私は非常に楽しんだ。
幾何は、高校レベルで証明が意味のある唯一の数学分野だと私は思う。
更に、証明を書くことはもう一つ別の素晴らしい練習となる。これは数学に関するのみならず、何故事柄が真なのかを正しい仏語(私の場合)で書かなければならない。
例えば代数においてよりも、幾何において言語と数学の強い関係がある。代数は方程式の集まりを見る。論理と言語の力はさほど明らかでない。
Raussen and Skau:たった16歳で貴方はJacques Titsの講義に行きました。校外旅行に参加したので、一週間出席出来なかった話がありますが・・・?
ドリーニュ:本当だ。私はこの話をずっと後に言われた。Titsが講義に来た時、彼は訊いた。すなわち、ドリーニュはどこにいるの? 私が校外旅行にいることを説明されて、講義は次週に延期された。
つづく
191:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/17 21:44:04.42 1bZvw6j0.net
>>165 つづき
Raussen and Skau:貴方を輝ける学生として既に認めていたのに違いありません。Jacques Titsもアーベル賞受賞者です。彼は5年前にJohn Griggs Thompson(群論において偉大なる発見に対して)と共に受賞しました。貴方にとって彼は影響力のある教師でしたか?
ドリーニュ:はい。特に初期において。教える際に、最も重要なことは何をしないかとういうことがある。例えば、Titsは群の中心が不変部分群だと教えなければならなかった。
彼は証明を始め、そして止めて、本質的に言った。すなわち、"不変部分群は、すべて内部自己同型を保つ部分群である。中心の定義は出来ている。従ってデータの全対称を保つ。よって、不変であることは明らかだ"。
私にとって
192:、これは意表を突いた事実だった。つまり、対称性の考えのパワーだ。 Titsが証明を一歩一歩進める必要がなく、かわりに対称性が結果を明らかにしているとただ言えたことは私に多大なる影響を残している。 私は対称性を重視し、私の論文のほぼすべてにおいて、対称性ベースの議論がある。 Raussen and Skau:貴方の数学的才能をTitsがどのように発見したか憶えていますか? つづく
193:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/17 21:46:09.65 1bZvw6j0.net
>>166 つづき
ドリーニュ:それを話せないが、彼に私の世話を言ったNijs氏だったと思う。当時ブリュッセルに、本当に活発な3人の数学者がいた。Tits自身を別にして、Franz Bingen教授、Lucien Waelbroeck教授。
彼等は毎年異なる分野のセミナーを組織した。私はこれらのセミナーに参加し、バナハ代数(Waelbroeckが得意とした)、代数幾何学のような異なるトピックスについて学んだ。
それから、私の推測だが、彼等の3人が私がパリに行く時期だと決めた。Titsが私をグロタンディークに紹介し、セールの講義と同様にグロタンディークの講義に出席するように言われた。それは素晴らしいアドバイスだった。
Raussen and Skau:部外者にとって、これは少し驚きとなることがあります。Titsが数学者としての貴方に関心を持っているので、彼自身の利益のために貴方を獲得しようとするだろうと人は思うかも知れない。だが、彼はしなかった?
ドリーニュ:そう。彼は私にとって何がベストか分かっており、それに応じて行動した。
代数幾何学
Raussen and Skau:パリにおける貴方のキャリアに進む前に、貴方の専門分野、代数幾何学の本質を読者にたぶん説明しようとしなければなりません。
今年初めのアーベル賞発表の間に、フィールズ賞受賞者Tim Gowersが観衆に貴方の研究分野を説明しなければならなかった時、これは彼にとって難しい仕事だと白状して始めました。
分野を描く絵画を見せることが困難で、簡単な応用を説明することも難しいです。それでも、代数幾何学の本質のアイデアを話していただけますか? おそらく代数と幾何を相互に結ぶ特定の問題に言及するでしょうが。
つづく
194:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/17 21:49:20.52 1bZvw6j0.net
>>167 つづき
ドリーニュ:数学において、2つの異なる心持ちが一緒に来る時、いつも非常にいい。デカルトは書いた:"幾何学は偽図形について正しい推論をする技術である"。"図形(Figures)"は複数形だ。
つまり、いろいろな見方を持ち、どれが間違っているかを知ることが大変重要だ。
代数幾何学において、代数学(そこでは方程式を操作出来る)と幾何学(そこでは絵を描ける)両方からの直観を使用出来る。円を描き、方程式x2+y2=1を考えるなら、異なるイメージが心に浮かび、一者を他者に対して起用出来る。
円を軌跡するこの方程式は2次だ。これは円が直線と高々2つの交点しかないことを意味する。これは幾何学的にも見る概念だが、代数は更に多くを与える。
例えば、直線が有理方程式で、円x2+y2=1との交点の一つが有理座標を持つなら、他の交点も有理座標を持つだろう。
代数幾何学は数論的応用を持てる。多項方程式を考える時、異なる数システムにおいて同じ式を使用出来る。例えば、加法と乗法が定義されている有限集合上で、これらの方程式は組合わせ論的問題となる。
すなわち、解の個数を数えようとする。だが、絵が偽である方法を心に留めておきながら、同じ絵を描き続けられる。こうして、組合わせ論的問題を見ながら、幾何学的直観を使用出来る。
私は実際には代数幾何学の中心を研究して来ていない。概して分野にタッチしているだけの問題のすべての種類に興味を持って来ている。だが、代数幾何学は多くの議題にタッチしている! 多項式が登場するとすぐに、それを幾何学的に考えようと努められる。
例えば、ファインマン積分を持つ物理学において、または多項式表現の根の積分を考える時。代数幾何学は多項方程式の整数
195:解の理解にも寄与出来る。楕円函数の古い話がある。すなわち、楕円積分がどのように振舞うか理解するため、幾何学的解釈がきわめて重大だ。 Raussen and Skau:代数幾何学は数学の主要分野の一つです。少なくとも初心者にとって、数学の他分野よりも代数幾何学を学ぶことはもっと努力を要すると貴方は言いますか? つづく
196:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/17 21:54:39.78 1bZvw6j0.net
>>168 つづき
ドリーニュ:多くのツールをマスターしなければならないので、その分野に入ることは難しいと思う。先ず、コホモロジーは今や不可欠だ。もう一つの理由は、代数幾何学は時期の連続で発展し、其々が固有の言語を持つことだ。
最初はイタリア学派(悪名高き格言"代数幾何学において、定理への反例は役立つ追加物である"によって示されるように、少し不正確だった)。その次にザリスキーとヴェイユはより良い足場に物を付けた。
後にセールとグロタンディークは新しい言語を与え、その言語は非常にパワーフルだった。このスキーム言語では、多く表現出来る。数論的応用ともっと幾何学的側面の両方をカバーする。この言語のパワーを理解するのに時間を必要とする。
もちろん、多くの基礎的定理を知る必要があるが、これが主な障害だとは思わない。最も難しいのは、グロタンディークによって作られた言語のパワーを理解し、どのように私達の通常の幾何学的直観に関係付けるかである。
パリでの見習い
Raussen and Skau:貴方がパリに来た時、アレクサンドル・グロタンディークとジャン=ピエール・セールに接触しました。これら2人の数学者の第一印象について話していただけますか?
ドリーニュ:1964年11月のブルバキセミナーの間に、私はTitsによりグロタンディークに紹介された。私は本当にびっくりした。彼は頭を剃り、背が大変高く、少し異様な男だった。
私達は握手したが、彼のセミナーに参加するため私が数ヶ月後にパリへ行くまで何も話さなかった。
つづく
197:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/17 21:57:01.83 1bZvw6j0.net
>>169 つづき
それは本当に異常な体験だった。彼なりに非常にオープンで親切だった。私が出席した最初の講義を憶えている。その中で、彼は"コホモロジーオブジェクト"という表現を何度も使用した。
アーベル群に対するコホモロジーが何であるか知っていたが、"コホモロジーオブジェクト"の意味を知らなかった。講義の後、この表現で意味したことを私は�
198:゙に訊いた。 答を知らなければ話すべきポイントは何もないと他の多くの数学者達が考えただろうと私は思う。彼の反応は全くこれではなかった。アーベル圏において長完全列があって一つの写像の核を見るなら、先行写像の像で割る等々と非常に辛抱強く彼は私に話した。 私は一般的でない状況の中で、以下のことをすぐにわかった。彼は無知な人達に非常にオープンだった。同じアホな質問を3回訊くべきでないが、2回はいいと私は思う。 私は全くアホな質問をすることを恐れなかったし、この慣習は今日まで続けている。講義に出席する時、私は最前列に座り、分からないことがあれば、たとえ私が答えを知っているだろうと思われていても質問する。 前年に行った講義を書き上げないかと彼に頼まれたということで私は幸運だった。彼は私にノートを渡した。多くのこと、ノートの内容と数学を書く方法の両方を学んだ・・・。 これは両方とも平凡な方法、すなわち人は紙の片側のみに書いて、グロタンディークがコメント出来るように余白を残すべきである、だが偽の声明を作ることは許されないとも彼は主張した。 これは極端に難しい。普通人々はショートカットを作る。例えば、符号を保たない。これは彼の基準に合格しないのが常だった。事は正しく、正確でなければならなかった。 私の最初の編集は短すぎる、正確でないと彼は私に言った・・・。完全にやり直しせざるを得なかった。それは私にとって非常にいいことだった。 つづく
199:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/17 22:01:05.67 1bZvw6j0.net
>>170 つづき
セールは全く異なる個性だった。グロタンディークは自然な一般論の中に物事を持つことを好んだ。つまり、全ストーリーを理解すること。
セールはこの重要性を認識するが、美しい特殊ケースを好む。彼はコレージュ・ド・フランスで楕円曲線に関するコースをしていた。
楕円曲線では、保型函数を含んで多くの異なる要素が一緒に来る。セールはグロタンディークよりもずっと広い数学的教養があった。
必要な場合グロタンディークは自身ですべてをやり直し、一方セールは文献のこれ又はあれを見よと人々に語れた。
グロタンディークは極端に読まなかった。彼の古典的イタリア学派幾何学との触合いは基本的にセールとデュドネから来た。
セールがグロタンディークにヴェイユ予想の本質とそれが面白い理由を説明したに違いないと私は考える。
セールはグロタンディークのやった大構築を尊重したが、それは彼の好みではなかった。
セールはモジュラー形式のような美しい概念を持つ小さなオブジェクト、具体的な問題を理解すること(例えば係数間の合同)を好んだ。
彼等の個性は非常に違ったが、セールとグロタンディークの共同研究は非常に重要で、それがグロタンディークの研究のいくらかを可能にしたと私は思う。
Raussen and Skau:地に足をつけるために貴方はセールの講義に行く必要があったと仰っている?
ドリーニュ:そうです。グロタンディークと一緒に一般論に夢中になる危険があったからだ。私の考えでは、彼は実りの無い一般論を決してこしらえなかったが、私にとって重要だと分かった異なるトピックスを見よとセールは私に言った。
つづく
200:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/17 22:04:11.56 1bZvw6j0.net
>>171 つづき
ヴェイユ予想
Raussen and Skau:貴方の最も有名な結果は、いわゆるヴェイユ予想の(最も難しい)第3番目の証明です。しかし、貴方の業績を語る前に、ヴェイユ予想がとても重要である理由を話してもらえますか?
ドリーニュ:一次元状況における曲線についてヴェイユの以前の定理がいくつかあった。有限体上の代数曲線と有理数の間に多くの類似がある。有理数上で、中心問題はリーマン仮説だ。
ヴェイユは有限体上の曲線に対するリーマン仮説の類似を証明してしまっており、いくつかの高次元状況も見ていた。これが当時、グラスマニアンのような簡単な代数多様体のコホモロジーを人が理解し始めたところだった。
有限体上のオブジェクトに対するある点計数が複素数上で起こったものと複素数上の関連空間の形を反映すると考えた。
ヴェイユがそれを考察した時、ヴェイユ予想には隠された2つのストーリーがある。第一に、明らかに組合わせ論的問題と複素数上の幾何学的問題の間に何故関係があるべきなのか? 第二に、リーマン仮説の類似と何なのか?
2つの種類の応用はこれらの類似から来た。最初はヴェイユ自身とともに始まった。すなわち、数論的函数に対する評価。
私にとって、それらは最重要ではない。複素数上のストーリー(そこではトポロジーを使える)と組合わせ論的ストーリーの間に関係があるべき理由を説明する形式論のグロタンディークによる構築がもっと重要だ。
2番目に、有限体上の代数多様体が標準自己準同型フロベニウスを容認する。対称性として見てよく、この対称性は全状況を非常に厳密にする。それから、この情報を複素数上の幾何学的世界へ戻せる。
それは古典的代数幾何学において起こるであろうことに関する制約となり、これは表現論と保型形式論に対する応用の中で使用されている。
最初はそんな応用があることが明らかでなかったが、私にとって、それらがヴェイユ予想が重要である理由だ。
つづく
201:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/17 22:08:14.52 1bZvw6j0.net
>>172 つづき
Raussen and Skau:グロタンディークは最終ヴェイユ予想を証明する方法の計画を立てたが、うまく行かなかった。この計画についてコメント出来ますか? 貴方が証明した方法に影響がありましたか?
ドリーニュ:ない。グロタンディークの計画は人々を一定方向のみに考えさせたから、ある意味で証明を見つける障害だった。計画に従って証明出来たならば、他のいろいろ面白いことも説明しただろうから、もっと満足だったであろう。
だが、全計画が代数多様体で十分な代数的サイクルを探すことに依存し、この問題について1970年代から実質何の進歩も無かった。
私は全く違うアイデアを使った。Rankinの研究と彼の保型形式に関する研究により呼起こされている。まだ多くの応用があるが、グロタンディークの夢を実現
202:しなかった。 Raussen and Skau:グロタンディークはヴェイユ予想が証明されてもちろん喜びましたが、それでも少し失望したと聞きましたが? ドリーニュ:そうです。かつ、良い理由があって。彼の計画が実現したならば、ずっと結構なことだっただろう。彼はもう一つ別の道があるだろうとは考えなかった。 彼は私が証明したと聞いて、これやあれをしたに違いないと思ったが、私はしなかった。それが失望の理由だと思う。 Raussen and Skau:セールが証明を聞いた時の反応を貴方は語る必要があります。 ドリーニュ:まだ完璧な証明でなかった時に私は彼に手紙を書いたが、テストケースは明らかだった。彼は腱損傷の手術のため病院へ行かざるを得なかった前に、手紙を受けたと思う。 今や証明はほぼなされていると知ったから、手術室へは気分爽快な状態で入ったと彼は後で私に言った。 つづく
203:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/17 22:12:44.39 1bZvw6j0.net
>>173 つづき
Raussen and Skau:多くの有名数学者達が最終ヴェイユ予想の貴方の証明を驚異と言って来ています。証明につながるアイデアをどのように得たのか述べてもらえますか?
ドリーニュ:同時に私の自由になる必要なツールを持ったということ、それらのツールが働くだろうと分かったということで私は幸運だった。証明のいくつかの部分はその後Gerard Laumonにより簡略されていて、これらのツールの多くがもはや必要でない。
当時グロタンディークは、代数多様体の超平面切断の族に関するソロモン・レフシェッツの1920年代からの研究を純粋に代数的なフレームワークに加えるアイデアを持った。
特に興味深いのはレフシェッツの命題(後にウィリアム・ホッジによって証明された、いわゆるハード・レフシェッツ定理)だった。レフシェッツのアプローチは位相的だった。
人が考えるかも知れないことと対照的に、もし議論がホッジによって与えられた証明のような解析的であるよりも、議論が位相的ならば抽象代数幾何学へ翻訳する良いチャンスがある。
グロタンディクは私に1924年のレフシェッツによる本L'analysis situs et la geometrie algebrique[訳注: 位置解析と代数幾何学]を見てくれないかと頼んだ。美しく、とても直感的な本であり、私が必要だったいくつかのツールを含んでいた。
私は保型形式にも興味を持った。Robert Rankinによる評価について私に話したのはセールだと思う。私は注意深く調べた。
Rankinは、関連しているL-函数(ランダウの結果を用いるために必要だった)に対して証明することでモジュラー形式の係数に対する自明でない評価を得ていた。その中で、L-函数の極の位置が局所因子の極に関する情報を与えた。
グロタンディークの研究が極に与えたコントロールのために、同じツールがずっと洗練されていないやり方で、ただ平方の和が正であることを使えば、ここで使用出来ると私は分かった。これが十分だった。
極は零点よりもずっと理解しやすく、Rankinのアイデアを用いることが可能だった。
私の自由となる、これらのツールすべてを持ったが、どのようにそれらをまとめたかを語れない。
まだ続くが取りあえず終わる
204:オワコンの
15/07/17 22:14:32.38 rVdvJffQ.net
運営乙
205:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/17 22:23:04.99 1bZvw6j0.net
>>163-174をまとめると
1.”ブルバキの集合論を与えたが、それは一少年に与える当然の選択でない。その時、私は14歳だった。その本を消化するのに少なくとも一年かかった。”
2.”たった16歳で貴方はJacques Titsの講義に行きました。”
3.”1964年11月のブルバキセミナーの間に、私はTitsによりグロタンディークに紹介された。”
4.”私は全くアホな質問をすることを恐れなかったし、この慣習は今日まで続けている。講義に出席する時、私は最前列に座り、分からないことがあれば、たとえ私が答えを知っているだろうと思われていても質問する。”
です
206:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/17 22:26:39.46 1bZvw6j0.net
>>175
unei? おまえがな
オワコン? しったことではない
ここは天下のおれのメモ帳、備忘録さ HaHaHa
207:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/17 22:32:20.99 1bZvw6j0.net
>>162
おっちゃん、どうも
>何で今更になってそういう文章を書いたのか分からんが、
人生って、結局巡り会いかなーと最近思うようになった
ピエール・ドリーニュへのインタビューを読んでもそうだ
>>平凡だが、幸せな人生というものある。
>これは、何を以って幸せというか? という根本的な問題にかかわることで、
208: まあそうだが 平凡は平凡で、不幸な天才より、人生としては幸せかもしれないと
209:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/17 22:47:01.65 1bZvw6j0.net
>>162
おっちゃん、どうも
>>3.ノンスタンダードなんてのも。
>そもそも、超準解析の厳密な扱いには、超積とか基礎論が必要で
>普通の解析と全く違うんだが。或る程度の学習は、さほど難しくはない。
一時の風潮として、「微積はデルタイプシロンでないと数学ではない。ワイエルシュトラス、まんせー!」があった
いまでも残っている
が、ノンスタンダードが出て、そう一面的な見方だけではないよと
超関数でデルタ関数が扱えるようになって、デルタイプシロンだけではだめだろうと
210:132人目の素数さん
15/07/18 00:28:37.08 URLGzpCR.net
コピペが始まれば、土日が始まった気分になる
211:132人目の素数さん
15/07/18 00:39:11.93 13aZFE2U.net
>>179
ガロア原論文まんせー!というスレの趣旨からすると引退宣言のような書き込みだね
212:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 04:49:27.66 Dy2WdOHw.net
>>180
どうも。スレ主です。ありがとう
>>181
どうも。スレ主です。
>ガロア原論文まんせー!というスレの趣旨からすると引退宣言のような書き込みだね
趣旨がよく分からないんだが・・
なんども書いたが、ガロア原論は学ぶべき価値があると思うんだよね
1.いわゆる抽象代数学の原点
2.ブレークスルーがある
3.いまの整備されたアルティン流のガロア理論 VS オリジナルのガロアのアイデア。その視点が、自分が何か問題に取り組むときの役に立つのではと
4.対して、ワイエルシュトラスの原論文(デルタイプシロン)を読めという人を、寡聞にして知らない
5.デルタイプシロンは、現在の位相の元かも知れないが。しかし、位相を代数的視点で見るならば、ブレークスルーはむしろP進数とp-進付値ではないだろうか
P進数URLリンク(ja.wikipedia.org) p-進付値URLリンク(ja.wikipedia.org)
213:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 04:52:11.10 Dy2WdOHw.net
>>182 訂正
ガロア原論は学ぶべき価値があると思うんだよね
↓
ガロア原論文は学ぶべき価値があると思うんだよね
214:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 04:56:05.34 Dy2WdOHw.net
補足
私スレ主のガロア原論文に対する思いと、ワイエルシュトラスのデルタイプシロンに対する思いは、真逆なんだよね
215:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 05:03:25.96 Dy2WdOHw.net
検索したら、こんなのがヒット
URLリンク(oshiete.goo.ne.jp)
ε-δ論法について 質問者:rockman9 質問日時:2005/05/21
大学1年です。題名通りですが微分積分学に出てくるこの論法が全く理解できません。
教授に聞いても教科書に書いてあることをそのまま説明するしかしないので、その教科書を読んでも理解できないのですから全く意味が無いです。
いきなり分けのわからない変数が2つも出てきますし...
どなたか教科書に出てるような抽象的なものよりも理解しやすい説明がありましたら(独自の説明で構いません!)教えてください!お願いします。
また理解しても問題が解けなければならないので、例題として1問だけ載せてみます。説明の際に利用できるようでしたら是非使ってください!
問
a_n=α+1/n^2 とする。(α>0)
lim(n→∞)a_n=α であることをε-δ論法を用いて証明せよ。
つづく
216:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 05:09:07.12 Dy2WdOHw.net
>>185 つづき
URLリンク(oshiete.goo.ne.jp)
回答4件 No.4 回答者:betagamma 回答日時:2005/05/22
抜粋
大学4年です。苦労しますよねw自分は、工学部で応用数学とか情報科学に近いところをやっている人間です。
質問者さんが、何学部何学科にいるかはわかりませんが、学科によっては必ずしもεーδ論法は必要ではないと思うのです。
εーδ論法は大切で、それを使わないと厳密に理解できない応用とかもたくさんありますし、とけないテスト問題もありますが、それ以外に勉強してほしい数学もたくさんあります。
実際、自分の大学では、εーδ論法でつまづく人があまりにも
217:多く、εーδ論法を使うクラスと使わないクラスに、大学1年の時は分かれていました。 3年間大学で勉強したものの感想としては、 情報系・応用数学にいく人は、εーδ論法は、そのうちどこかで出てくると思うので、知っておいた方がいいでしょう。あと、経済工学とかでも、出てくると思います。 ですが、機械・化学・生命化学とかにいく人は、微分方程式と線形代数がわかれば、εーδなんて知らなくてもいいんじゃないかな、と思います。 どうしてかといいますと、結局、εーδは、数学の証明をするときは必要な道具なのですが、逆にそれ以外ではあまり出てこないのです。 そもそも、無限小という考え方は、数学上はできますけど、いざコンピューターをまわして計算しようと思ったら無限小は絶対表現できないので、応用上はあんまり有用ではない訳です。 あと、たぶん 微分方程式・線形代数・ベクトル解析・複素解析とか、だいたいやらされると思います。 微分方程式の解き方とかも、実は応用上は重要じゃないんですよね。 というのは、実際問題、式でとけるような微分方程式を扱うことは少なくて(そんな問題は既にとっくの昔にやられてしまっているので)、コンピューターをまわして数値解法で解く、というのが主流なので、手計算で解けなくてもいいわけですw ベクトル解析は、divとrotが何かぐらいわかっておいた方が、いいんじゃないかなと思います。線形代数は、最低限行列式が求められればよいのでは? とかなんとかいってみましたが、これは、四年になったときに、数学を忘れていても最低限これだけできれば、勉強しながらついていけるよ、という話で、これだけで4年にあがれるかどうかは別問題ですw
218:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 05:09:54.89 Dy2WdOHw.net
>>185 つづき
URLリンク(oshiete.goo.ne.jp)
回答4件 No.4 回答者:betagamma 回答日時:2005/05/22
抜粋
大学4年です。苦労しますよねw自分は、工学部で応用数学とか情報科学に近いところをやっている人間です。
質問者さんが、何学部何学科にいるかはわかりませんが、学科によっては必ずしもεーδ論法は必要ではないと思うのです。
εーδ論法は大切で、それを使わないと厳密に理解できない応用とかもたくさんありますし、とけないテスト問題もありますが、それ以外に勉強してほしい数学もたくさんあります。
実際、自分の大学では、εーδ論法でつまづく人があまりにも多く、εーδ論法を使うクラスと使わないクラスに、大学1年の時は分かれていました。
3年間大学で勉強したものの感想としては、
情報系・応用数学にいく人は、εーδ論法は、そのうちどこかで出てくると思うので、知っておいた方がいいでしょう。あと、経済工学とかでも、出てくると思います。
ですが、機械・化学・生命化学とかにいく人は、微分方程式と線形代数がわかれば、εーδなんて知らなくてもいいんじゃないかな、と思います。
どうしてかといいますと、結局、εーδは、数学の証明をするときは必要な道具なのですが、逆にそれ以外ではあまり出てこないのです。
そもそも、無限小という考え方は、数学上はできますけど、いざコンピューターをまわして計算しようと思ったら無限小は絶対表現できないので、応用上はあんまり有用ではない訳です。
あと、たぶん 微分方程式・線形代数・ベクトル解析・複素解析とか、だいたいやらされると思います。
微分方程式の解き方とかも、実は応用上は重要じゃないんですよね。
というのは、実際問題、式でとけるような微分方程式を扱うことは少なくて(そんな問題は既にとっくの昔にやられてしまっているので)、コンピューターをまわして数値解法で解く、というのが主流なので、手計算で解けなくてもいいわけですw
ベクトル解析は、divとrotが何かぐらいわかっておいた方が、いいんじゃないかなと思います。線形代数は、最低限行列式が求められればよいのでは?
とかなんとかいってみましたが、これは、四年になったときに、数学を忘れていても最低限これだけできれば、勉強しながらついていけるよ、という話で、これだけで4年にあがれるかどうかは別問題です
219:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 05:10:43.32 Dy2WdOHw.net
>>185 つづき
URLリンク(oshiete.goo.ne.jp)
回答4件 No.4 回答者:betagamma
抜粋
大学4年です。苦労しますよねw自分は、工学部で応用数学とか情報科学に近いところをやっている人間です。
質問者さんが、何学部何学科にいるかはわかりませんが、学科によっては必ずしもεーδ論法は必要ではないと思うのです。
εーδ論法は大切で、それを使わないと厳密に理解できない応用とかもたくさんありますし、とけないテスト問題もありますが、それ以外に勉強してほしい数学もたくさんあります。
実際、自分の大学では、εーδ論法でつまづく人があまりにも多く、εーδ論法を使うクラスと使わないクラスに、大学1年の時は分かれていました。
3年間大学で勉強したものの感想としては、
情報系・応用数学にいく人は、εーδ論法は、そのうちどこかで出てくると思うので、知っておいた方がいいでしょう。あと、経済工学とかでも、出てくると思います。
ですが、機械・化学・生命化学とかにいく人は、微分方程式と線形代数がわかれば、εーδなんて知らなくてもいいんじゃないかな、と思います。
どうしてかといいますと、結局、εーδは、数学の証明をするときは必要な道具なのですが、逆にそれ以外ではあまり出てこないのです。
そもそも、無限小という考え方は、数学上はできますけど、いざコンピューターをまわして計算しようと思ったら無限小は絶対表現できないので、応用上はあんまり有用ではない訳です。
あと、たぶん 微分方程式・線形代数・ベクトル解析・複素解析とか、だいたいやらされると思います。
微分方程式の解き方とかも、実は応用上は重要じゃないんですよね。
というのは、実際問題、式でとけるような微分方程式を扱うことは少なくて(そんな問題は既にとっくの昔にやられてしまっているので)、コンピューターをまわして数値解法で解く、というのが主流なので、手計算で解けなくてもいいわけですw
ベクトル解析は、divとrotが何かぐらいわかっておいた方が、いいんじゃないかなと思います。線形代数は、最低限行列式が求められればよいのでは?
とかなんとかいってみましたが、これは、四年になったときに、数学を忘れていても最低限これだけできれば、勉強しながらついていけるよ、という話で、これだけで4年にあがれるかどうかは別問題です
220:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 05:14:29.82 Dy2WdOHw.net
>>185 つづき
URLリンク(oshiete.goo.ne.jp)
回答4件 No.4 回答者:betagamma
大学4年です。苦労しますよねw自分は、工学部で応用数学とか情報科学に近いところをやっている人間です。
質問者さんが、何学部何学科にいるかはわかりませんが、学科によっては必ずしもεーδ論法は必要ではないと思うのです。
εーδ論法は大切で、それを使わないと厳密に理解できない応用とかもたくさんありますし、とけないテスト問題もありますが、それ以外に勉強してほしい数学もたくさんあります。
実際、自分の大学では、εーδ論法でつまづく人があまりにも多く、εーδ論法を使うクラスと使わないクラスに、大学1年の時は分かれていました。
3年間大学で勉強したものの感想としては、
情報系・応用数学にいく人は、εーδ論法は、そのうちどこかで出てくると思うので、知っておいた方がいいでしょう。あと、経済工学とかでも、出てくると思います。
ですが、機械・化学・生命化学とかにいく人は、微分方程式と線形代数がわかれば、εーδなんて知らなくてもいいんじゃないかな、と思います。
どうしてかといいますと、結局、εーδは、数学の証明をするときは必要な道具なのですが、逆にそれ以外ではあまり出てこないのです。
そもそも、無限小という考え方は、数学上はできますけど、いざコンピューターをまわして計算しようと思ったら無限小は絶対表現できないので、応用上はあんまり有用ではない訳です。
あと、たぶん 微分方程式・線形代数・ベクトル解析・複素解析とか、だいたいやらされると思います。
微分方程式の解き方とかも、実は応用上は重要じゃないんですよね。
というのは、実際問題、式でとけるような微分方程式を扱うことは少なくて(そんな問題は既にとっくの昔にやられてしまっているので)、コンピューターをまわして数値解法で解く、というのが主流なので、手計算で解けなくてもいいわけですw
ベクトル解析は、divとrotが何かぐらいわかっておいた方が、いいんじゃないかなと思います。線形代数は、最低限行列式が求められればよいのでは?
とかなんとかいってみましたが、これは、四年になったときに、数学を忘れていても最低限これだけできれば、勉強しながらついていけるよ、という話で、これだけで4年にあがれるかどうかは別問題です(略)
221:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 05:15:30.29 Dy2WdOHw.net
>>185 つづき
URLリンク(oshiete.goo.ne.jp)
回答 No.4 回答者:betagamma
大学4年です。苦労しますよねw自分は、工学部で応用数学とか情報科学に近いところをやっている人間です。
質問者さんが、何学部何学科にいるかはわかりませんが、学科によっては必ずしもεーδ論法は必要ではないと思うのです。
εーδ論法は大切で、それを使わないと厳密に理解できない応用とかもたくさんありますし、とけないテスト問題もありますが、それ以外に勉強してほしい数学もたくさんあります。
実際、自分の大学では、εーδ論法でつまづく人があまりにも多く、εーδ論法を使うクラスと使わないクラスに、大学1年の時は分かれていました。
3年間大学で勉強したものの感想としては、
情報系・応用数学にいく人は、εーδ論法は、そのうちどこかで出てくると思うので、知っておいた方がいいでしょう。あと、経済工学とかでも、出てくると思います。
ですが、機械・化学・生命化学とかにいく人は、微分方程式と線形代数がわかれば、εーδなんて知らなくてもいいんじゃないかな、と思います。
どうしてかといいますと、結局、εーδは、数学の証明をするときは必要な道具なのですが、逆にそれ以外ではあまり出てこないのです。
そもそも、無限小という考え方は、数学上はできますけど、いざコンピューターをまわして計算しようと思ったら無限小は絶対表現できないので、応用上はあんまり有用ではない訳です。
あと、たぶん 微分方程式・線形代数・ベクトル解析・複素解析とか、だいたいやらされると思います。
微分方程式の解き方とかも、実は応用上は重要じゃないんですよね。
というのは、実際問題、式でとけるような微分方程式を扱うことは少なくて(そんな問題は既にとっくの昔にやられてしまっているので)、コンピューターをまわして数値解法で解く、というのが主流なので、手計算で解けなくてもいいわけですw
ベクトル解析は、divとrotが何かぐらいわかっておいた方が、いいんじゃないかなと思います。線形代数は、最低限行列式が求められればよいのでは?
とかなんとかいってみましたが、これは、四年になったときに、数学を忘れていても最低限これだけできれば、勉強しながらついていけるよ、という話で、これだけで4年にあがれるかどうかは別問題です(略)
222:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 05:16:28.02 Dy2WdOHw.net
>>185 つづき
URLリンク(oshiete.goo.ne.jp)
回答 No.4
大学4年です。苦労しますよねw自分は、工学部で応用数学とか情報科学に近いところをやっている人間です。
質問者さんが、何学部何学科にいるかはわかりませんが、学科によっては必ずしもεーδ論法は必要ではないと思うのです。
εーδ論法は大切で、それを使わないと厳密に理解できない応用とかもたくさんありますし、とけないテスト問題もありますが、それ以外に勉強してほしい数学もたくさんあります。
実際、自分の大学では、εーδ論法でつまづく人があまりにも多く、εーδ論法を使うクラスと使わないクラスに、大学1年の時は分かれていました。
3年間大学で勉強したものの感想としては、
情報系・応用数学にいく人は、εーδ論法は、そのうちどこかで出てくると思うので、知っておいた方がいいでしょう。あと、経済工学とかでも、出てくると思います。
ですが、機械・化学・生命化学とかにいく人は、微分方程式と線形代数がわかれば、εーδなんて知らなくてもいいんじゃないかな、と思います。
どうしてかといいますと、結局、εーδは、数学の証明をするときは必要な道具なのですが、逆にそれ以外ではあまり出てこないのです。
そもそも、無限小という考え方は、数学上はできますけど、いざコンピューターをまわして計算しようと思ったら無限小は絶対表現できないので、応用上はあんまり有用ではない訳です。
あと、たぶん 微分方程式・線形代数・ベクトル解析・複素解析とか、だいたいやらされると思います。
微分方程式の解き方とかも、実は応用上は重要じゃないんですよね。
というのは、実際問題、式でとけるような微分方程式を扱うことは少なくて(そんな問題は既にとっくの昔にやられてしまっているので)、コンピューターをまわして数値解法で解く、というのが主流なので、手計算で解けなくてもいいわけですw
ベクトル解析は、divとrotが何かぐらいわかっておいた方が、いいんじゃないかなと思います。線形代数は、最低限行列式が求められればよいのでは?
とかなんとかいってみましたが、これは、四年になったときに、数学を忘れていても最低限これだけできれば、勉強しながらついていけるよ、という話で、これだけで4年にあがれるかどうかは別問題です(略)
223:132人目の素数さん
15/07/18 05:43:39.81 Dy2WdOHw.net
どうも。スレ主です。
>>186-191
Jane Style で書き込みに失敗したと出るので、何度もやり直したら、実は失敗でなく多重カキコになってしまいました
申し訳ありません。m(_ _)m
224:132人目の素数さん
15/07/18 06:01:56.15 Dy2WdOHw.net
どうも。スレ主です。しばらく、通常ブラウザで
URLリンク(www.amazon.co.jp)
微分積分学 (数学シリーズ) 単行本(ソフトカバー) – 1996/12/5 難波 誠 (著)
投稿者 こまおよ 投稿日 2013/1/31
形式: 単行本(ソフトカバー)
ε-δ論法に真正面から取り組むとあるが、かなり丁寧に説明してある。あっさり理解できた。
このシリーズでの制約はあるにせよ、著者の解析学全般をカバーする体系書があったら、と思った。
古典的な教科書と違い、行間のスペースも適切で証明もきれい。標準的な教科書としても、難しければよいというものでもない。良い教科書だと思う。
投稿者 榊弘道 投稿日 2015/1/8
形式: 単行本(ソフトカバー)
この本はかれこれ20年近く前に読んだ解析学の本の自分としては納得のできた第1冊目の本です。問題も全て解きました。
投稿者 泥まみれ 投稿日 2011/6/4
形式: 単行本(ソフトカバー)
大学の微分積分学の教科書はイプシロン・デルタでなければならないといふのが俺の信念だ。最近は高等学校までの教育が最悪で、大学生の学力もずたずただから、大学の教科書でもイプシロン・デルタを使はない場合が多くなつてゐる。
本書はイプシロン・デルタの立場で書いてをり、この姿勢は評価してよい。
225:132人目の素数さん
15/07/18 06:08:46.90 Dy2WdOHw.net
どうも。スレ主です。しばらく、通常ブラウザ使います
URLリンク(taketo1024.hateblo.jp)
2015-02-08 ε と δ ~ 無限小の代理人
抜粋
どうも、佐野です。
εδ 論法のはじまり
εδ 論法は、19世紀にコーシーやワイエルシュトラスといった数学者によって完成された解析学の論法です。
17世紀、ニュートンとライプニッツによって微積分学が作られ、リンゴの落下から天体の運動まで微積分を使った方程式で記述できるようになり、自然科学に革命が起こされました。
18世紀においても解析学の発展は続いていくのですが、しかし徐々に根本的な問題が浮かび上がってくるようになります。
(以下εδ 論法の説明が続きますが、省略)
226:132人目の素数さん
15/07/18 06:19:34.14 5C0SnurY.net
正の実数 ε を任意に取る。
N∋n > [√(1/ε)] ⇒ 1/n^2 < ε であるから、定義により lim[n→∞](1/n^2)=0
すぐわかるように lim[n→∞]α=α だから、
lim[n→∞]a_n=lim[n→∞](α+1/n^2)=lim[n→∞]α+lim[n→∞](1/n^2)=α+0=α
227:132人目の素数さん
15/07/18 07:49:37.57 utoKth6A.net
>>179
>4.対して、ワイエルシュトラスの原論文(デルタイプシロン)を読めという人を、寡聞にして知らない
ε-δをはじめて考え出したのは、ワイエルシュトラスというより、むしろボルツァーノやコーシー。
ワイエルシュトラスより前から、関数をフーリエ級数として展開出来るかやその収束性が問題になっていて、
ε-δを考え出す必要に迫られていたから、コーシーとかがε-δを考え出していた。
ボルツァーノは目立たないところにε-δ関係の論文を出したりしていたから、或る意味で必然の成り行きかと。
抽象代数の原点は、ガロア理論ではなく、ルジャンドルやアーベルとかガウスじゃないか。
228:132人目の素数さん
15/07/18 08:44:16.93 Dy2WdOHw.net
どうも。スレ主です。しばらく、通常ブラウザ使います
(備忘録 役に立ちそうなことをメモっていきますが、私と同じです(^^;)
URLリンク(tfje.seesaa.net)
ある開発エンジニアの備忘録
役に立ちそうなことをメモっていきます
2009年08月15日
[読書]イプシロン-デルタ
抜粋
イプシロン-デルタ (数学ワンポイント双書 20) 作者: 田島 一郎 出版社/メーカー: 共立出版 発売日: 1978/05
久しぶりに、シビレル本に出会いました。
もう今更、ε-δ論法なんて勉強する必要もないけど、この本を読んで、ろくすっぽ勉強せずに過ぎていった学生時代を思い出しました。
あの時、この本読んでたら、もうチョット微分積分を勉強して、理解出来ていたのかもしれません。もう遅いけど。
イプシロン-デルタ論法自体は、大学の微分積分になって初めて出てきます。高校の数学で、なんとなくやっていた極限操作を厳密に定義します。
考え方自体は、そんなに難しくは無いんですが、応用問題とかになると頭がこんがらがって、訳が判らなくなります。大学に入って、最初につまづく個所です。
この本は、そのイプシロン-デルタに的を絞って解説した本です。100ページ程度の薄っぺらい本ですが、中身が異常に詰まっています。
少なくとも私は、読んでいて何回も「なるほど」と感心しました。判りにくい数学記号にも、少しは慣れます。
内容は、イプシロン-デルタ法の必要性から始まり、数列および関数の極限値、実数や関数の連続性と続きます。少しも論理に飛躍が無く、スムーズに話が展開されま�
229:キ。 つまづきそうな個所を先取りして、その辺の痒いところを丁寧に説明してくれます。おそらく、高校レベルの数学知識があれば、1週間くらいで読破できると思います。
230:132人目の素数さん
15/07/18 09:25:30.06 Dy2WdOHw.net
>>195
どうも。スレ主です。>>185の解答ですね
>>196
おっちゃん、どうも
数学史ありがとう
ε-δ = ワイエルシュトラスと耳たこだったので、そう思っていた
>抽象代数の原点は、ガロア理論ではなく、ルジャンドルやアーベルとかガウスじゃないか。
そこは諸説あるだろう
高瀬 正仁氏なら、ガウスだというのだろうね
231:132人目の素数さん
15/07/18 09:38:01.50 Dy2WdOHw.net
>>196
どうも。スレ主です。
URLリンク(ja.wikipedia.org)
ε-δ 論法
歴史的背景
アイザック・ニュートンとゴットフリート・ライプニッツが創設した微分積分学は、その根底に無限小(どんな正の数よりも小さな正の数)や無限大(どんな数よりも大きな数)といった実数の範囲では定義できない概念を用いたものであり、
このような状況はレオンハルト・オイラーによって微分積分学が大幅な発展を遂げる18世紀まで継続された。
19世紀に入るとオーギュスタン=ルイ・コーシーやベルナルト・ボルツァーノらによって、厳密な議論に基づいて微分積分学を再構築しようとする試みがなされるようになる。
この時期から収束や連続に関する議論は次第に厳密性を増していく。
ε-δ 論法は1860年代のカール・ワイエルシュトラスの講義によって完成されたもので、これによって無限小や無限大という概念を一切使用せずに収束・連続を議論できるようになった[1]。
数学史において、微積分学を完成させたとする評価もあるコーシーは『解析教程』(Cours d'analyse de l'Ecole royale polytechnique) で、ε-δ 論法を用いて関数の連続性の基礎づけを行った。
しかし、この時点でも、連続と一様連続の区別はなかったためにコーシーは自著の中でそのことに起因する誤りをおかしている。
なお、ε-δ 論法の登場により一度は数学から追放された無限小や無限大を用いる解析も現代では超実数を用いることで正当化され、超準解析(Non-standard analysis または古典的に無限小解析 Infinitesimal analysis とも呼ばれる)という分野で研究されている。
数学教育における取り扱い
ε-δ 論法を用いない微分積分学は厳密性に欠ける部分が多くなるため、教育界などでは高校数学の段階でε-δ 論法を教えるべきである、という意見もある。
一方で、所謂理系分野の学問であっても数学、物理学以外の分野では、ε-δ 論法で記述するほどの厳密性を考慮しなくても、大抵の議論は結果だけ見れば正しい結論に行き着くことが可能であるため、
大学教育においてすらε-δ 論法を不要と見なす意見もあり、ε-δ 論法を教える事の必要性については、数学教育における古くて新しい論争といえる。
232:132人目の素数さん
15/07/18 09:41:46.66 Dy2WdOHw.net
ノンスタンダードと「直感的量の無限小量を考え無限小解析を導入する試み」とは同じと思うが、面白い考えだ
URLリンク(www.shinko-keirin.co.jp)
授業実践記録 「無限小量とは何か」の問いに答えて 武蔵工業大学付属高等学校 田口哲夫
1.はじめに
大学の授業において,微分積分における収束発散の議論は,εーδ論法でなされ,高校においても微分積分は,
『直感的に理解しておけ』など,意味をもたせずに dy は『単なる記号』,
さらには,dy/dx (ディy ディx と読む) は有限確定値の極限値であるから dy と dx
233:で切り離すことはできないと教えている先生も多い. その後,いくつかの計算,特に逆関数の微分ではあたかも分数のように計算し,置換積分において dy と dx は無理矢理切り離され生徒は記号の魔術にかかり『計算の結果さえあたればよいという』大胆な生徒も出現してくる. このことで,本来の数学教育が崩壊していくはめにある.ここに,自然現象を捉える学生への解析学の基本定理である無限小解析をオイラーにならって導入してみよう. まさに,高校生の数学IIIC の授業において,微分積分の想像をかき立てる局所的性質を納得するのに,直感的量の無限小量を考え無限小解析を導入する試みである. つづく
234:132人目の素数さん
15/07/18 09:44:02.86 Dy2WdOHw.net
つづき
URLリンク(www.shinko-keirin.co.jp)
(中略)
5.終わりに
高校数学から,一次変換,微分方程式が消え,『線形性』『変数分離形』『同次形』という難解な言葉が教科書や参考書からなくなってから十数年が経過した.
微分のもつ本来の瞬間的な意味も強調されなくなり,さらに,大学入試では数学 II ・Bまでの範囲で受験する生徒やAO入試学生も増える中,『置換積分』『部分積分』の計算すら完全に解答できない生徒も急速に増えている.
これは,我々教師が数学の微分積分の分野でしか捉えることのできない『無限小の世界』を無視して,極限や計算力に対する詰め込み知識しか学生に与えてこなかったからであろう.
工学や理学者での利用する立場から現象をもう一度考えなおすべき時期にきていると感じる.
高校生に特に想像をかき立てる,数学者コーシー以前の『オイラーの無限小解析』にもどって講議することこそ大切ではないか.
特に,無限小超実数の定義や,例題1,2で無限小量を利用するときの間違いやすい点,さらに,オイラーの微分は大学1年次の『全微分』につながっていくことを強調しておきたい.
教科書を早く終わらせることに周知して大学入試のためのパターン問題演習に入るといった高校も今後増えていく一方にある中,『εーδ論法』とはいかないまでも,局所的解析を納得させる授業技術を心掛けていかなければならないと思う昨今である.
[参考文献]
1,dx と dy の解析学 高瀬正仁著
2,無限小解析の基礎 キースラー著 齋藤正彦訳
235:132人目の素数さん
15/07/18 09:48:31.22 Dy2WdOHw.net
このPDFの数学史が面白い
URLリンク(www.math.sci.hokudai.ac.jp)
定積分の定義について 2014 年度微分積分学II (担当:矢野充志) 北大
URLリンク(www.math.sci.hokudai.ac.jp)
KETpicメモ
KETpicとは、数式処理システム (Mathematica, Maple, Scilabなど) を利用した作図をTeX文書に挿入するためのマクロパッケージである。数式処理システムからの出力と違い、次のような利点がある:
ベクタ形式の図 (PDF、EPSなど) を得られる
白黒の簡潔でわかりやすい図を得られる
3次元空間内の曲面などで、輪郭線や陰線をわかりやすく描画できる
図中に補助線・記号・LaTeX数式を簡単に記入できる
ステレオグラムを作れる
ここでは、フリーウェアの数値計算システムScilabを利用したKETpicに関するメモを残す。Mathematica版やMaple版もあるが、Maple版ではうまく動かないコマンドがあったことと、Scilab版のほう
236:が最新のバージョンのKETpicが使えるのでこちらをおすすめしたい。 なにはともあれ、実例 -> Showcase
237:132人目の素数さん
15/07/18 09:59:14.04 Dy2WdOHw.net
これ面白い
URLリンク(wittyzemi.blog.fc2.com)
Wittyブログ 「ε-δ論法」参上! 2015 6/19(金)
抜粋
こんにちは、Wittyゼミ 数学科講師 の宮城です。
大学入試の「受験数学」とはぜんぜんちがうでしょ。だっから、学問としての「抽象数学」はおもしろいのよ! だっから、「受験数学エリート」が数学科で落ちこぼれていくのかもね。
今でも忘れませんよ、大学2年の前期に、よく質問に行く解析学(微積のことさ~)の教授の教官室にいつものように質問に行きましたよ(教育学部の5階よっ)。
そしたらさ~、1時間、説教されてさ~、俺なきそうだったよ、ガチで。
「毎回の質問の内容がくだらなさ過ぎる」と。いちお、数学の質問よ!
まあ~、予備校だったらさ~、「良く来たね~、おりこう、おりこう」言われていますよ。
みなさん、高校や予備校と大学はぜんぜんちがうぜ~。
そして、こう言われましたね。「あんた、数学やっていておもしろくないだろ!なっ!」
「あんたをみてるとさ、数学っていうわけのわからない重い石を、苦虫噛み潰しながらいやいや押しているようにしかわしには見えんのだがね!なっ、そうだろ!」
「あんたは、受験数学の続きをやっているんだよ、だめだよ、そんなんじゃ」「そんな勉強の仕方するんだったら、今すぐ数学科なんかやめちまえ!」
この時点で、ぼくの目には、うっすら涙が・・・。まだ続くよ。
「数学で遊ぶんだよ、遊ぶ!」「自分の手のひらの中で、数学というボールを自由に転がして遊ぶの!」「わかる~?」
「数学っていう重い石を押していたら、数学で遊べないだろ、なっ!」
などなど・・・。
やっぱ、数学科の教授は予備校講師や高校教師とは言うことが違いますね、言うことが・・・。
「数学で遊ぶんだよ、遊ぶ!」「自分の手のひらの中で、数学というボールを自由に転がして遊ぶの!」
てーげー、レベル高いぜって感じ!やっぱりさ~みなさん、「大学」って行くに値するところだよ!だって、こんな話普通聞けないでしょ。
ちなみにこの先生、大学卒業するのに5年かかっています。山口大学から京都大学大学院に進学して30代で教授になった人です。
238:132人目の素数さん
15/07/18 10:07:56.07 Dy2WdOHw.net
みんさん、数学やっていておもしろくないだろ!なっ!
あんたをみてるとさ、数学っていうわけのわからない重い石を、苦虫噛み潰しながらいやいや押しているようにしかわしには見えんのだがね!なっ、そうだろ!
あんたは、受験数学の続きをやっているんだよ、だめだよ、そんなんじゃ そんな勉強の仕方するんだったら、今すぐ数学科なんかやめちまえ!
学で遊ぶんだよ、遊ぶ! 自分の手のひらの中で、数学というボールを自由に転がして遊ぶの! わかる~?
数学っていう重い石を押していたら、数学で遊べないだろ、なっ!
スレ主は、2chという手のひらで、数学というボールを自由に転がして遊んでだよ
燃料なんていらんよ。遊びだよ、遊び! メモ帳ですよ、メモ帳!
運営なんて関係無い! オワコン? しったことではない!
おれが、遊んでるんだから、他人は関係ないんだよ!
239:132人目の素数さん
15/07/18 10:38:38.15 Dy2WdOHw.net
>>196 ボルツァーノ
URLリンク(ja.wikipedia.org)
ベルナルト・ボルツァーノ(Bernard Placidus Johann Nepomuk Bolzano,1781年10月5日 - 1848年12月18日)は、チェコの哲学者、数学者、論理学者、宗教学者。ライプニッツの哲学に影響を受け、反カント哲学の立場から、客観主義的な論理学や哲学を打ち立てた。
その成果は、フランツ・ブレンターノやエトムント・フッサールらに影響を与えた。
彼の名前は、ベルナルド・ボルツァーノやドイツ語圏ではベルンハルト・ボルツァーノとも呼ばれている[1]。
最晩年の1848年の暮れにはそれまで哲学的な概念で捉えられていた無限の概念を数学にも取り入れた『無限の逆説 Pradoxien des Unendlichen』を著した。
これも、重要な著作である。『無限の逆説』を執筆し終えた数日後、風邪をこじらせ体調が急速に悪化し、そのまま死去。67歳だった。
後世への影響
生前はその業績はほとんど評価されなかった。数学の分野では、遺著『無限の逆説』は、その後、実無限概念の発展に寄与した[3]。
解析学の分野では「ボルツァーノ=ワイエルシュトラスの定理」など、彼の名が冠される定理をいくつか残している。
哲学分野では反カント主義的方法論が災いして同時代の人物からはほとんど注目されなかったが、20世紀初頭のブレンターノやフッサールによってその成果は大いに評価された[4]。
現在では近代期における重要な論理学者・数学者として認識されている。
3.^ カントル(集合論の創始者)は、ボルツァーノを実無限概念の「決定的な擁護者」と呼び、高く評価している。
4.^ フッサールは著書『論理学研究』において、ボルツァーノを「古今最大級の論理学者」と評している
240:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 10:44:13.47 Dy2WdOHw.net
Jane Style 復活しました
いやー、通常ブラウザは不便だ
エロCMでるし・・・(^^;
241:132人目の素数さん
15/07/18 12:38:05.34 3gIMklMT.net
スレ主さんは祝日は休みなの?
242:自演の
15/07/18 14:14:42.95 2VQhUOun.net
運営乙
243:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 14:38:20.71 Dy2WdOHw.net
>>207
どうも。スレ主です。
休みですが、仕事しようかと思ってます
244:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 14:40:45.64 Dy2WdOHw.net
>>208
そっちこそ
細かいことは記憶にないが、数年前から、定期的かつ粘着して運営乙と書いているきみ
そちらこそ、運営からの指示があってのことではないのか?
245:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 15:14:02.11 Dy2WdOHw.net
>>205
URLリンク(en.wikipedia.org)
Mathematics
Bolzano made several original contributions to mathematics.
His overall philosophical stance was that, contrary to much of the prevailing mathematics of the era, it was better not to introduce intuitive ideas such as time and motion into mathematics (Boyer 1959, pp. 268?269).
To this end, he was one of the earliest mathematicians to begin instilling rigor into mathematical analysis with his three chief mathematical works 論文1 (1810), 論文2(1816) and 論文3 (1817).
These works presented "...a sample of a new way of developing analysis", whose ultimate goal would not be realized until some fifty years later when they came to the attention of Karl Weierstrass (O'Connor & Robertson 2006).
To the foundations of mathematical analysis he contributed the introduction of a fully rigorous ε-δ definition of a mathematical limit.
Bolzano, like several others of his day, was skeptical of the possibility of Gottfried Leibniz's infinitesimals, that had been the earliest putative foundation for differential calculus.
Bolzano's notion of a limit was similar to the modern one: that a limit, rather than being a relation among infinitesimals,
must instead be cast in terms of how the dependent variable approaches a definite quantity as the independent variable approaches some other definite quantity.
Bolzano also gave the first purely analytic proof of the fundamental theorem of algebra, which had originally been proven by Gauss from geometrical considerations.
He also gave the first purely analytic proof of the intermediate value theorem (also known as Bolzano's theorem).
Today he is mostly remembered for the Bolzano?Weierstrass theorem,
which Karl Weierstrass developed independently and published years after Bolzano's first proof and which was initially called the Weierstrass theorem until Bolzano's earlier work was rediscovered (Boyer & Merzbach 1991, p. 561).
246:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 15:16:09.54 Dy2WdOHw.net
>>211
補足:en.wikipedia.org/wiki/Bernard_Bolzanoが充実している。引用のリンクも豊富。論文3 (1817).などは文字数オーバー解消のためなので、原文当たってください
247:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 15:29:01.80 Dy2WdOHw.net
>>172
>平凡は平凡で、不幸な天才より、人生としては幸せかもしれないと
最近モーツアルトとシューベルトのCDを買ったんだ
URLリンク(ja.wikipedia.org) 1756年1月27日 - 1791年12月5日
URLリンク(ja.wikipedia.org) 1797年1月31日 - 1828年11月19日
いずれも30歳そこそこで亡くなっている
音楽の天才であることは間違いない
で、現代の我々、モーツアルトとシューベルトを楽しむ人。歌う人、演奏する人、楽団の指揮をする人、CDを作る人・・、いろいろある。もちろん、それとは別に現代音楽を作曲する人もいる
いろんな人が居ていいんだと。みんなが、モーツアルトとシューベルトのように作曲する必要はない。多くの人はそれを楽しむ。それで良いんだと
248:132人目の素数さん
15/07/18 15:32:00.63 utoKth6A.net
格言:オイラーの公式はこの世のすべてを語る。
私はオイラーの公式が載っている楽しいコミックを知らないが、スレ主は何かそういうの知ってる?
オイラーの公式のコミックコミック。すごいマジメなコミックならあるけど、かなりパターン化されているんだよ。
249:132人目の素数さん
15/07/18 15:41:39.29 utoKth6A.net
最近知ったけど、JR米原駅って1番線ホームと4番線ホームがないんだって。
1番線ホームと4番線ホームは本来あった筈なんだけど、一体どこに消えんだろうね。
JR米原駅って不思議な駅だよね。
250:132人目の素数さん
15/07/18 15:44:59.23 URLGzpCR.net
バッハが好きですね
251:132人目の素数さん
15/07/18 15:48:12.10 lMLQBbnG.net
ハローワークって土日もやってるよな?
252:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 15:55:27.22 Dy2WdOHw.net
>>206
戻るけど
Jane Style など専用ブラウザ使うと、まさにメモ帳感覚なんだよね、2ch
検索が簡単だし、レスのビューや移動も簡単だし
快適です! 繰り返すがエロCMのでない有料のプレミアム設定入れているし(^^;
253:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 16:04:47.55 Dy2WdOHw.net
みなさんどうも。スレ主です。
>>214 "格言:オイラーの公式はこの世のすべてを語る。"は、高瀬流でしょう。ガウスは未来の数学を見通していたなど
コミックは、あまり知りません
>>215
JR米原駅は、新幹線の追い抜かれで停車するくらいですが
URLリンク(ja.wikipedia.org)
254:B1%B3%E5%8E%9F%E9%A7%85 米原駅 JR化後客車列車の減少とともに機関区・客車区は廃止され、跡地は電留線になっている。 あたりが関係しているのかも >>216 バッハも好きですね >>217 ハローワークは幸いまだお世話になっていないんで、良く分からない
255:132人目の素数さん
15/07/18 16:24:53.41 3gIMklMT.net
スレ主さんに相談
雪江代数がどうしてもわからないんだけど僕に合った代数の教科書ありますか
256:132人目の素数さん
15/07/18 16:47:27.25 utoKth6A.net
>>219
よく分からんが、高瀬流のいい方になるの?
オイラーの公式って複素平面C上の単位円周S^1についての公式で、S^1はリー群だから、
S^1やリー群を探ることで新たな道が開けることもあると思うんだけど。
それ位にリー群関係のヒルベルトの第5問題は重要だったんだよ。
シュヴァレーやポントリャーギンでも読んでみ。何かが得られるよ。おススメだよ。
ちなみに、コミックって西岡久美子氏の名前を逆読みしてコミックにかけた冗談のつもり。
久美子氏がコミックのつもりで書いたかのような、マジメといわれる超越数論の啓蒙書はあるよ。
手元にはないけど。塩川氏のはよく書けている。まあ、経験上、
女性は冗談が通用しないことが少なくないから、この辺りの冗談については難しいんだけど。
無礼者扱いされて、こういう冗談は笑えなくなって通用しないだろうな。
257:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 18:26:12.55 Dy2WdOHw.net
>>220
どうも。スレ主です。
一般的な言い方になるが
1.一冊で分かる本って少ないように思う
2.周囲で聞ける人がいないのか? 2ちゃんねるなんかで質問せずに!
3.具体的に、どこが分からないのかね?
4.普通、分からないところはスルーして、最後まで読んでみるもんだよ。そして、分からないところに戻るべし
258:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 18:32:37.26 Dy2WdOHw.net
>>221
高瀬氏は、オイラー教およびガウス教の熱心な使徒だからね
オイラーの公式は、多数あるよね
具体的に書いてくれれば、別のコメントの仕方があったかも
西岡久美子氏の超越数論の啓蒙書と、シュヴァレーやポントリャーギンと、リー群関係のヒルベルトの第5問題とが繋がってこないんだが・・、はて?
259:132人目の素数さん
15/07/18 18:43:35.41 3gIMklMT.net
>>222
> 2.周囲で聞ける人がいないのか? 2ちゃんねるなんかで質問せずに!
いない
> 3.具体的に、どこが分からないのかね?
冒頭から
> 4.普通、分からないところはスルーして、最後まで読んでみるもんだよ。そして、分からないところに戻るべし
わからないところ多すぎ
260:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 19:56:06.60 Dy2WdOHw.net
>>224
どうも。スレ主です。
正直なの? 冒頭からわからん本をなぜ買う?
では、さらに質問
1.雪江代数は複数あったように思うが、具体的書名を教えて
2.なんのための代数をやるのか? 数学科か? それとも数学科以外の理系? 文系?
3.大学何回生だい? わからないところ多すぎなら、少し前からやる方が良いとおもうので
261:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 20:03:31.08 Dy2WdOHw.net
>>223
第5問題 和文と英文でニュアンスが違うね
URLリンク(ja.wikipedia.org)
第5問題
位相群がリー群となるための条件
「関数の微分可能性を仮定しないとき、リーによる連続変換群(リー群)の概念は成立するか。」
この問題は1930年にノイマンによって証明されたのを皮切りに、ポントリャーギン、シェヴァレー、マルツェフ等により局所ビコンパクト群の理論が発展されていった。
その後1952年にはグリースン、以降モントゴメリ、ズイッピンらによっても解かれた。最終的には1957年にグラスコフが完全な形での証明を発表した。
URLリンク(en.wikipedia.org)
262:lems 5th 1953? Are continuous groups automatically differential groups? Resolved by Andrew Gleason, depending on how the original statement is interpreted. If, however, it is understood as an equivalent of the Hilbert?Smith conjecture, it is still unsolved.
263:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 20:46:08.52 Dy2WdOHw.net
>>126
ハミルトン力学関連
URLリンク(ja.wikipedia.org)
シンプレクティック幾何学(シンプレクティックきかがく、英: symplectic geometry)とは、シンプレクティック多様体上で展開される幾何学をいう。
シンプレクティック幾何学は解析力学を起源とするが、現在では大域解析学の一分野でもあり、可積分系・非可換幾何学・代数幾何学などとも深い繋がりを持つ。また、弦理論や超対称性との関わりも盛んに研究がなされている。
目次
1 解析力学とシンプレクティック幾何
2 対称性と可積分系
2.1 定理(ラグランジュ形式)
2.2 定理(ハミルトン形式)
3 量子力学との関わり
4 幾何学的量子化と非可換幾何学
5 シンプレクティックトポロジーへ
6 アーノルド予想とフレアーホモロジー
7 シンプレクティック幾何学に関わる数学者
8 参考文献
264:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/07/18 20:48:14.93 Dy2WdOHw.net
関連
URLリンク(ja.wikipedia.org)
数学におけるシンプレクティック多様体(symplectic manifold)は、シンプレクティック形式と呼ばれる非退化な閉形式である 2-形式を持つ滑らかな多様体である。
シンプレクティック多様体の研究分野はシンプレクティック幾何学やシンプレクティックトポロジーと呼ばれる。
シンプレクティック多様体は、古典力学の抽象的定式化であるハミルトン力学などにおいて多様体の余接バンドルとして自然に表れるもので、この分野に対して大きな動機付けを与えた。
実際、系の取り得るすべての配位が成す集合を多様体としてモデル化すると、この多様体は系の相空間を記述する。
シンプレクティック多様体上の微分可能な実数値関数 H はエネルギー函数(英語版)(energy function)を与えることができ、これをハミルトニアンと呼ぶ。
どのようなハミルトニアンに対してもハミルトンベクトル場が対応付けられる。ハミルトンベクトル場の積分曲線(英語版)はハミルトン方程式の解曲線になる。
ハミルトンベクトル場は、シンプレクティック多様体上のフロー(ハミルトンフロー、あるいは、シンプレクティック同相写像と呼ばれる)を定め、リウヴィルの定理によれば、ハミルトンフローは相空間上の体積要素を保存する。
目次
1 動機
2 定義
3 線型シンプレクティック多様体
4 ラグランジアン部分多様体、あるいはその他の部分多様体
5 ラグランジュファイバー構造
6 ラグランジュ写像
7 特殊化および一般化
8 関連項目
9 注
10 参考文献
11 外部リンク