現代数学の系譜11 ガロア理論を読む13at MATH
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む13 - 暇つぶし2ch651:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/06 10:57:16.35 2DYA/PLc.net
>>585
linux開発で強調しておきたいこと

1.1991年に、当時フィンランドのヘルシンキ大学の学生であったリーナス・トーバルズはオペレーティングシステムに好奇心を抱くようになっていた。
当時、近代的なOSを動作させる能力を持つ Intel 80386 CPU を搭載した32ビットPC/AT互換パーソナルコンピュータが登場していた。
ワークステーションやミニコンピュータ等と比較すれば遥かに安価に入手できるものであったため、リーナスはこれを使ってUNIX互換の機能を持つOSを動作させてみたいと考えていた。
このためリーナスは、既に使用していた自作のターミナルエミュレータを改造したり、ファイルシステムなどのUnix互換APIを実装したりして、独自のOSカーネルの開発を開始した。最終的にこれが現在のLinuxカーネルへと成長することとなった。

2.当初のLinuxの実装は極めて単純なものであり、他の既存の自由でないUnixシステムのどれに対しても、その機能と実績において比肩しうるものではなかった。
また当時、自由なソフトウェアによるUnix互換OSを開発しようとしていたGNUプロジェクトは自身のカーネル (GNU Hurd) を完成していなかった(2013年現在もなお開発途上である)。
ライバルのBSDは1992年からUSLとの訴訟を抱えており権利上の問題をク�


652:潟AしたバージョンがリリースされたのはFreeBSDでは1994年11月だった。 つまり、1990年代前半において、自由なUnix互換カーネルと呼べるようなもののうち、実用的で権利上の問題がないと考えられる存在はLinuxの他になかった。 3.GPLによって誰もが改良可能だったことから、より多くの機能を求める開発者たちによる改良を促した。開発者たちはLinuxカーネルを育てていくとともに、GNUコンポーネントとLinuxを統合する作業を行い、最終的に実用的かつフリーなオペレーティングシステムを作り上げた。 4.成長:開発工数見積り=Debian GNU/Linux version 4.0 (etch)(2007年リリース) このディストリビューションは2億8300万行のコードを含んでおり、従来の方法で開発していたとするなら、3万6千人月が必要であり、80億4万ドル (2013年) が必要であったと推定された。 5.要するにリーナスの小さな一歩からLinuxの大きな成長。だが、リーナスに数十年先行するUnix, GNUの流れの中で捉えなければ、ならないのだった



653:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/06 10:58:47.71 2DYA/PLc.net
>>587
Yesです
土日しかできないことが、自分の時間確保としては、いいかも・・

654:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/06 11:08:21.66 2DYA/PLc.net
>>588
なお、これも雑学だが

URLリンク(ja.wikipedia.org)
GNUという単語は「GNUはUNIXではない (GNU's Not UNIX)」というフレーズから頭文字を取った略称で、再帰的命名という一種の言葉遊びになっている。

一般的な英語では、gnuは「ヌー」と発音し、ウシカモシカまたはヌーと呼ばれる動物をさす言葉である。
GNUプロジェクトは自らの名称を「it is pronounced g-noo, as one syllable with no vowel sound between the g and the n.」と呼ぶよう要請している。

655:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/06 11:42:31.71 2DYA/PLc.net
>>588
ちいさくとも、一歩を踏み出すこと
これが大事だと思う
i-mode開発とlinux開発とも

656:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/06 12:18:18.45 2DYA/PLc.net
>>591
蛇足だが、下記
”UNIXにはオープンな文化が育まれ、また、これら創成期に生まれた設計思想、開発手法等はUNIX哲学として発展し、現在のUNIX系OSの開発に多大な影響を与えている”
URLリンク(ja.wikipedia.org)
抜粋
1960年代ケン・トンプソンはMultics開発に携わりながら、その上でファイルとページングの新たなシステムのシミュレーションプログラムを書いた。
そして彼はベル研究所であまり使われていないDEC社製のシステムであるPDP-7を発見[8]。このPDP-7上で、アセンブリ言語を用いてこのゲームを移植し[9]、
さらにベル研究所のトンプソンとリッチーを中心とする研究者チームが、階層型ファイルシステム、プロセスとデバイスファイルの概念、コマンドラインインタプリタ、いくつかの小さなユーティリティプログラムを開発した[7]。これがUNIXの始まりである。

1970年、ピーター・ノイマンはこのプロジェクトを Multics からの言葉遊びとして Unics (UNiplexed Information and Computing Service) と名付けた[10]。Unics は結局同時に複数のユーザーをサポートできるようになり、Unix と改称された。
Multicsでの失敗に基づき、UNIXの開発はシンプルで独立したモジュール群で構成することを目標としていた。
この事は、Multicsのmulti(複)に対してuni(単)という意味がUNIXの名称に込められていることからもわかる。

1972年前半には、New York Tele


657:phone Co. の Systems Development Center にて Dan Gielan の指揮でUNIX初の商用利用が始まった。 ケン・トンプソンは静かにUNIXをソースコードと共にメディアのコピー代だけで希望者に発送しはじめ、伝承によればそれぞれに "Love, Ken" とサインを添えたという[13]。 注釈付きのUNIXカーネルのソースはコピーされて広まり、1970年代後半にはニューサウスウェールズ大学の John Lions が Lions' Commentary on UNIX 6th Edition, with Source Code を出版したことでさらに広まり、格好の教材としてよく採用された。 それに伴ってバグの修正がAT&Tに送り返されてきたため[12]、さまざまな改変がUNIXに加えられることとなった。 その結果、UNIXにはオープンな文化が育まれ、また、これら創成期に生まれた設計思想、開発手法等はUNIX哲学として発展し、現在のUNIX系OSの開発に多大な影響を与えている。



658:132人目の素数さん
15/06/06 12:35:20.05 gKy+dM78.net
>>586
おっちゃん戻って来ちゃいました~。
>>574を見る限りではアメリカで調査した結果なのだろうが、調査が意味を持つには
各修士号についてその修士号を持つ人の人数やその人が住む地域(アメリカは広い)を平等に選ばないと、
その後比較してランク付けしても扱いが不平等になって、調査してランク付けした意味がなくなる。
そして、アメリカは日本より個人情報の取り扱いが厳しく、1企業で
或る人が持っている修士号やその人の職業を知ることも難しいことになる。
意味があるように調査やランク付けをするにあたっては、少なくともこれらのような点を克服する必要がある。
で、企業として行う調査及びランク付けについて、こういった綿密な調査及びランク付けと
世論調査に似た調査やランク付けとでは、どちらが簡単か手間暇かからないかといったら、当然後者になる。
雑誌の出版社として行える調査やランク付けは世論調査に似たモノの方が簡単だろう。
行った調査やランク付けとしては、世論調査に似たモノの方が可能性が高くなる。

659:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/06 13:42:12.35 2DYA/PLc.net
>>593
どうも。スレ主です。
おっちゃん、ありがとう!

660:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/06 13:42:33.11 2DYA/PLc.net
余談だが、日本のUnix

URLリンク(ja.wikipedia.org)
NEWS (ソニー)
NEWS(にゅーず[1]、Network Engineering WorkStation)とは、1980年代後半から1990年代前半にかけてソニーが開発、発売したUnixワークステーション・シリーズ。

URLリンク(ja.wikipedia.org)
Σプロジェクト(シグマプロジェクト)は、1985年に始まった日本の国家プロジェクト。Σ計画(シグマけいかく)とも呼ばれる。

1985年当時、1990年に25万人、2000年には97万人と推測されていたソフトウェア技術者の不足に対応するため、通商産業省(現在の経済産業省)が立案し、その外郭団体の情報処理振興事業協会 (IPA) が推進役となった。

5年後の1990年4月にコンピューターメーカーやソフト会社50社が資本金22億3000万円を出資し事業会社「シグマシステム」を設立したが、
1991年3月にはUNIXの国際標準化団体であるX/Open、UNIX International (UI)、Open Software Foundation (OSF) との共通仕様に合意し独自路線を放棄、
その後も1992年3月には独自の計算機センター閉鎖、1995年には会社も解散とじり貧に陥ってしまった。

661:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/06 19:30:35.66 2DYA/PLc.net
ほい
URLリンク(oshiete.goo.ne.jp)
抜粋
(^_^.) 数学がよくできる人って、ほんとうに頭がよい人?? 質問者:yumi18 質問�


662:厲栫F2002/05/17  数学をべんきょうすると、ものの見かたが単純で、ひとりよがりで、心のせまい人間になるような気がするんですが……  ちょっとおおげさかもしれませんが、私はいまどきの人間がおちいっている数学信仰のようなものを捨てないかぎり、人類の未来はないのじゃないかなあ、とかんがえてますが、どうでしょうか? No.16ベストアンサー 回答者:aster 回答日時:2002/05/18 08:19 数学者は、西欧中世においては、「知識人・教養人」としての必須条件は、「ラテン語を自在に使えることであった」と述べます。 そして、現代では、それが「ラテン語」ではなくなり、「数学」になっていると指摘します。 わたしの理解するところ、「数学」は、「ファッション」の可能性が高いということです。 明確に認識し、また指摘せねばならないことは、「数学」は「論理」とは異なるということです。 「メタ数学」とか「記号論理学」を通じて、「論理学」と「数学」は、二十世紀において、かなり接近しましたが、逆に、数学と論理は別のものだということが明らかになったとも言えます。 細かい話は省きますが、「論理的」であることは、真偽の判断において重要です。西欧中世は、ラテン語の教養が、人に論理性や適正な判断力、更に「智慧」を与えると考えたのです。 「論理性」も数学には含まれます。しかし、人間の「判断行為」で必要なのは、真偽だけでなく、善悪判断も必要なのです。西欧中世のラテン語教養は、古典的真偽判断能力と、善悪判断能力の「規範」というものを内含していました。 今日の「数学」には、真偽判断能力を向上させる規範があるかといえば、実は「ない」と言わざるを得ません。初等数学や中級数学なら、真偽判断が学習者にもできますが、あまりに錯綜した数学は、「論理思考」の訓練には役立ちません。 「論理」とは、多くの人にとって妥当明証とされる思考の道筋で、素晴らしく優れた数学者でないと真偽判断ができないような証明問題などは、論理思考にとって意味がないのです。数学の持つ「論理性」とは、実は非常に原始的なものだとも言えます。



663:132人目の素数さん
15/06/06 19:38:31.97 4Cb49HMj.net
アラン・ソーカル

664:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/06 19:46:07.40 2DYA/PLc.net
ほい
URLリンク(www.arp-nt.co.jp)
その50 「頭がいい」とは、どういうこと? 【執筆者】  梶谷通稔

学問の延長から見た、いわゆる仕事が出来る人といったものに始まり、さらにまた、

「人を引きつけ纏められる能力のある人」、「常識と礼儀を知っている人」、「バランス感覚のある人」、「感情的にならず、誰に対しても常に謙虚な人」、「確固とした自分の核を持ちながら、人の個性を尊重できる人」、
「機知に富み、ユーモアセンスにあふれる人」、「常に笑みを絶やさず、周囲に気を配れる人」、「環境に恵まれなくとも、自力で能力を高める向上心がある人」、「空気を的確に読める人」、「周囲の状況を素早く的確に見極められる人」、
「臨機応変、物事に柔軟に対処できる人」、「悟りを開いた人」、「人間関係の構築がうまい人」、「誰とでもうまく付き合え人」、「人の間を上手く取り持てる人」、「皆に慕われる人間性のある人」、「家族ともうまくやれる人」、「人を敬える人」

 などなど、学力や仕事力だけでなく、日常における社会生活や家庭での関わりまでを含めた人間関係の視点から見たものまで多岐にわたって出�


665:トくることになり、中でも、単独の回答というよりもこれら複数の組合せによる回答が多く、 改めて人それぞれにいろんな思いがあることを思い知らされましたが、この事実から日本語のニュアンスで言う「賢い」の意味も含めて「頭がいい」には決まった定義などのないことがわかります、と同時に、次のようなこともわかってまいりました。  これら社会人の皆さんがおしなべて言及している内容を整理してみますと、記憶力、計算力、理解力、コミュニケーション力、忍耐/継続力、判断/決断力、チャレンジ/実行力、発想/創造力、先見/洞察力、思考/問題解決力、統率/人間力などにまとめられます。  そのうち小・中学生の回答は、前半最初のほうの項目をあげているだけですが、社会人の回答は、それ以外の項目に対する指摘が多いということです。  それらは地頭力に深く関連するものばかりです。つまり、前述のアインシュタインやビル・ゲイツ、司馬遼太郎らは、おしなべて学校の成績という一分野の能力だけでは測ることのできない地頭力が発揮されていたということになります。



666:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/06 19:53:48.38 2DYA/PLc.net
へー、アラン・ソーカルね

URLリンク(ja.wikipedia.org)
ソーカル事件(ソーカルじけん)とは、ニューヨーク大学物理学教授だったアラン・ソーカル(Alan Sokal、1955年-)[1]が起こした事件。
数学・科学用語を権威付けとしてでたらめに使用した人文評論家を批判するために、同じように、科学用語と数式をちりばめた無意味な内容の疑似哲学論文を作成し、これを著名な評論誌に送ったところ、雑誌の編集者のチェックを経て掲載されたできごとを指す。
掲載と同時にでたらめな疑似論文であったことを発表し、フランス現代思想系の人文批評への批判の一翼となった。

事件の経過
1994年、ニューヨーク大学物理学教授だったアラン・ソーカルは、当時最も人気のあったカルチュラル・スタディーズ系の評論雑誌の一つ『ソーシャル・テキスト』(Social Text)に、
『境界を侵犯すること:量子重力の変換解釈学に向けて』(Transgressing the Boundaries: Towards a Transformative Hermeneutics of Quantum Gravity)と題した疑似論文を投稿した。
この疑似論文は、ポストモダンの哲学者や社会学者達の言葉を引用してその内容を賞賛しつつ、それらと数学や理論物理学を関係付けたものを装っていたが、実際は意図的にでたらめを並べただけの意味の無いものであった。
ソーカルの投稿の意図は、この疑似論文がポストモダン派の研究者によってでたらめであることを見抜かれるかどうかを試すことにあった。
疑似論文は1995年に受諾され、1996年にソーシャル・テキスト誌にそのまま、しかもポストモダン哲学批判への反論という形で掲載された[2]。
当時同誌は査読制度を採っておらずこうした失態を招き、編集者は後にこの件によりイグノーベル賞を受賞している。また後に査読制度を取り入れた。

URLリンク(dic.nico)
video.jp/a/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AB%E4%BA%8B%E4%BB%B6
ソーカル事件(ソーカルじけん)とは、物理学者アラン・ソーカルによって引き起こされた学問上の事件である。

667:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/06 19:54:55.41 2DYA/PLc.net
>>597
どうも。スレ主です。
レスありがとう

668:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/06 20:21:24.26 2DYA/PLc.net
>>575-600
「とらばーゆ」の編集長だった松永真理。ベンチャー企業の副社長から転じた夏野剛。そして、異色の人材を受け入れ、1つにまとめた榎啓一
ACCESS 取締役副社長 研究開発担当 鎌田富久
NTTドコモ 移動機技術部 主幹技師 永田清人
フィンランドのヘルシンキ大学の学生であったリーナス・トーバルズ
ベル研究所のトンプソンとリッチー
MIT AI研でプログラマのリチャード・ストールマン

多少の頭の善し悪しより、ちいさくとも、一歩を踏み出すこと



669:サして、彼らはその時代を生きたんだ。各人各様に



670:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/07 07:32:10.38 /q0u/ewM.net
>>592 補足

Unixとインターネットの関係についても触れておきたい。下記だ
UUCP:要は、UNIXマシン同士でインターネットをやるってこと。だから、UNIXが必須だと
日本の最初のインターネットはUUCPだった
URLリンク(ja.wikipedia.org)
抜粋
Unix to Unix Copy Protocol(UUCP)は、UNIXマシン同士でデータ転送を行う通信プロトコルの一種。初期のインターネットの通信手段として広く使われていた。

料金定額制の電話回線において、または電話料金が安い夜間だけに、ファイルを転送したり、転送すべきデータが一定以上蓄積されたら転送するなど、ダイヤルアップで使うことが想定されている。

UUCP全盛の時代においては、バケツリレーと言う名でしばしば比喩される仕組みによって、メールやネットニュースが各組織に配信されていた。
すなわち、ある組織A(研究機関、大学、企業など)からある組織Dにメッセージを送信または配信したい場合、
組織Aから組織Dまでのインターネット経路上にある複数の組織の間で、UUCPによるメッセージ配信を順次リレーして(例えば組織A→組織B→組織C→組織Dの順に)、目的の組織までメッセージを届けていたのである。

このバケツリレーと言う思想は、TCP/IPにおけるIPパケットのルーティングにも引き継がれている。

URLリンク(ja.wikipedia.org)
抜粋
今日の日本のインターネットの基となったのは1984年に東京大学、東京工業大学、慶應義塾大学の3つの大学が互いに実験的にコンピュータをUUCPで結んだ“JUNET”であった。
やがて多くの大学や企業の研究機関がこの“JUNET”に参加し、そのネットワークが広がっていった。

671:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/12 23:16:10.00 OBAYkJoI.net
age

672:132人目の素数さん
15/06/12 23:36:04.59 EtguvQrp.net
クソスレageるなよ

673:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/13 05:06:22.01 hlNpoH8z.net
すべての実数xに対して定義された関数f(x)で,必ずしも連続とは限らな
いものを考える.いま, f(x)がさらに次の性質を持つとする.
f(x+y)=f(x)+ f(y), f(xy) = f(x)f(y), f(1) = 1.
このとき,以下を示せ.

(1)すべての有理数x に対してf(x)= xである.
(2)実数x,yについてx≦yならばf(x)≦f(y)である.
(3)すべての実数x に対してf(x)= xである.

(配点率50%)

674:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/13 05:12:16.76 hlNpoH8z.net
>>605
河合塾/ 2015年度国公立大二次試験・私立大入試解答速報:
大阪大学(前期) 理学部 数学(挑戦枠)問題1 です

675:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/13 05:15:05.55 hlNpoH8z.net
>>606
URL
URLリンク(kaisoku.kawai-juku.ac.jp)
PDF
URLリンク(kaisoku.kawai-juku.ac.jp)

676:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/13 05:19:55.74 hlNpoH8z.net
>>605の関連

>>16 >>125 >>156 など

677:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/13 05:22:14.72 hlNpoH8z.net
>>605の解答例は、>>607の河合塾や駿台も公表している

678:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/13 05:28:35.54 hlNpoH8z.net
>>605
URLリンク(www.tokyo-s.jp)
「大学への数学」 6月号 にも大阪大学(前期) 理学部 数学(挑戦枠)問題と解説がある

679:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/13 05:35:10.07 hlNpoH8z.net
>>604
どうも。スレ主です。
わざわざありがとう

実は、>>605-610 をまとめて1


680:回で投稿しようとしたら、NGワードだと規制にひっかかった それで、試しに”age”で投稿可能なことだけを確認した 今日、NGワード規制の場所が分からないので、分割して投稿したら、全部OKだった



681:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/13 05:44:18.78 hlNpoH8z.net
>>605 関連

挑戦枠入試か、知らなかったね
URLリンク(www.sci.osaka-u.ac.jp)
挑戦枠入試
平成25年度から学部課程の入学者選抜において、与えられた知識を吸収することだけに満足せず、自分自身の頭脳でどこまでも粘り強く考察して真理を探究・発信することを熱望する人を受け入れるために前期日程に「挑戦枠」を導入しました。

URLリンク(www-het.phys.sci.osaka-u.ac.jp)
挑戦枠入試とは

URLリンク(detail.chiebukuro.yahoo.co.jp)
2012/10/1121:40:29
大阪大学理学部の入試について
25年度から挑戦枠というのが設けられるのですが、
このしくみがよくわかりません。

URLリンク(benesse.jp)
≪超優秀≫な受験生に限定!? 阪大「挑戦枠」「AO」の背景2011/08/04
筆者:渡辺敦司

大阪大学が2013(平成25)年度から導入する新しい入試方法が、ちょっとした話題を集めています。
理学部で「挑戦枠」と「研究奨励AO入試」を設けるとともに、工学部・基礎工学部と合同で「国際科学オリンピックAO入試」を行うといいます。
しかも、こうした入試は、阪大にとどまらず、他大学にも広がっていくことが予想されます。どういうことでしょうか。

682:132人目の素数さん
15/06/13 06:54:51.28 qJLN1mmi.net
おまいらおっさんには関係の無い話

683:132人目の素数さん
15/06/13 09:33:53.01 zC+Gk8wl.net
べき根による拡大体で分解体を含む場合、分解体が基礎体の正規拡大になるって理屈がよくわからないんですが
教えて頂けますか?

684:132人目の素数さん
15/06/13 10:21:22.89 TU25QrQ9.net
スレ主さんがぐぐって、答えが載ってるpdfを教えてくれるよ

685:132人目の素数さん
15/06/13 11:01:02.82 zC+Gk8wl.net
すいません自己解決しました
基礎体の標数が0の場合任意の既約多項式は分離的だから。
それで、分離的な分解体は基礎体の正規拡大になるため、ってことですよね
なんかすいませんでした

686:132人目の素数さん
15/06/13 11:33:20.80 RvE/hvKY.net
大阪大学すげーなー

687:132人目の素数さん
15/06/13 11:47:17.17 2GDAwfby.net
阪大に奇形を飼い続ける度量があるとは思えない

688:132人目の素数さん
15/06/13 12:45:42.03 7/7wObNP.net
この問題で悩むのは どの定理を使ってよいか だな
有名な定理を無証明で使ってよいなら、特に難しい問題とも思えない
逆に実数の公理しか使えないなら、とても制限時間内に終わりそうにない

689:132人目の素数さん
15/06/13 19:35:39.13 RvE/hvKY.net
今日はスレ主元気ないな

690:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/13 20:58:08.80 hlNpoH8z.net
URLリンク(www.sci.osaka-u.ac.jp)
URLリンク(www.sci.osaka-u.ac.jp)
平成26年度入試 大阪大学(前期) 理学部 数学(挑戦枠)

問題1
開区間(a,b)で定義された関数f(x)の原始関数のlつをF(x)とするとき,
任意の原始関数は定数Cを用いて
F(x) + C
と表すことができる.このことを平均値の定理を用いて証明せよ.
(配点率50%)

問題2(省略)
おそらく、ゼータ関数の変形:整数の逆数和→素数の逆数の例の式の積


691: を使った問題だろう



692:132人目の素数さん
15/06/13 21:03:45.05 o9szocgs.net
>>621
背筋が凍るなあ、オイ!

693:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/13 21:22:25.37 hlNpoH8z.net
URLリンク(www.sci.osaka-u.ac.jp)
URLリンク(www.sci.osaka-u.ac.jp)
平成26年度入試 大阪大学(前期) 理学部 数学(挑戦枠)

問題1
有理数は,整数,有限峨,循環峨のいずれかで表される.乙れを証明せよ
(配点率50%)

問題2(省略)下記参照

URLリンク(examoonist.web.fc2.com)
2013年 大阪大学 理学部 挑戦枠 専門数学 先人達が歩んだ円周率の歴史を辿る~ルドルフの偉業~ 伝説の入試問題(数学)@受験の月

694:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/13 21:39:16.67 hlNpoH8z.net
>>606

2番は省略したけど、スターリングの公式の誘導らしいね
URLリンク(wankora.blog31.fc2.com)
わんこら日記 液晶に傷がいったら、スクリーンショットに毎回傷が写るやろ?: 【2015/03/04 03:09】
(抜粋)
二番は

言うても高校の範囲をほとんど逸脱してはない問題やな

これも、ウォリス積の証明でやったことあるわ

0≦x≦π/2で0≦sinx≦1やから
 ・・・

二番については言うても高校の範囲を全然超えてないし難しい数学Ⅲやっていれば対応できると思う

スターリングの公式とか言うよりも、そもそも誘導にしたがって答えなあかんしな。

数学Ⅲをハイレベルめの問題集やりまくったらええやろな。

695:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/13 21:42:33.90 hlNpoH8z.net
訂正スマソ
>>623
平成26年度入試
 ↓
平成25年度入試

補足
>>624 この2番は2015年分です

696:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/13 21:54:33.19 hlNpoH8z.net
>>620>>622
どうも。スレ主です。
今日は、昼間出かけていたもので、失礼しました

>>619
>有名な定理を無証明で使ってよいなら、特に難しい問題とも思えない

そういう解法では、得点はあまり貰えないんだろうね、おそらく

>>617-618
阪大に奇形を飼い続ける度量があるとは思えない;2013年から始まった試みがうまく行っているかどうかだよね

>>614-616
私には、自力で解答できる力は無いですが
616で標数が0の場合で自己解決とありますが、614では標数が0の場合だけで良かったの? ちょっと不整合という気が・・・

>>613
まあ、いまさら入試受けるつもりないけど、>>16の出題と解答に関連していると思ったんだよね

697:132人目の素数さん
15/06/13 23:31:31.64 l7HTOfjk.net
高校生でこういう問題が普通に解けたらなかなかすごいと思うわ

698:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/13 23:51:43.16 hlNpoH8z.net
>>614-616
外しているかも知れないが

>べき根による拡大体で分解体を含む場合、分解体が基礎体の正規拡大になるって理屈がよくわからないんですが

「分解体が基礎体の正規拡大になる」は、下記によれば正規拡大の定義そのままでは?
URLリンク(ja.wikipedia.org)
体の代数拡大 L/K は、L が K[X] の多項式の族の分解体(splitting field)であるときに、正規(英: normal)という。ブルバキはそのような拡大を準ガロワ拡大(quasi-Galois extension) と呼んでいる。
他の性質
L を体 K の拡大とすると、
・ L が K の正規拡大で E が中間体(すなわち L ⊃ E ⊃ K)であれば、L は E の正規拡大である。E は K の正規拡大とは限らない。
・ E と F が L に含まれる K の正規拡大であれば、合成体 EF および共通部分 E ∩ F も K の正規拡大である。
(引用おわり)

あと、べき根による拡大体について
アルティンのガロア理論(ガロア対応)を既知とすると
べき根による拡大体で分解体を含む場合、分解体のガロア群がアーベルにならないかな?
べき根拡大は、巡回群で、アーベル


699:群だと(下記) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%AA%E6%A0%B9 冪根拡大 K を体とし、a ∈ K の任意の 1 つの冪根 α = n√a を添加する拡大 K(α)/K を K の冪根拡大 (radical extension) という。 もし K が 1 の原始 n 乗根を含むなら拡大体 K(α) は二項多項式 x^n ? a の最小分解体となり、この二項多項式は重根を持たないので拡大はガロア拡大となる。 これをクンマー拡大 (Kummer extension) と呼ぶ。クンマー拡大は巡回拡大でその拡大次数は n の約数である。 逆に n の約数 d に対し、拡大次数が d であるような巡回拡大 L/K は、K が 1 の原始 n 乗根を含むという仮定の下で、クンマー拡大である。 このことから、ある方程式が係数に対して四則演算と冪根を添加する操作を有限回繰り返すことで解ける(代数的に可解である)ならば、ガロア群は巡回群のみからなる組成列を持たなければならないことになる。 この性質は、抽象群に対して可解群の概念として定式化される。



700:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/14 00:01:38.03 Vl116sFU.net
訂正
>>623
有理数は,整数,有限峨,循環峨のいずれかで表される.乙れを証明せよ
 ↓
有理数は,整数,有限小数,循環小数のいずれかで表される.これを証明せよ

(補足:PDFのOCR読み取り機能を使ったら、文字化けした。ワードなどのスペルチェックを掛けるべきだった・・)

701:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/14 06:13:27.89 Vl116sFU.net
>>628
ご参考
URLリンク(ja.wikipedia.org)
巡回群

URLリンク(ja.wikipedia.org)
(抜粋)
数学、特に群論の分野において、可解群(かかいぐん、英: solvable group)は、群の拡大を用いてアーベル群から構成できる群のことである。

有限群の場合は、同値な定義として「組成列においてすべての商が素数位数の巡回群である」というものもある。
有限群の組成列の長さは有限であり、全ての単純アーベル群は素数位数の巡回群であるため、この定義は上の定義と同値である。
ジョルダン・ヘルダーの定理より、一つの組成列が上記の性質を持つ場合、すべての組成列は同様に上記の性質を持つことが保証される。
多項式の


702:ガロア群の場合は、巡回群はある体の上の冪根に対応する。無限群の場合は必ずしも同値ではない。 より一般的に、すべての冪零群は可解群である。特に、有限p-群は冪零群であるため可解群である。 冪零群ではないが可解群である位数の小さい群の一例は、対称群S3である。 実は、位数最小の非アーベル単純群が5次の交代群A5であり、従って位数60未満のすべての群は可解である。 関連する概念 有限生成群に限って議論すれば、群のクラスには以下のような強さの関係がある(右側ほど強い条件である): 巡回群 < アーベル群 < 冪零群 < 超可解群 < 多重巡回群(英語版) < 可解群 < 有限生成群 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E4%BB%A3%E7%BE%A4 (抜粋) 交代群 群 A4 はクラインの4元群 V を真の正規部分群として持つ。 V は A4 に属するふたつの互換の積として書ける元の全体 {(12)(34), (13)(24), (14)(23)} であり、列 V → A4 → A3 (= C3) は完全である。 ガロワ理論によればこの写像、あるいはこれに対応する S4 → S3 に、四次方程式のフェラリの解法における(三次の)ラグランジュ分解方程式(分解方程式の根によって四次方程式を解くことができる)が対応している。 例外的な同型 小さい位数の交代群とリー型の群(とくに特殊射影線型群)との間には例外的な同型(英語版)と呼ばれる対応が取れるものがある。 A4 は PSL2(3) に同型である。また鏡像異種正六面体の対称性の群とも同型である。



703:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/14 06:45:42.40 Vl116sFU.net
>>630 つづき

URLリンク(ja.wikipedia.org)


704:%E7%90%86%E8%AB%96 (抜粋) ガロア理論によれば、"ガロア拡大" と呼ばれる体の代数拡大について、 拡大の自己同型群の閉部分群と、拡大の中間体との対応関係を記述することができる。 より発展的な定式化 抽象代数学においては、方程式とその分解体という具体的な対象を一旦放棄して、抽象的に定義された体の代数的拡大を取り扱うことになる。 上と同様に拡大体の自己同型と部分群の間の対応がうまくいくように、分離性と正規性とよばれる二つの条件が要求される。 この二つを満たすような拡大は ガロア拡大 (Galois extension) と呼ばれる。



705:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/14 06:46:40.74 Vl116sFU.net
>>631 つづき

URLリンク(ja.wikipedia.org)
(抜粋)
ガロア理論の基本定理(fundamental theorem of Galois theory)は、体の拡大の構造を記述した結果である。

定理の最も基本的な形は、有限次ガロア拡大である体の拡大 E/F が与えられると、1:1の対応が中間体とガロア群の部分群の間に存在する。
(中間体とは、F ⊆ K ⊆ E を満たす体のことを言う、それらを E/F の部分拡大と言う。)

証明
基本定理の証明は、自明なことではない。通常の扱いで最も重要な点は、エミール・アルティン(ドイツ語版、英語版)(Emil Artin)のむしろ微妙でデリケートな結果であり、与えられた自己同型群により固定された中間体の次元を制御することができる。
ガロア拡大 K/F の自己同型群は、体 K 上の函数として線型独立である。この事実は、より一般的な事実である指標の線型独立性から従う。

対応の性質
体 EH は F の正規拡大であること(同じことであるが分離拡大の部分拡大は分離的であるのでガロア拡大である)と、H が Gal(E/F) の正規部分群であることとは同値である。
この場合は、Gal(E/F) の元の EH への制限は、Gal(EH/F) と商群 Gal(E/F)/H の間の群同型を引き起こす。

応用
この定理は拡大体 E/F の中間体の分類という難しく聞こえる問題を、ある有限群の部分群を列挙せよというより扱い易い問題へ変換している。

例えば、一般の五次方程式は冪根によって解けない(アーベル-ルフィニの定理を参照)ことを証明するため、
まず最初に、根基による拡大(英語版)(radical extension)(α を F のある元の n 乗根としたときに F(α) となるような拡大)により問題を言い換え、この基本定理を使い、根基拡大の問題を直接対応できる群の問題へ変換する。

クンマー理論と類体論のような理論は、この基本定理から予想することができる。

706:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/14 07:19:24.47 Vl116sFU.net
>>632 つづき

ガロア理論の基本定理(ガロア対応)
”体の分離かつ正規拡大(分解体(splitting field))” VS  ”H が Gal(E/F) の正規部分群”

正規の定義は、体と群で定義が違う。が、どちらも、”normal ”を使う

突然ですが和英。正規の訳にもいろいろあるが
URLリンク(ejje.weblio.jp)
正規 JMdict
対訳 regular; normal; formal; legal; established; legitimate

突然ですが英和。要は、”normal ”は日常語で、「正常な」という意味もある
URLリンク(ejje.weblio.jp)
normal 研究社 新英和中辞典 研究社研究社
「〈人が〉正常な発達をしている,ノーマルな.」

707:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/14 07:25:14.04 Vl116sFU.net
>>628
ここに戻る

>べき根による拡大体で分解体を含む場合、分解体が基礎体の正規拡大になるって理屈がよくわからないんですが

”べき根による拡大体について
アルティンのガロア理論(ガロア対応)を既知とすると
べき根による拡大体で分解体を含む場合、分解体のガロア群がアーベルにならないかな?
べき根拡大は、巡回群で、アーベル群だと(下記)”
とコメントした

そのこころは、
べき根による拡大体で分解体を含む場合→べき根拡大は巡回群
という連想ゲーム
そこから、巡回群ならその性質はよく分かる>>630
巡回群の部分群はすべて正規
そこから、「正規拡大になるって理屈」を納得するという線もありだろうと思った次第です

708:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/14 07:38:12.28 Vl116sFU.net
>>624 補足

「大学への数学」 6月号 にも大阪大学(前期) 理学部 数学(挑戦枠)問題と解説>>610
にも、スターリングの公式とウォリスの公式についての言及があるね

709:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/14 10:14:26.24 Vl116sFU.net
別件の検索でヒットしたものだが
URLリンク(www.ritsumei.ac.jp)


710:labo/ARCHIV.pdf New! Archiv/Re-edited/2015/5/15[PDF] より 最近の言葉 (2008/6/20) たしかに、後の世代が前の世代のことを全部学習するとなると、呆然とし てしまう。とくに、若い人にとって現在の最前線に追いつくだけで精一杯と いうことでまったく大変だ。でも、しばらく様子をみていると、最前線とい うのは、じつは「細前線」であるということがわかる。つまり大部分が枝葉 末節をやっているのだ。勉強ではなくて自分独自のものをやるのが研究だと いうわけで、だれかがでっちあげた怪しげな理論をもとにして論文なるもの を書きまくる。そんなもの全部読まされるとたまったものでない。まあ、な かには重要なものも含まれているので、どれを捨てて、どれを残すかという 判断基準を定めることは若い世代にはむずかしいところはあるかもしれない。 でも、しっかりと基礎的な勉強をしておけば、ある程度は判断ができるもの だ。発育ざかりでいいものをしっかり食っておく必要があるのと同じである。 (出所) http://www.ritsumei.ac.jp/se/~kra/labo/ob.html OB(OG) の皆様へ2015/5/15 http://www.ritsumei.ac.jp/se/~kra/labo/ 立命館大学理工学部物理科学科: 特任教授(総合理工学研究機構所属) 倉辻 比呂志(Kuratsuji Hiroshi)



711:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/14 10:21:23.04 Vl116sFU.net
>>636 つづき
マンフォードの言葉
(2008/6/6 記)
マンフォードは数学が、過度の抽象化に陥ることの危険性を警告している。
以下、それを敷衍してみる。
数学(および理論、数理物理においても)において、ある概念が発見されると、研究者はなかば本能的にその概念をできるだけ一般化しようと試みるものだ。
グロタンディークの数学というのはまさにそれを絵に描いたようなものである。
それは極端な抽象化といっていいだろう。
こういう抽象的なものは、とくに若い世代をひきつける。それゆえグロタンは、一定の期間若い数学者の英雄(または教祖)でありえた。
しかし、祭りが去ったようである。まさに、この過度な抽象化が、災いしたといえるかもしれない。
(このことが、グロタンをして失望せしめ、スペインの山奥に隠遁してしまった遠因となったかどうかはわからないが)。
数学といえども具体的対象がある。関数であるか、特定の幾何学的対象、代数的関係など。
このしっかりと具体現象がとなりにいることで、理論が生命を得る。
理論を拡大していくうちに、次第に現象から遊離したところにむかってしまうというのは、仕方がないことかもしれないが、そこが問題である。
ガウスからポアンカレの数学の道をながめてみると、理論は数学的な具体現象を的確に予測してそれを解決するというきわめて健全な営みのうえに築かれてきたのである。
現実の自然現象である物理との健全な関係もつねに保持されてきた。
数学には、歴史上、とってつけたような難問というものがいくつもある。
この難問を解決するために、気の遠くなるような抽象理論を構成していったといえるのであるが。。。。。
そして、そしてそのあげく難問が証明されたのは結構であるが、一般人はおろか数学者のなかでもごく小数の専門家にしか理解できないといういわば亀裂が生じてしまった。
数学は難解な論理をあやつることが知的な優越をもたらすものであるから、こういう状況は当然なのだと開きなおってしまえばそれまでだろうが。
この


712:抽象化という行為は、物理の理論とくに統一理論を標榜する一連の試みにおいてみられる。 これは一種の宗教のようである。 略



713:132人目の素数さん
15/06/14 10:24:11.99 SlAs+kqN.net
2番は、式の形を見たけど、背景知らないと、多分制限時間内になんか解けない。
(1)が多分1番難しい。少しどうやって三角関数の不等式を使って
lim_{+∞}(b_n)=√πを導くのか考えたが、全然簡単じゃない。
全体的に不自然な流れの証明になっている。(2)は不要。
自分で高校レベルの知識だけで最初っから考えろって話になると、鬼畜の入試。背筋凍る問題だわ。
反対に、大学のテキストでしっかり学習しておくと、発想が得易くなる。

714:132人目の素数さん
15/06/14 10:29:06.56 SlAs+kqN.net
>>638の訂正:lim_{+∞}(b_n)=√π→lim_{n→+∞}(b_n)=√π

715:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/14 10:46:27.58 Vl116sFU.net
これも別件の検索でヒットしたものだが
(下記神戸大 高山先生と思います)
URLリンク(fe.math.kobe-u.ac.jp)
付録E 講義のための補足ノート?東京大学
大学院集中講義
E.1 2007-05-29
Leck1/2.tex
E.1.1 今回の概要と数学の題材
E.1.2 Knoppix/Math のブート(起動方法) の仕方

URLリンク(fe.math.kobe-u.ac.jp)
URLリンク(fe.math.kobe-u.ac.jp)

URLリンク(park.itc.u-tokyo.ac.jp)
KNOPPIX/Math 紹介 - 東京大学 2008 濱田龍義 (福岡大学理学部/JST-CREST )

URLリンク(fe.math.kobe-u.ac.jp)
はじめてのKNOPPIX/Math (2009) - 神戸大学 濱田龍義 福岡大学

716:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/14 11:13:16.75 Vl116sFU.net
>>638-634
どうも。スレ主です。
”lim_{n→+∞}(b_n)=√π” この書き方良いかも(本来2行の下添え字のところ)

>2番は、式の形を見たけど、背景知らないと、多分制限時間内になんか解けない。
>(1)が多分1番難しい。

そういえば、 URLリンク(kaisoku.kawai-juku.ac.jp) の解答例を見ると、(1)が長いね

>反対に、大学のテキストでしっかり学習しておくと、発想が得易くなる。

そういうレベルを狙っているのかも

追伸
なお、挑戦枠は、普通の入試も受けて、プラスやってみようという人に挑戦枠なんだ
だから、挑戦枠が解けなくとも普通の入試で入る人も居るはず

717:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/14 11:29:24.46 Vl116sFU.net
>>634 補足
>巡回群の部分群はすべて正規
>そこから、「正規拡大になるって理屈」を納得するという線もありだろうと思った次第です

数学は、つまづくところが各人違う。だが、そこでじっくり考える。あるいは、先へ進む、その後戻る。人それぞれ
私のお薦めは、はやく全体像を掴むこと。ガロア理論の基本定理(ガロア対応):”体の分離かつ正規拡大(分解体(splitting field))” vs  ”H が Gal(E/F) の正規部分群”
体 vs 群の対応をつけるために、エミール・アルティンのむしろ微妙でデリケートな結果がある。つまり、分離性だとか分解性だとか
そして、べき根拡大 vs 巡回群 を先取りする。そうすれば、高い立場で全体を俯瞰できると思うんだよね

そして、さらにガロア理論を広く解釈すれば、下記のようにある数学的対象と、それと対になる良く分かった代数的対象を見つけてくる理論
それが、現代数学の立場で、原ガロア理論(代数方程式の理論)はそのモデルになったと。では
URLリンク(ja.wikipedia.org)
ソリトン方程式のモジュライが無限次元グラスマン多様体になるという佐藤-佐藤の定理(夫人と共著)で有名。
この定理は可積分微分方程式に対するガロア理論と見なすことができる。

718:132人目の素数さん
15/06/14 13:12:03.19 SlAs+kqN.net
ピカール・ヴェッシオ理論とかいう理論だったかな。
その線型常微分方程式版のガロア理論は代数解析より前にあって、
それから、代数解析による�


719:Kロア理論が発展したんです。 ピカール・ヴェッシオ理論から、もう一方で微分代数も独自に発展したんです。 体だと、拡大体や中間体、部分体という用語はあるのに、 群だと、部分群はあっても、拡大群や中間群という用語はないのな。 環も同じ。あるのは部分環だけ。



720:132人目の素数さん
15/06/14 18:34:28.72 uP0bLdtV.net
スレ主さんはチンポデカいのか?

721:132人目の素数さん
15/06/14 19:49:59.49 GaRTV0pt.net
めっちゃでかいよ

722:132人目の素数さん
15/06/14 20:51:59.51 BQIgIIUL.net
チンポめっさ臭いッス

723:132人目の素数さん
15/06/14 20:59:39.92 FpHs03Lb.net
チンポは凸

724:132人目の素数さん
15/06/16 19:01:28.59 a1EkKwzR.net
ピカール・ヴェッシオに関するURLが週末に5つくらい貼られるんだろうな

725:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/20 06:42:58.04 w8s6oXPV.net
>>648
どうも。スレ主です。

ピカール・ヴェッシオか・・
googleで検索すると、現代数学の系譜11 ガロア理論を読む3 で2回出ている
100 名前:132人目の素数さん[sage] 投稿日:2012/04/17(火)は、私(スレ主)とは違うと思う。sageで書いているから
504 :現代数学の系譜11 ガロア理論を読む:2012/04/28(土)は、私です。梅村 浩先生のことを書いた記憶はあるし

現代数学の系譜11 ガロア理論を読む3
スレリンク(math板:100番)
100 名前:132人目の素数さん[sage] 投稿日:2012/04/17(火) 05:44:00.05
URLリンク(ja.wikipedia.org)
ガロア圏(Galois category)とは古典ガロア理論が展開される、いくつかの公理を満たす圏である。

その他の話題 [編集]知られているすべてのガロア理論がガロア圏の言葉で表現できるわけではない。微分体のガロア理論であるピカール・ヴェシオ理論はガロア圏上では展開できない。それらのためにグロタンディークによる淡中圏の理論が構成されている。

スレリンク(math板:504番)
504 :現代数学の系譜11 ガロア理論を読む:2012/04/28(土) 12:36:29.63
>>502
梅村 浩先生、なかなか面白いね
URLリンク(ja.wikipedia.org)
梅村 浩(うめむら ひろし 1944年 - )は、日本の数学者。理学博士(名古屋大学)。元名古屋大学大学院多元数理科学研究科教授。名古屋大学名誉教授。愛知県名古屋市出身。
専門は、代数幾何学で、微分方程式のガロア理論を研究。特に、パンルヴェ方程式の代数的構造を解明し、さらに、ガロア体のピカール・ヴェッシオ理論の代数幾何的基礎付けに成功したことで知られる。1998年、日本数学会代数学賞受賞。
(引用おわり)

726:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/20 06:55:03.33 w8s6oXPV.net
>>643
どうも。スレ主です。
ピカール・ヴェッシオ理論は、このスレでも何回か出た。初出は>>649みたいだね

>体だと、拡大体や中間体、部分体という用語はあるのに、
>群だと、部分群はあっても、拡大群や中間群という用語はないのな。
>環も同じ。あるのは部分環だけ。

確かに。ただ、環はよく知らないが、有限群論では拡大の概念はあったような記憶がある
中心拡大だったっけ?・・と、これかな?

URLリンク(ja.wikipedia.org)
抜粋
群の拡大
数学において、群の拡大(ぐん-の-かくだい、英: group extension)は、一般に特定の正規部分群と剰余群を使って群を記述することを意味する。Q および N をふたつの群とするとき、G が N による Q の拡大 (extension) であるとは短完全列
1→ N→ G→ Q→ 1
が存在することを言う。G が N による Q の拡大ならば G は群であり、N は G の正規部分群で剰余群 G/N は群 Q に同型となる。群の拡大は、Q と N が既知の群であるとき、群 G の性質を決定できるかという拡大の問題 (extension problem)の文脈で現れる。
部分群 N が群 G の中心に含まれるような拡大は、中心拡大 (central extension)と呼ばれる。

拡大問題
群 H に対してどのような群 G が H の拡大として得られるかという問いは拡大の問題と呼ばれ、19世紀の後半から深く研究がなされてきた。
研究の動機としては、有限群の組成列が部分群の列 {Ai} で各 Ai+1 が Ai のある単純群による拡大であることが考えられる。
有限単純群の分類により、有限単純群については完全に判っているので、拡大問題が解決されれば一般に任意の有限群の構成と分類についての十分な情報が得られるということになる。

拡大の分類
拡大問題を解決するというのは、H の K による拡大を全て分類すること、あるいはもっと実際的にいえば、そのような拡大全てをもっと判り易くて計算し易い数学的対象を使って表現することをいう。
一般に拡大問題は非常に困難な問題で、他に条件を付け加えてやらないと意味のある拡大の分類というものは殆ど得られない。
以下略

727:132人目の素数さん
15/06/20 07:36:35.00 FRrjgsd3.net
>>650
いや、私がいっていたのは、相対的な意味での用語のお話だよ。
拡大体や中間体というのは、有理数体QやQの拡大体Q(√2)、実数体Rを考えたとき、
包含関係はQ⊂Q(√2)⊂Rで、RやQ(√2)はQの拡大体、Q(√2)は体の拡大Q(√2)/Qの中間体というだろ。
このとき、RやQ(√2)は環や群でもあるから、RやQ(√2)はQの拡大群とか
Q(√2)は拡大Q(√2)/Qの中間群とかいっていい気がするんだよね。
そうやって、相対的な意味での用語を考えたら、例が既に存在する。

728:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/20 07:39:59.17 w8s6oXPV.net
旧スレが500KBオーバーに近づいたので、新スレ立てる

現代数学の系譜11 ガロア理論を読む14
スレリンク(math板)

以下は基本新スレで

729:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/20 07:48:11.26 w8s6oXPV.net
>>651
どうも。スレ主です。
ID:SlAs+kqN さんですね

>いや、私がいっていたのは、相対的な意味での用語のお話だよ。

うん、分かってますよ。”拡大”は、分野を超えた数学一般の概念だから。単純に”中心拡大”を思い出しただけ。有限単純群の分類で、”中心”的役割を果たしたと
ただ、>>650の記事を見ると、拡大群という概念を作ることは難しいみたいです(well-definedにならない?)

730:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/06/20 07:49:05.48 w8s6oXPV.net
では、以下は新スレで

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