現代数学の系譜11 ガロア理論を読む13at MATH
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む13 - 暇つぶし2ch501:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/05/23 05:50:09.42 3TigoFfu.net
>>381
下記ご参考。20世紀には抽象代数だったものが、21世紀では「計算できる代数」
URLリンク(sci-tech.ksc.kwansei.ac.jp)
数理科学科 教員 - 関西学院大学理工学部:

大杉 英史(おおすぎ ひでふみ) 教授
専門分野:計算可換代数、凸多面体、計算代数統計

おもに、グレブナー基底とよばれるものについて研究しています。
大雑把に言えば、グレブナー基底とは、割り算に関して良い性質を持つ「多項式の集まり」です。
ただし、変数は1つとは限らないし、ある多項式を、複数の多項式で割り算することを考えます。
すると、1変数、1個の多項式で割り算する場合と違って、色々工夫が必要になります。
例えば、余りが一意(1つ)に定まりません。
しかし、グレブナー基底で割り算すると、余りが必ず一意に定まるという良い性質があります。
グレブナー基底の基本的な応用として、連立方程式の変数消去が挙げられますが、統計学や凸多面体の三角形分割など、他にも諸分野への応用が知られており、様々な数式処理ソフトウェア(Mathematica, Mapleなど)に実装されています。


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