現代数学の系譜11 ガロア理論を読む13at MATH
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む13 - 暇つぶし2ch161:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
15/04/18 17:35:23.20 LskGPWAB.net
>>125-128
分かり易い証明が下記にあった
URLリンク(aozoragakuen.)<)サクラ.ne.jp/pascal/node21.html URLが通らないので検索頼む
射影幾何
URLリンク(aozoragakuen.)サクラ.ne.jp/PDF/pascal.pdf URLが通らないので検索頼む
幾何学の精神 青空学園数学科 2014 年1 月13 日 より
<3.1.3 射影幾何の存在>
命題29 実数体R の同型写像群A(K) は恒等写像のみの群である.
証明
恒等写像でない同型φ が存在すると仮定する.恒等写像ではないのでφ(s) ≠ s となるs ∈ R
が存在する.φ(s) > s ならφ(-s) = -φ(s) < -s なので,必要なら-s をとることによってφ(s) < s
とできる.有理数体Q は実数体R の中で稠密である.ゆえに
(φ(s) + s)/2 < a < s
となる有理数a が存在する.c = s - a とおく.
φ(1) = 1 なので,a =q/p と整数p とq で表す.正整数p に関しては,φ が体の同型であること
からφ(p) = φ(1 +・・・ + 1) = φ(1) + ・・・ + φ(1) = p
となり,φ(-p) = -φ(p) より負の整数もφ で動かない.これから
φ(a) = φ(p^-1*q) = φ(p)^-1*φ(q) = p^-1*q = a
となり,φ はQ の要素を動かさない.よって
φ(c) = φ(s) - a < 0
一方,c > 0 なのでc はある0 でない実数b を用いてc = b^2 と表される.よって
φ(c) = φ(b^2) = φ(b)^2 > 0
これは矛盾である.
体の超越拡大に関する準備を必要とするので,次の命題の証明は略する.
命題30 複素数体C の同型群A(K) は無限群である.そのうち複素数体の実数から導かれる位
相に関して連続となるものは複素共役写像z → z~ のみである.


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