現代数学の系譜11 ガロア理論を読む12at MATH
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む12 - 暇つぶし2ch567:rikei-index01/syugou/syugou4.html 集合の基本4(べき集合、直積など) (抜粋) 定義 ( べき集合 ) X を集合とする。 X の部分集合全体を 『 X のべき集合 』 といい、2^X と表す。 すなわち、2^X={ A | A⊂X }である。 べき集合の元の数は2のべき乗になる。 例えば、上の例では集合 X の元は3個で、2^X の元は 2^3=8個 である。 なぜこのような関係が成り立つのだろうか? いま、2^X に属する X の部分集合にどのようなものがあるかを考えてみよう。 これは X の各元が部分集合に 「 属する・属さない 」 の組み合わせを考えることと同じである。 だから、べき集合の元の数は2のべき乗になるのである。 べき集合を 2^X と表すのもこれが理由である。 X のべき集合を P(X) と表す流儀もある。 これは英語の power set (べき集合という意味)に由来する。




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