現代数学の系譜11 ガロア理論を読む12at MATH
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む12 - 暇つぶし2ch548:を取ると、或るk∈Zが存在して、s=t+2k。 よって、s>tから、t+2k>tであり、k≧1。t>0だから、 1<t+2kを得るが、一方1>s=t+2kであり、1<t+2kに反し矛盾。 Case3-2):m=n=-1のとき。このとき、①(②)から、e^{i(s+t)π}=1を得る。 故に、偏角の不定性から両辺に主値を取ると、或るk∈Zが存在して、s+t=2k。 然るに1>s>0、1>t>0から2>s+t>0であり、2>2k>0から、 1>k>0なる整数kが存在することになって矛盾。 Case3-1、Case3-2から、mn=1のとき矛盾。   (Case3終) Case4):mn=-1のとき。このとき、m=1、n=-1 または m=-1、n=1。 Case4-1):m=1、n=-1のとき。このとき、n=-1、①から、 e^{isπ}=e^{i(-t)π}であり、e^{i(s+t)π}=1。故に、Case3-2と同様に考えると矛盾。 Case4-2):m=-1、n=1のとき。このとき、m=-1、②から、 e^{i(-s)π}=e^{itπ}であり、e^{i(s+t)π}=1。故に、Case3-2(Case4-1)と同様に矛盾。 Case4-1、Case4-2から、mn=-1のとき矛盾。   (Case4終) Case1~Case4から、1>s>t>0なるs、t∈R\Qが存在して、T(s)=T(t)であったとすると矛盾。 [第6段]:乗法群C^{×}の正規部分群は非可算個存在することを示す。 開区間(0,1)は非可算であるから、乗法群C^{×}の正規部分群は非可算個存在する。




次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch