現代数学の系譜11 ガロア理論を読む12at MATH
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む12 - 暇つぶし2ch399:132人目の素数さん
15/03/06 19:14:54.25 AVlvxq7S.net
さらに言うと、[第5段]では「 s,t∈R-Q, T(s)=T(t), s>t 」という条件しか使っていない。
>すると、T(s)、T(t)は両方共に複素平面Cの単位円周上の部分集合だから、
>2>s>1>t>0から、或る(m,n)∈(N\{0})^2が存在して、
>e^{i(msπ)}=e^{i(ntπ)}であり、e^{i(msπ-ntπ)}=1。
この部分では、あたかも 2>s>1>t>0 を使っているかのように見えるが、
実際には「 s,t∈R-Q, T(s)=T(t) 」さえ成り立っていれば十分であり、それだけで
「 ある(m,n)∈(Z\{0})^2 に対して e^{i(msπ)}=e^{i(ntπ)} 」が言えてしまう。
従って、この部分では せいぜい「 s,t∈R-Q, T(s)=T(t) 」しか使っていない。
そして、その後の議論で新しく使っている性質は s>t だけなので、結局、
[第5段]全体を通しては「 s,t∈R-Q, T(s)=T(t), s>t 」しか使っていない。
となれば、「 s,t∈R-Q, T(s)=T(t), s>t ならば矛盾 」が言えたことになってしまい、
すなわち「 s,t∈R-Q, s>t ならば T(s)≠T(t) 」が言えたことになってしまうが、
これには反例があるのだった(s=√2+2, t=√2 など)。というわけで、この考察だけでも、
「 [第5段]の証明はどこかが間違っている」ということが分かってしまう。
証明中に安易に「 2>s>1>t>0



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