15/02/28 19:59:48.47 qa89jASJ.net
>>204
”おっちゃん”どうも
正20面体と5次方程式 F.クライン (著), 関口 次郎 (翻訳)の初版が手元にある
>クラインの本は図書館でザッと見たことがあり、
>この本では群論は必要だが、ガロア理論は前提になっていなかった筈。
いやいや、それがね、あるんだ
第4章だ
4.2が「代数方程式の群について」で、4.4が「ガロアの分解式特論」だ
クラインの本は、前書きに1884年5月とある
つまりは、アルティン流ではなく、原ガロア流のガロア理論なんだね
で、この本の値打ちは、抽象化された現代ガロア理論の対極として、原初のガロア理論が語られていることじゃないかな?