現代数学の系譜11 ガロア理論を読む12at MATH
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む12 - 暇つぶし2ch163:132人目の素数さん
15/02/22 22:22:57.97 tjGQ54W1.net
>>151
>>105には以下のように書いた
> ガロアはガロア記法を使ったかもしれないがgH=Hgの確認はガロア記法でなくてもできる
表記についてはガロア記法を使っていてもスレ主が過去スレで書いていたような
省略された1行目を(abcde)から(bacde)に読み替えるような操作が必要なければ
コーシー記法と同等だという考え方
だから正規部分群の定義に数学的な内容で本質的に関わっている訳ではない
極端な例を挙げるとガロアがフランス語を使ってガロア理論を構築したというのは
間違ってはいないが誰もガロア理論にとってフランス語が重要だとは考えていない
gH=Hgを発見していなくても自然に(あるいは無意識にでも)導入することが可能なのは
可換群の場合か非可換群の部分群の指数が2の場合である
群Gの部分群Hに含まれない元をa, b, c, ... としてHの指数が3だとする
商群が{e, a, b}だとすれば剰余類による分類はH+Ha+Hbと書ける
ガロアによる群の元の分け方はH以外の全ての元に関して行えば剰余類による分け方と
結果的に同じになるが「Hの順列に同じ置換を掛けて作られる」と書いているように
H+Ha+Ha^2(+Ha^3 = H), H+Hb+Hb^2, H+Hc+Hc^2, ...
巡回群の場合を「(固有)分解」の基準にしておけば必ずgH=Hgでありたとえば4次方程式の
場合は部分群の指数が3のケースを考える必要が出てくるが代数的に解けることは既に
分かっているのでどの性質が必要か基準と比較すれば良い


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