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ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は世界の食糧事情にも深刻な影響をおよぼすおそれが懸念されている。
ロシアとウクライナはともに世界有数の穀倉地帯として知られる。ウクライナの2021年の小麦生産量は3216万トンで、そのうち約73%の2380万トンを輸出している。
この軍事侵攻は、2022年春以降の食料生産にも影響をもたらすおそれがある。ロシアとその同盟国ベラルーシは、農業用肥料に不可欠な原料である塩化カリウムの主要輸出国だ。両国の生産量は世界全体の37.6%を占めている。
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