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御嶽山噴火の痕跡 保存を要望へ (動画あり) 08月11日 18時25分 長野 NHK
URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)
６年前、御嶽山の噴火で犠牲になった人の遺族などで作る会が、１０日、山頂に登って噴火で被害を受けた鐘や灯ろうなどを調査しました。
会では、将来への教訓として保存を検討するよう、ふもとの自治体などに要望することにしています。
御嶽山は、平成２６年９月の噴火で死者・行方不明者６３人を出しました。
１０日は、犠牲になった人の遺族などで作る会のメンバーが木曽町にある山頂に登り、噴火の被害の状況を改めて調べました。
会のメンバーは、噴石で穴が開いた鐘や、衝撃で傾いた石でできた灯ろうなどが今もそのまま残されていることを確認しました。
そのうえで、会は、災害のおそろしさと教訓を将来に伝えていくため、噴火の痕跡を山頂や、今後、ふもとに整備される予定の「ビジターセンター」で
保存し、展示などをしていくことを木曽町と灯ろうなどを管理する神社に対して要望することにしています。
会では今後、具体的な内容を決めたうえで、ことし中に要望を出す考えです。
噴火で義理の弟を亡くし、会の代表を務めるシャーロック英子さんは「痕跡をしっかりと保存して、教訓としてもらいたい」と話していました。