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週中頃にかけ大雨に警戒 豪雨災害拡大のおそれ
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2020/07/05 17:34 ウェザーニュース
太平洋高気圧の勢力が強まり、梅雨前線はゆっくりと北上しています。明日6日(月)の夜には東北南部から北陸・山陰付近に達する見込みです。
6日(月)~7日(火)にかけて南から非常に暖かく湿った空気が流れ込み、前線の南では積乱雲が発達しやすくなり、前線本体の活動も活発になります。
大雨災害のおそれも
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前線の南に当たる九州南部、西日本の太平洋側や東海の一部、前線に近い九州北部~中国西部には発達した雨雲が次々と流れ込んで、
断続的に強雨が続きます。
昨日、熊本県や鹿児島県の一部に記録的な豪雨と甚大な被害をもたらしたいわゆる「線状降水帯」が形成され、
局地的に猛烈な雨が数時間続いてしまうおそれもあります。
河川の氾濫や土砂災害など新たな被害の発生や被害の再発・拡大に厳重な警戒が必要です。
いつでも避難ができるよう準備を
「線状降水帯」の形成位置を正確に予見することは難しく、被害が発生していない地域でも短時間で同様の甚大な被害に見舞われるおそれがあります。
あらかじめ、最寄りの避難所の確認や避難用品の準備、避難手段の確保など最悪の事態を想定した備えをしてください。
8日(水)も前線は本州付近に停滞しますが、暖かく湿った空気の流れ込みは収まり強雨のピークは一旦越えると見ています。ただ、
7日(火)までに積算雨量がかさむおそれがあるので油断はできません。
梅雨前線や低気圧の位置によって天気が著しく変化するので、最新の情報をこまめに確認するようにしてください。