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最終処分場候補地の地図 公表 (動画有り) 07月14日 19時13分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」をめぐり、今後、最終処分場の候補地として調査の対象となり得る地域を示した
国作成の地図について、14日、青森市で説明会が開かれました。
この説明会は「原子力発電環境整備機構」が開き、24人が参加しました。
国は「核のごみ」について、地下深くに埋める地層処分を検討していますが、最終処分場の候補地は見つかっておらず、国は去年、候補地選定に向けた
調査対象となり得る地域を示した地図を公表しました。
14日の説明会の中で国の担当者は、東北地方の地図を示しながら、例えば活火山である恐山など、火山の周辺や、活断層の影響が大きいと予測される
地域などは、処分場の立地には好ましくないと説明しました。
「核のごみ」は、最終処分場に運ばれるまでの間は六ヶ所村の施設で一時的に保管されますが、県は国との間で「青森県を最終処分地にしない」という
約束を交わしています。
これについて参加者からは、「約束をきちんと守ってほしい」とか、「県外の人にも説明してほしい」などの意見が出されていました。
説明会を開いた原子力発電環境整備機構の近藤駿介理事長は「青森県は処分地にしないという約束があるが、必要性を広く知ってもらうため説明会を
行った。社会全体の理解が必要なので各地で丁寧に内容を説明していきたい」と話していました。