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世界最大!アゼルバイジャン首都バクー近郊で泥火山が爆発 2018年03月05日 12時27分@ハザードラボ
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先日、中米トリニダード・トバコで起きた泥火山の噴火についてお伝えしたばかりだが、今度はカスピ海に面したアゼルバイジャンの首都近郊で今月1日、
世界最大規模のトラガイ(Turaghai)泥火山が爆発した。
旧ソ連国アゼルバイジャンは、首都バクーが位置するアブシェロン半島にバクー油田やガス田などを抱える天然資源が豊かな国だ。
今月1日、世界最大の泥火山のひとつ、トラガイが1988年以来、30年ぶりに噴火した。同国の環境・天然資源省によると泥火山の周囲は自然保護区に
なっていることから民家はなく、大量に噴出された泥に巻き込まれた住民はいないという。
泥火山の噴火は、地下水やメタンガスとともに、温度が高い粘土が地表に噴き出す現象で、世界には1000を超える泥火山があるとされるが、
そのうち400近くがアゼルバイジャンとカスピ海周辺に集中している。
今回噴火したトラガイは、同じアゼルバイジャンにあるボユック・カニザダグ(Boyuk Khanizadagh)と肩を並べる世界最大の泥火山だ。直径約10キロ、
高さ700メートルのボユック・カニザダグは、2001年10月10日に轟音とともに噴火し、噴出したガスに引火し、300メートルの火柱が上がった記録が残されている。
今回噴火したトラガイは、過去10回の噴火記録が残されており、噴出した泥やガスは工業原料や燃料などに利用されることで、アゼルバイジャンの経済活動を
支えている。
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アゼルバイジャンの首都バクー近郊にある世界最大の泥火山が噴火し、
大量の泥を噴出(環境・天然資源省/Ministry of Ecology and Natural Resources of Azerbaijan Republic)
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ボユック・カニザダグ泥火山の2001年の噴火では、大気中に放出されたガスが引火して火柱がたった(Mud Volcano)
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アゼルバイジャンの地図。カスピ海に面する首都バクー近郊には油田やガス田などがたくさんある(Wikimedia Commons)