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「河川津波」防ぐ堤防 進捗は 03月05日 08時15分
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「河川津波」を防ぐため震災後に整備が進められている堤防工事の進捗率は、国が管理する東北地方の一級河川で、およそ8割となっていることがわかりました。
専門家は堤防の整備とともに河川津波を想定した避難などの備えを進めるよう呼びかけています。
東日本大震災では、宮城県では80の河川で津波が遡上し、このうち北上川ではあふれた津波で河口から12キロまでの流域に被害が出ました。
国や県は河川津波の被害を防ぐため、震災後、河口周辺の堤防を海岸の防潮堤と同じ高さまで引き上げるなどの工事を進めてきました。
東北地方整備局によりますと、国が管理する一級河川の河口付近では、対策が必要とされた5つの川、48キロの区間のうちこれまでにおよそ8割が完成しました。
また、宮城県によりますと、県が管理する二級河川の堤防工事の進捗率はことし1月時点で84%となっています。
震災で大きな被害をもたらした河川津波に対し堤防の整備とともに避難などの備えをどう進めるかが新たな課題となっています。
河川工学が専門の東北大学の田中仁教授は「河川を遡上する津波はある意味、死角になっていた。強い意識を持って避難することが必要だ」と指摘しています。