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悪魔の泥火山「23年ぶりに目覚め」トリニダード・トバコで爆発あいつぐ!(動画) 2018年02月28日 14時12分@ハザードラボ
URLリンク(www.hazardlab.jp)
カリブ海の島国トリニダード・トバコで今月、大規模な泥火山が相次いで爆発した。地元の憩いの広場に突然出現したクレーターからは、大量の泥が噴出し、
近隣住民25世帯に緊急避難命令が出された。
地下の粘土が、地下水やガスとともに吹き出す泥火山は、火山の名前がついているが、必ずしも火山活動とは関係せず、溶岩に比べると温度は低い。
地中深くの地下水が多い層に圧力がかかり、その上にある粘土層を破壊して、メタンガスや二酸化炭素などと一緒に噴出するものと考えられており、
国内にも北海道の新冠(にいかっぷ)町や、新潟県十日町市の泥火山が有名だ。
トリニダード島南部に位置するプリンスタウンにある「デビルズ・ウッドヤード公園」では、現地時間今月12日夜、最初の爆発が発生。翌13日午前0時20分と
同4時52分、再び噴火が相次いだ。
この影響で道路に敷かれたアスファルトや敷石には亀裂が入るなど地割れが発生し、大量に噴出した粘土によって、一晩のうちに直径45メートル以上の
クレーター(噴出孔)が出現。朝になって集まってきた近隣の住民が度肝を抜かれた。
同国の農村開発省やプリンスタウンの防災当局によると、噴火に伴う大気中の二酸化窒素レベルは低く、健康に影響を及ぼす心配はないが、
再び爆発するおそれがあるとして、近隣住民25世帯を小学校や地域のコミュニティセンターに避難させた。
石油や天然ガス資源が豊かなトリニダード島の南部に位置するデビルズ・ウッドヤードは、「悪魔の製材所」を意味し、1995年にも付近で泥火山が爆発。
このときは高さ60メートルまで一気に噴き出した泥が、住宅11棟と20台の車両をまきこんで、住民ひとりが死亡したほか、31人が家を失ったという。
今回の爆発では幸い、死傷者は出なかったが、23年前の災害を覚えている住民は「悪魔が目覚めた」と恐れおののいている。
URLリンク(www.hazardlab.jp)
住民の憩いの公園に突如現れた泥火山の巨大クレーター(Trinidad and Tobago Weather Center)
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直径45メートルというが、もっと大きいように見える。周囲の樹木はなぎ倒された(Trinidad and Tobago Weather Center)
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地下の粘土が一気に噴き出して地面には亀裂が入った(Trinidad and Tobago Weather Center)