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富士山でGPS調査始まる 08月04日 12時00分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
世界文化遺産の富士山で、登山者数の適正な目安を設けて環境を守ろうと、登山者をGPSのついた機器で追跡する調査が4日から始まりました。
この調査は、山梨県と静岡県が夏場の富士登山の実態を把握して環境保全につなげようと3年計画で行っていて、ことしが最後の年に当たります。
4日は山梨県側の富士山5合目の総合管理センター入り口で、訪れた登山者に位置情報を記録するGPSのついた機器が配られました。
富士山では週末の午前0時以降、ご来光を見ようという登山者で9合目辺りから山頂にかけて激しく混雑することが分かっていて、ことしはご来光を見る
予定の人に限って機器を配ることにしています。
30代の男性の登山者は「渋滞せずに登れるようになるならありがたい」と話していました。
山梨県世界遺産富士山課の入倉博文課長は、「登山者に混雑を避け、安心かつ快適に富士登山を楽しんでもらうため調査を通してできるだけきめ細かい
情報を提供していきたい」と話しています。
山梨県などでは下山者から回収したデータを分析したうえで、登山者数の適正な目安など富士登山の指針を設けて来年末までに
UNESCO=国連教育科学文化機関に提出することにしています。