17/04/20 02:19:23.00 01NI6Uxx.net
ちなみに、ユーリ・デミチック氏の「手術をせず経過観察した子供の患者は寿命が短い傾向にある」というのは
隈病院の知見とも合致しています。年齢が低ければ低いほど、経過観察中に癌が増殖する率が高いことが証明されています。
敷衍していえば、子どもの甲状腺癌には経過観察は推奨できないというのが隈病院論文の結論です。
(訳)
臨床癌まで成長した甲状腺乳頭微小癌の割合は、60才以上の高齢者で最低であり、40才未満若年患者で最も高かった。
年齢の低さは微小癌の増殖を予想させる独立変数であった。
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(訳)
興味深いことだが、高齢者の微小癌は極小サイズで止まっており、安定している割合が最も高かった。
当該知見は、 臨床癌では高年齢が癌死の最大予想要因であるとする既存知見とは一致していない。
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(訳)
我々の経過観察データに従えば、高齢者の甲状腺乳頭微小癌は経過観察に最も適した候補である。(中略)対照的に、若年層の微小癌は中高年患者よりも有意に襲撃度が高かった。
この知見は若年層の臨床乳頭癌の高い再発率と整合的である。
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(グラフ)経過観察中に微小癌が3ミリ以上増殖した割合(年齢階層別)
URLリンク(www.ncbi.nlm.nih.gov) …
隈病院論文(Ito, 2013)
Patient Age Is Significantly Related to the Progression of Papillary Microcarcinoma
of the Thyroid Under Observation
URLリンク(www.ncbi.nlm.nih.gov)