甲状腺癌、白血病などの被ばく疾患情報スレ67at LIFELINE
甲状腺癌、白血病などの被ばく疾患情報スレ67 - 暇つぶし2ch876:地震雷火事名無し(チベット自治区)
16/08/14 17:56:58.63 yGj3lqov.net
なかなか興味深いやりとりでしたね。

ちょっと私見を。
まずやわらか銀行の定義ではそもそも「スクリーニングで発見したものはすべてスクリーニング効果」になっています。
この定義ですと、この検査がスクリーニング効果かどうかを議論しても意味はない。
議論以前の問題ですね。
千葉県はそこをわかったうえで、「臨床検討をし、定量化しないと意味はない」といってるわけ。

この定量化には「進行速度」「発見時重篤度」「放置可能期間」という3つの要素がの検討が必要です。

まず、「進行速度」
これは2巡目の結果を見れば、一目瞭然です。少なくとも2年で5ミリ~10ミリは成長してる。
このまま成長が続けば、2年後には20ミリ、4年後には40ミリ、もしくは転移という形で増悪化します。
「35歳までのガンを先取りした」などというのは進行速度から見るとエビデンスもデータ検討もない戯言です。
10ミリを境に進行が遅くなるという説を唱える医者もいましたが、最大径、平均径を見ると否定されます。
県立医大や検討委が2巡目の結果を論文に反映させないのは、この進行速度から見た多発が一目瞭然だからです。

次に「発見時重篤度」。これはこの検診に早期発見効果があるかどうかの指標になります。
まず「腫瘍径」これは自覚症状のある通常発症よりも小さい段階でみつかっています。
「転移」が多いですが、おそらくそれほど重篤になっていない状態で発見できているはずです。
進行の速い小児ガンですので腺ガンの性質上ある程度転移はしかたがない。
結果として、「全摘」の割合が少なく抑えられている。
このあたりが検査による「早期発見効果(前倒し効果)」とみなすことができあます。
(ただ、この全摘が少ないことは再発を呼ぶ可能性もあり注意が必要です)


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch