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活断層研究者が伊方町で講演
2016年08月21日 07時20分
伊方原子力発電所が立地する愛媛県伊方町で20日、活断層に詳しい高知大学の研究者が講演し、熊本地震の発生を踏まえ、「中央構造線断層帯」でも規模の大きな地震が起きる可能性があるとして、
しっかり対策をとっておくべきだと指摘しました。
伊方町の住民グループが開いた講演会には、町内や隣接する八幡浜市から20人余りが集まりました。
活断層に詳しい高知大学防災推進センターの岡村眞特任教授が、中央構造線断層帯で地震が起きた場合、佐田岬半島にどのような影響が出るのかなどをテーマに講演しました。
岡村特任教授は中央構造線断層帯の特徴について、「四国から近畿にかけて600キロ余りにわたってS字型に存在し、佐田岬半島の沖合では特に伊方原発の前で断層のずれが大きい」と指摘しました。
その上で、熊本地震が発生したことを踏まえ、中央構造線断層帯でも規模の大きな地震が起きる可能性があるとして、「地震が起きる前からしっかり対策をとっておくべきだ」と述べました。
参加した70代の女性は、「今後もこうした会に参加して勉強していきたい」と話していました。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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