16/04/07 21:45:32.89 SrKw5u1q.net
>>532の鈴木元氏と津田敏秀氏の討論の一部を文字に書き起こしました
URLリンク(youtu.be)
●鈴木元氏 □津田敏秀氏
33:10~
●はい、え~とこれでちょっと質問です。あの~これは教科書的だというふうにおっしゃってますが、
先生が論文の中で引用していた疫学統計の教科書ですね。
この「有病割合≒罹患率×平均有病期間」という、この式は非常に特殊な場合にしかできないというふうな
注意書きが書いてあります。ご存知でしょうか?
URLリンク(pbs.twimg.com)
□あ~あ~
●これは柴田先生のほうからEpidemiology誌に対する反論の中にもちょっと書かれていました。
で、これはまあオープンコホートにしかつかえないということと、ちょっと専門的なんでみなさん理解できないと思いますが
それから年齢によって有病率や罹患率が変わるような疾患には使えないということが明確に書いてあります。
で、甲状腺癌しかも子供の甲状腺癌てのは、年齢によって罹患率が大きく変わっていくものです。
ですからこれを使って計算すると間違いが出てしまうということだと思うんですが…いかがですか?
(会場笑いに包まれる)
□え~え~先生、先生が見積もられた間違いで、え~20倍から50倍が埋まるのでしょうか?
それ埋まらないんですよ。
●埋まりますね。それは例えば三県の比較で出てきた有病率というものがありますね。
あれで10万人当たり23人ぐらいでしたっけ…で、それはどう説明します?
あれで実際には普通のガン罹患統計より、あの段階でもう既に20倍ぐらい高いですね。