15/12/23 19:47:40.22 COJ2WO2Y.net
【原発】フクシマ「基準値が風評被害の助長につながっている。厳しく設定しすぎ」
URLリンク(fox.2ch.net) 1450849077/
<原発事故>風評被害「基準値が助長」
2015年12月20日日曜日
URLリンク(www.kahoku.co.jp)
東京電力福島第1原発事故による農林水産物の風評被害に関して、食品中の放射性物質基準値が
助長につながっているとの指摘が、有識者や地元関係者から出ている。
国が国際水準より厳しく設定したことで、検査結果が基準内に収まっても、数値が高い印象を
与えがちだからだ。(若林雅人)
<影響評価し設定>
海外と日本の基準値は表の通り。ある食品から1キログラム当たり50ベクレルを検出した場合、
米国では基準値1200ベクレルに遠く及ばないが、日本だと100ベクレルに近接し、安全面の
余裕がないかのように見える。
福島県のモニタリング検査で基準値を超えた食品の割合は12年度1035件(全体の3.9%)、
13年度391件(1.4%)、14年度113件(0.4%)と年々減っているが、検査開始当初
は基準値に近い数値も目立ち、消費者の敬遠を招く結果になった。
原子力規制委員会の田中俊一委員長は基準値に異論を唱える一人だ。
「100ベクレルは国際的には異常に低い。『だから(風評)被害が甚大だ』と言う首長が何人かいた」。
桜井勝延南相馬市長と会談した10月22日、第1原発周辺の市町村長の受け止め方を代弁した。
田中氏は昨年10月、河北新報社のインタビューに対しても「国際会議などで日本の基準値は低すぎると
言われたことがある。見直しの議論はいずれしなければならない」と発言。真意を国会で問われた。
日本の基準値が低いのは、原発事故の当事国として影響を受けている食品の割合を50%と、
米国(30%)や欧州連合(EU、10%)より大きく見積もっていることが主因だ。
一方、チェルノブイリ原発事故が起きたウクライナやベラルーシでは青果物が40~100ベクレル
などと一部で日本より厳しい。