15/07/11 23:58:26.73 QxeBVnwG0.net
山下俊一氏
地震直後には大津留先生と高村昇先生を派遣して大丈夫だと思っていました。
しかし大津留先生からの電話で、福島県立医大が浮き足立っている、先生方がパニックになっていると報告を受けま
した。そこで 18 日の夜に福島県からの要請で現地に行くことになりました。
熊谷氏
最初のころ、県や国の出先機関などすべて
が浮き足立っていました。県内の妊婦さんや子ども
たちを避難させた方がいいのではないかという話し
合いが持たれて、そこに放射線の専門科として私た
ちが呼ばれました。「ヨウ素剤をみんなにすぐに飲
ませた方がいいのではないか」「すぐに避難を」と
いう意見が相次いでいました。これはきちんとコン
トロールできる人が必要だと思いました。
山下氏
現地には情報が入りにくく、混乱していま
した。ひょっとすると 20km でも不十分ではない
かという話も、かたやありました。しかし医療スタ
ッフや県庁の職員が逃げ出したら終わりです。18
日夜、医療スタッフたちを集めて話をしましたが、
みんな不安の固まり。そんな中、県民がパニックに
ならないようにしてくれと福島県知事から放射線健
康リスク管理アドバイザーの任命を受けました。
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