15/06/13 12:58:20.34 dXFinmhR0.net
電車の急病人がリアルタイムの指標として重要性が増すばかりになってきた。
母集団を首都圏人として、その標本が通勤電車の乗客というわけだけど、それがすごくナイスだった。
標本としてのボリュームは十分だし、なんといっても3.11以前と比較できるところがいい。
急病人による遅延は昔からたまにあっただろうが、多発が常態化した今との差は歴然。
過去を事実上急病人ゼロとして、それを基準にして今の危機的状況を推し量れる。
電車の急病人という指標をベースとすれば、身の周りの経験的なことも生きてくる。
「ついに近所で倒れてる急病人を見てしまった」とか「危うく自分が急病人になるところだった」とか。
それに加えてgoogleトレンドで自覚症状のうねりを重ねていけば、足元で進行している危機を把握できる。
現状では、異常なことが常態化して、異世界に突入してしまっている。
チェルノブイリなら廃村を決定するタイミングかと。
しかし首都圏人は、異世界にありながら、日常生活を上書きして、更新された日常生活を生きてしまっている。
そのうち彼らは急病人をまたいで歩くようになるだろう。