15/03/18 14:25:49.12 mv/UeVPv0.net
>>812
おっしゃるとおりだと思います
空間線量の問題は、長い線で見ると大きくずれている線が、
短い線で見ると平行に見えるのと似ていますね。
ところで、以下ブログの「吸収線量の詐術」というところにグレイとシーベルトの問題がよくまとまっている。
URLリンク(ishtarist.blogspot.jp)
仮に風船は、1の表面積に対して1000の圧力がかかると割れるとする。
しかし、グレイやシーベルトの考え方を適用するならば、
「1000の表面積あたりに換算すると、1000の圧力で割れるはずがない。」
「1000の表面積に対するならば、1000000の圧力を超えないと割れることはない。」
現実は、1点に1000の力をかけると、100発100中で割れる。
しかしそれは、理論的に否定される。
1000000の圧力を超えて、割れたことがはじめて認められる。
こんな馬鹿な会話がありますかという話です。
馬鹿馬鹿しいぐらいに理論が間違っている。
重さを測るのに物差しを使い、長さを測るのに体重計を使用するのと同じレベル。
内部被ばくを語るときに、なんでわざわざ1kgあたりの熱量にならさないといけないのか、が
真正面から問われないといけない。
矢ケ崎さんも、内部被ばくについて「低線量」ということは不適切としているのですね。
>しかし、ここに呆れるほど単純かつ狡猾な数字のトリックがあります。
>というのは、吸収線量Gyは、つねに1kgあたりの熱量であって、
>したがってGyを元に構成されているSvもまた、1kgあたりの単位だからです。
>外部被曝の場合には、組織あるいは人体全体を、γ線によって均質に被曝させるため、
>1kgあたりの熱量という巨視的な単位で測定することには、概ね問題はありません。
>ところが、・・・同じ電離エネルギーを外部から均質的に受けた場合と比較すると、
>α線による内部被曝では、局所的な電離エネルギー密度は、10億倍も異なるのです。
>(それゆえ矢ヶ崎さんは、内部被曝においては低線量という言葉を使用するのは
>不適切であると述べているそうです)。
>ところが、吸収線量J/kgを使用する限り、この10億倍の差、被曝の不均質性は、
>ほとんど存在しないものとなってしまうのです(放射線荷重係数20で補正できる差はわずかです)。