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鳥インフル 農水省が緊急会議
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
青森県と新潟県の農場で28日、死んでいるアヒルやニワトリが見つかり、いずれも簡易検査で鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が
出たことを受けて、農林水産省が28日夜、緊急の会議を開き、専門家の調査チームを29日、現地に派遣する方針を確認しました。
農林水産省で午後7時前から開かれた緊急の会議では、山本農林水産大臣が「初動対応が何よりも重要で、気を引きしめて対応しても
らいたい」と述べました。
そのうえで山本大臣は、専門家の調査チームを29日朝、青森県と新潟県に派遣する方針を示しました。
農林水産省によりますと、今月に入って韓国で鳥インフルエンザの発生が報告されているほか、国内でも鳥取市の野鳥のふんや鹿児島
県出水市のツルの集まる場所で採取された水などから強い毒性を持つ鳥インフルエンザウイルスが相次いで検出され、農林水産省は全
国の都道府県に対し、農場での対策を徹底するよう呼びかけていました。
青森県と新潟県の詳しい検査結果は28日夜にも判明する見通しで、鳥インフルエンザのウイルスが検出されれば、農場で飼育されている
鳥としては、去年1月以来となります。
【警戒レベル最高の3に引上げ】。
今月半ば以降、国内の各地で死んだ野鳥などから鳥インフルエンザウイルスが見つかるケースが相次いでいます。
環境省によりますと、死んだ野鳥や野鳥のフンなどを各地の研究機関が詳しく検査した結果、鳥インフルエンザウイルスが見つかったのは
今シーズン、28日までに19例にのぼっています。
環境省は、おととし11月以来、2年ぶりに警戒レベルを最も高い「3」に引き上げ、感染のリスクが比較的低い鳥にまで対象を広げて検査す
るなど監視体制を強化しています。
鳥インフルエンザウイルスは感染する間に変異するため流行する年によって病原性や感染力の強さは異なり、今シーズンに国内で確認さ
れているのはいずれも「H5N6型」と呼ばれるものです。
これは先月以来、野鳥や飼育された鳥への感染が相次いでいる韓国で見つかったものと同じ型ですが、国内への詳しい感染経路は分かっ
ていません。
また、ネズミなどの小動物がウイルスを含むフンを運ぶなどして野鳥から養鶏場などの鳥に感染が拡大する可能性もあるとして農林水産省
や環境省が管理の徹底を呼びかけています。
一方、国内で鳥インフルエンザウイルスが人に感染したケースは報告されておらず、鳥と同じ環境で生活するなどの特殊なケースを除けば
通常は感染しないとしています。
11月28日 20時19分