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東電の原発関与 「理解得難い」 新潟・篠田市長が表明
東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題を巡り、新潟市の篠田昭市長は9日の市議会9月定例会一般質問で、「東京電力が原発に
関わることは、現時点で県民の理解は得難い」と強調した。また泉田裕彦知事が「福島第1原発事故の検証と総括がなければ再稼
働は議論しない」と繰り返してきたことに対し、「原発の対応に大きな権限を持つ知事が、今後の展望も示さず議論もしないことは、
原子力災害対策を担う県内市町村への影響が大きい」と批判した。
篠田市長は柏崎刈羽原発について「福島第1原発事故の当事者である東京電力が所有・管理しており、電力のほとんどが地元で
はなく首都圏に送られていた」とした上で、「安全性もさることながら、発電所を運転する事業者の信頼・信用が最も大切だ」と指摘。
「世界一の原発基地である柏崎刈羽には世界一の安全が求められるはずだ」とし、「炉心溶融(メルトダウン)の認識がありながら
5年にもわたり公表しなかった東京電力が今後、世界一の原発基地に関わることがあり得るのか。現時点において県民の理解は
得難い」などと述べた。
柏崎刈羽原発への泉田知事の対応を巡り篠田市長は、8月31日に公表した泉田県政を検証する文書で、「再稼働について、今後
の展望について言及していない」「原発は停止中でも地域にリスクがあり、抜本的な方向性を示すべきとの声も出ている」と指摘して
いた。
2016/09/10 11:25
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