14/07/19 06:59:27.51 Eobh/IF50.net
MOX燃料使用差し止め訴訟で証人尋問
URLリンク(www.saga-s.co.jp)
玄海原発(東松浦郡玄海町)3号機のプルサーマルに反対する市民が、九
州電力に対しプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料の使用差し
止めを求めている訴訟の第12回口頭弁論が18日、佐賀地裁(波多江真
史裁判長)であった。原告と被告の双方が証人尋問を行い、危険性の有無
について主張した。
尋問ではMOX燃料の使用時に燃料と冷却水を通す被覆管との間に隙間が
生じて危険度を増す「ギャップ再開」の現象が起きるかが争点となった。
九電側は原発担当の社員が「MOX燃料と(通常使う)ウラン燃料とは本
質的に異なるものではない」として、ギャップ再開が起こらないための設
計基準をクリアしていることを強調した。
原告側は「美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会」の小山英之代表が、
計算上ギャップ再開が起きる可能性を示し、「ウラン燃料とは異質なMO
X燃料を使うのは設計で予定されておらず危険」と反論した。次回は9月
19日で、結審する予定になっている。