東電を許すな!☆34at LIFELINE
東電を許すな!☆34
- 暇つぶし2ch713: 元会長(74)が出席した社内の会議で、高さ一四メートルの大津波 が福島第一を襲う可能性があると報告されていたことが、三十一日に 公表された東京第五検察審査会の議決で分かった。これまでの東電の 説明では、勝俣氏は大津波の可能性を知らないとされ、本人も検察に 同趣旨の供述をしていたが、検審は「信用できない」と否定、起訴相 当と判断した。東京地検は同日、議決を受け、再捜査することを決め た。 (加藤裕治、加藤益丈) 議決によると、この会議は二〇〇七年七月の新潟県中越沖地震で柏 崎刈羽原発(新潟県)が被災したのを受け、〇八年二月に開かれ、福 島第一の津波想定を七・七メートル以上に変更する資料が配布された。 出席した社員から「一四メートル程度の津波が来る可能性があると いう人もいて、考える必要がある」との発言もあった。 検察側の捜査資料にあった会議のメモなどから、検審はより詳しい 報告や議論もあったと判断。出席していた勝俣氏は大津波の可能性を 知りうる立場にあり、「東電の最高責任者として各部署に適切な対応 策を取らせることも可能な地位にあった」と結論付けた。 これまでの東電の説明では、大津波の可能性は原子力部門で試算さ れ、武黒一郎元副社長(68)でとどまり、勝俣氏や他部門の幹部に は知らされなかった、としていた。 この会議には武黒元副社長も出席。報告を聞き「(東北電力)女川 (原発)や(日本原子力発電)東海(第二原発)はどうなっている」 と尋ねていたことが議決から明らかになった。 東海第二原発は〇七年に茨城県が公表した津波想定に基づき、ポン プ室の側壁の高さを四・九メートルから六・一メートルにかさ上げ。 東日本大震災で五・四メートルの津波が襲ったが、冷却に必要な電源 を確保でき、福島第一と明暗を分けた。 歴代幹部のうち勝俣、武黒両氏と、武藤栄元副社長(64)の三人 が起訴相当と議決された。津波の情報を知っても、判断する立場にな い二人は不起訴相当、対策を決める権限がない一人は不起訴不当と議 決された。 起訴相当の三人については、仮に地検が再び不起訴としても、別の 市民による検審が起訴議決すれば、強制起訴される。
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