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STAP事件の現状まとめ
1.小保方によるSTAP様細胞塊(以下の2~4によりSTAP細胞とされていた)の作成実験
→ 検証実験では細胞塊の作成過程は部分的に再現され、4の検証が行われた [1]
→ 再現できなかった部分の原因は科学的に特定できていない [2]
→ STAP様細胞塊は残っておらず残存試料の解析は不可能 [3]
2.若山によるSTAP/FI幹細胞の作成実験
→ 残存試料の遺伝子解析から全て若山研のES細胞であることが判明 [4]
→ 常識的に故意の捏造だと推定されるが、誰がやったのかは検証不可能 [5]
→ 若山研の管理体制が問われることとなった [6]
3.小保方によるテラトーマ形成の実験
→ 論文の画像の取り違い(不正とされ物議を醸した)は調査前から本人らが自己申告している [7]
→ 残存切片の遺伝子解析からSTAP/FI幹細胞由来であり、また一部画像は正常組織だとされる [8]
→ 細胞塊から作られていないと推定されるが、不正の断定まではできない [5]
→ D論のテラトーマは作成手法が別 [7] だが同様に疑わしい [9]、指導教授は沈黙
4.若山によるキメラ作成の実験
→ 残存試料の遺伝子解析からSTAP/FI幹細胞由来と判明するが、不正の断定まではできない [4]
→ 若山は多忙を理由に検証への参加を拒否、検証で再現性が否定されると一転して謝罪した [10]
→ 本実験の否定が決め手となり、STAP細胞の論文は完全に否定された [11]
5.小保方による図表の捏造
→ 若山の指導の下に作成された図表に捏造があったことが発覚 [12]
→ 若山は具体的に指示したかまでは断定できないが十分に捏造を知りうる立場にあった [12]
→ 共著者は確認するべきであったが確認を怠った [12]
→ 実行者と指導者に責任と資質が問われると共に若山研の研究体制に大きな問題があることが発覚した [12]
6.論文作成
→ 共著者は小保方と若山の実験データを性善説的に信用したのだと主張 [13]
→ 発表論文の責任は著者が全て共同で負っている [14]