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榎木英介「嘘と絶望の生命科学」(文春新書)より
>自然科学系で発生する研究不正の実に4分の3がバイオ系だ。
(中略)
>ネイチャーの編集サイドが、「こんなデータを2週間以内に提出
>できるなら載せてやってもいい。」といってくることがある。
>ようやく掲載論文になるのだ。これを載せることができたら、
>周囲からの評価が変わる。教授になれるかもしれない、
>研究費が得られるかもしれない。名声が得られるかもしれない。
>このプレッシャーのもとで、「何らかの」方法で工面して
>載せようと思っても不思議ではない。
>よい雑誌に載せることが目的化してしまうがゆえに、不正の
>誘惑にかられてしまうのではないか。