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8)マイクロ流路反応装置を用いた1本鎖DNAシーケンシング(K. Zhang, UC San Diego)
NGS技術の進歩は「目覚ましい」が、配列決定精度とシーケンシング長の2つの点で満足がいく
性能はまだ得られていない。K. Zhangらは、マイクロ流路反応装置を用いて、
1つの細胞から得られる1本鎖DNAを鋳型とした哺乳類の全ゲノム配列決定を、
10 Mb以上のコンティグ長で、かつ高精度(エラー率が10の-9乗以下)で得る方法
(SISSOR: SIngle-Stranded Sequencing using micrOfluidic Reactors)を開発する
ことを目標にしている。シーケンシング技術自体は新しい技術を開発するものでなく、
他の技術を用いることとし、DNAサンプルの調製が主たる業務だ。