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【速報】 STAP細胞国際出願、米国への国内移行が判明
栗原潔 2014年10月29日 10:59
今朝、米国特許庁の審査経過情報データベースPAIRを検索したところ、想像通り米国への国内移行が行なわれていたことが判明しました。
米国国内出願番号は、14/397,080です。
米国は審査請求制度がないのですべての出願が実体審査の対象になりますが、通常、実体審査に入るまでには1年以上かかります。
審査経過を見ると74個あるクレームのうち、最初のクレーム1を残してあと全部が補正で削除されてます。
明細書の中から何をクレームにするかは後で考えようということでしょう。
また、クレーム1は「細胞にストレスを与えて多能性細胞を作る方法」というめちゃくちゃ範囲が広いもので、
既に国際調査報告で新規性なしと判定されてますので、仮に審査に入っても拒絶理由通知(Office Action)が出るでしょう。
この拒絶理由通知への応答期間でさらに時間を稼げます。
一般に、わざと範囲の広いクレームを残しておくことで審査を長期化させるのは、特許化の可能性は薄いが、
念のためできるだけ長期間特許庁への係属状態を続けておきたいという場合に使われる手のようです。
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