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iPSで網膜再生支援 「神戸アイセンター」整備 2014/02/18
神戸市は2014年度、ポートアイランド2期の神戸医療産業都市で
世界最高水準の技術を生かす試みに乗り出す。
人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った目の網膜の再生医療施設「神戸アイセンター(仮称)」の
整備に向けた調査を始めるほか、スパコン「京」の次世代機「エクサ級スパコン」の誘致を視野に入れ、
開発拠点の整備にも着手する。
新しい万能細胞「STAP細胞」の開発などで注目度を増す神戸発の医療技術を世界に発信する構えだ。
医療産業都市では昨夏、iPS細胞を使った世界初の臨床研究がスタート。
早ければ今夏にも理化学研究所(理研)や先端医療センターなどが、
網膜の病気「加齢黄斑変性」の患者に対し、iPS細胞を網膜色素上皮細胞に分化させ移植する。
市は18日に発表した総額1兆7646億円の14年度当初予算案で、
アイセンターの整備調査検討費として1千万円を計上した。
センター内に研究や病院、リハビリ、細胞培養の機能を一体化させ、
網膜再生医療の実用化を加速させたい考え。14年度は最適な事業形態やセンターの
具体的な機能などについて調査する。
15年度着工、16年度の完成・開設を目指す。
一方、「京」の100倍の処理能力を持つ「エクサ(1兆の100万倍)級スパコン」は
神戸での建設が有力視されている。
決定はまだ先だが、先手を打った取り組みで誘致競争を有利に展開する狙いもある。
スパコンの開発主体は理研だが、市は14年度、開発者チームが使う“受け皿”の整備を開始。
「京」の近くに賃貸の研究室が入るビルを建設するため、市が2年かけて用地を取得する。
14年度予算案に8億7500万円を盛り込んだ。
ビルは16年度の開設を目指す。
URLリンク(medicalcarenews.net)