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白紙・STAP論文:/2 増える疑義に当惑 理研調査委、追い切れず
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毎日新聞 2014年07月04日
理化学研究所のSTAP細胞論文に関する調査委員会メンバーだった岩間厚志・千葉大教授は3月初めごろ、
「レター」と呼ばれる2本目の論文の画像に引っかかりを覚えた。「このデータ、おかしくないか?」
STAP細胞を培養した幹細胞に胎盤になる性質があることを示す画像だった。だが撮影に使った装置の操
作に慣れている岩間氏は、必要な補正がされていないことに気付いた。補正するとデータの示す意味が変わり
論文の前提が崩れるのでは--。そんな危惧が頭をよぎり、委員会で取り上げることにした。
調査委は、論文発表から約半月後の2月18日に設置された。当初、理研が判定を求めた疑義は3項目だけ
で、論文撤回に至るような深刻さはなかったという。
だが、調査を始めてみると違った。小保方(おぼかた)晴子・理研研究ユニットリーダーの実験ノートの記
載はメモ書き程度で、実験データを追えない。小保方氏の研究室には、共用のデスクトップパソコンが1台も
なく、私有のノートパソコンに残る論文は上書きが繰り返され、論文の作成過程が記録されていなかった。ず
さんなデータ管理が「不正」の実態を見えにくくしていた。
岩間氏が気付いた画像の疑義は結局、調査対象にはならなかった。新たな調査項目の不正を判定するには、
基になったデータを一から解析し、小保方氏に改めて聞き取りする必要があった。それらに積極的な協力を得
られる保証はなく、早い結論を求める社会の重圧を感じていた委員に、「あまり時間はかけられない」という
認識があったためだ。