14/05/06 11:30:25.04 .net
STAP発表時の理研のプレスリリースを改めて読むと味わい深い。
URLリンク(www.riken.jp)
(1)細胞外刺激により体細胞を迅速に多能性細胞へ初期化する方法を開発
(2)核移植も遺伝子導入も不要な多能性の獲得という新しいメカニズムを発見
(3)初期化された多能性細胞はすべての生体組織と胎盤組織に分化できる
上のをみると、STAP細胞ないしSTAP現象というのは、(1)に当たるのだけれど、それは
「細胞外刺激」により「体細胞」が「迅速」に「多能性細胞」に変化(初期化)すること
とある。
ところが、
A.酸処理等(?)によりOct-4が発現する現象には死細胞が自家発光している疑いがある。
B.初期化の証拠として、TCRの再構成があげられるが、リリース中ではTCR再構成があったと
されているのに、続く、プロトコル論文ではTCR再構成は無かったとされた。
C.多能性への疑義:酸処理後にOct-4を発現したとされる細胞を培養することにより得られたとされる幹細胞
の分化能の証拠とされるテラトーマの写真が全く異なる実験系からの流用である疑いがある。
D.多能性への疑義(その2):同じ区、Oct-4を発現したとされる細胞からえられたとされる幹細胞から
得られたとされる、キメラマウスの胎盤写真への疑惑 や 遺伝子系統の違いが指摘されている。
もうここまで来ると、
外的刺激による初期化(多能性の獲得)という、論証の過程に重大な問題があると言わざるを得ない。
STAPなんかこの世に無い、空想の産物なんだと思いました。