14/12/30 20:49:23.50 .net
あのバッタ博士・前野ウルド浩太郎が帰ってきた。6月、連載《バッタ博士の「今週のひと工夫」》が始まったとき、
博士は「33歳、無収入、職場はアフリカ」と名乗りを上げた。未来は何も約束されていなかった。
そして今、われわれの前に再び現れた博士は、32.2倍の超難関を突破して、
自らの力で定期収入とベストの研究環境を見事手に入れていた。
その名は「京都大学白眉プロジェクト」。
URLリンク(news.livedoor.com)
―「白眉プロジェクト」というものに合格したそうですが、それは何ですか。
【前野】若い研究者にすべてを託す、斬新すぎるプロジェクトです。
2009年、京都大学に設立された「次世代研究者育成センター」で行われている
若手研究者の育成事業。その通称が「白眉プロジェクト」だ。応募資格は博士の学位を有する者。
専攻分野も国籍も不問。
毎年20名を上限として採用し、京大の年俸制特定教員(准教授もしくは助教)として
最長5年間給料を得ることができる。加えて、年100万~400万円の研究費も出る。
【前野】授業や報告書の類が一切免除され、研究に専念できる環境が準備されているんです。
パラダイスです。これで、アフリカでのバッタ研究を続けることができます。
―若い研究者を支援する仕組み、白眉プロジェクト以外にはないのですか。
【前野】あるんですけど、年齢制限があるものが多くて。博士号を取って3年、
そのあと海外で学ぶとして2年、国の支援では33~34歳くらいで限界に達する。
民間の財団にも支援の仕組みはあるんですけど、国内にポジションを持っていないと駄目だったり。
自分のようにアフリカで研究を続けたいとなると……絶望的です。