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ベタなイメージの提示としては、事なかれ主義だった小役人が自分の死期を悟って
住民のための公園づくりに邁進した黒沢映画の「生きる」的な公務員像もあるだろう。
民間の感覚を知ってお役所主義を批判するようになった小説・映画「県庁の星」のような
公務員像もあるだろう。
『県庁の星』書評 - 紙屋研究所
URLリンク(www1.odn.ne.jp)
もちろん、住民と直接接する仕事だけでは自治体は回らない。「何をするにもヒトが必要だし
、カネがいる。そのためには税収を上げて、カネが回るようにするしくみをつくり、戦略を
つくる人材がいる」ということで、アジア戦略うんぬんを話すということはあり得た。
高島市長は、憲法が定める「全体の奉仕者」としての公務員像を、抽象的にではなく、
「具体的イメージ」とともに示す必要があったのだ。
安定を欲する人は来ないでほしい、というのではなく、公務員というものが仮に
「好条件」だとするのであれば、その「好条件」を最大限に生かして、どういう人材に
来てほしいか、どんな人といっしょに仕事をしたいのか、高島市長はアピールすべきで
あったはずだ。なんで延々と自分の就職体験自慢話をしているんだろうか。
おしまい