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「平均57万円」はウソ・・・公務員 “ボーナス操作” のカラクリ
スレリンク(newsplus板)
10日、国家公務員に冬のボーナスが支給された。テレビや大新聞は平均支給額57万1800円と報じたが、
騙されてはいけない。実際はもっとたくさんもらっている。
テレビや大新聞の情報は、総務省の記者発表資料をそのまま写しただけなのだ。
よく読むと「管理職を除く」平均だと書いてある。これが騙しのカラクリだ。
というのも、公務員は民間と違い、年功序列で誰でも昇進できるので、
管理職の人数が民間ではありえないほどに多いのだ。ナント、公務員の半数以上が「管理職」である。
総務省に聞くと、しぶしぶ認めた。
「今回公表したのは、行政職の係長以下の職員の平均額です。人数は、わかりません」(総務省人事・恩給局)
行政職とは“手当の多い”税務署員や刑務官などを除く事務職で、国家公務員一般職26万人のうちの約14万人である。
人事院に聞くと、内訳は係長以下が7万1311人に対し、「管理職以上」は7万3149人もいる。
では、国家公務員全体の実際の平均支給額はいくらなのだろうか。「それは公表していません」と、あくまで隠したがる総務省に代わり、計算してみた。
一般職の平均月給は、人事院によれば、42.8歳、40万7994円という(住居手当、残業代を除く)。
これに公表された掛け率1.823をかけると平均額は74万3773円にハネ上がる。
さらに、管理職は全員1~2割、割り増しされるため、本当の公務員のボーナス平均額は80万円超となる。
民間はどうかというと、昨冬の平均は54万1582円だった(厚生労働省調査)。
ボーナスのない会社や雇用形態も増える中、これはもらえた人の平均である。
従業員5000人以上の大企業でも平均71万5034円だ。公務員はやはり恵まれている。
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