12/02/09 01:34:05.89 .net
A「具体的な例をお見せしたいと思うんですが、総理の諮問機関で“復興構想会議”っていうのがありますね」
A「有識者16人入ってるんですね。で、この復興構想会議で閣議決定が行われているんですね。この閣議決定の中に、こんな一文が入ってくるんですよ」
“会議の庶務は、内閣官房において処理する”
A「大竹さん、この“庶務”ってどういう意味だと思いますか」
大竹まこと「庶務ってあのフジテレビのショムニの庶務でしょ。お茶汲んでたりするあれでしょ。」
たけし「オジキ、こいつの指詰めてやってください」
一同「(笑)」
A「霞ヶ関の“庶務”とは、会議の進行・検討内容を左右できるんですよ。」
一同「えっ?!」
A「全部取り仕切る。」
たけし「じゃあ議長みたいなものになっちゃうんですか」
A「ですから例えば書類を用意したりこういう方向で会議をしますというようなことをぜ~んぶ庶務がやる」
阿川「え、じゃ会議始まる前に全部コントロールしてるってことですか」
A「方向性は見えてるわけです」
阿川「じゃ結論はもう...」
たけし「有識者16人とか言ったってこれがある限り何も役に立たないと」
A「あやつり人形です」
T「有識者選ぶのも、庶務。会議の日取りを設定するのも庶務。それと会議にどんなペーパーを用意するかも庶務。」
阿川「省庁に審議会ってありますよね、あれがもう本当に先に決まってて...」
T「どの省庁にも審議会があったりナントカ委員会ってあるでしょ。それはみんなこのね、“庶務”って書いてある」
A「(“省益”官僚は)スケジュール管理もやるんですね。(諮問会議の)日程調整する時に、都合の悪い連中は外して都合の良い連中が集まるようなスケジュール管理も“省益”官僚はやると。」