20/12/22 22:21:43.63 rSyQWldY.net
つらつらといろいろ書いてしまってすみません
戦後日本のテレビ文化のなかで重要な地位を占めているものに「アイドル」が挙げられると思いますが、1970年代辺りから登場した「アイドル」達を具に調べていくと、やはり何かの意図を感じざるを得ません
「日本初のアイドル」と評されているのは南沙織さんと天地真理さんですが、どちらもなんだか特殊な経歴の持ち主なんですよね
南沙織さんは本土返還前の沖縄出身で、養父はフィリピン人の元米兵（実際は純日本人らしいですがデビュー当時はフィリピンとのハーフとして紹介されていたそうです）、インターナショナルスクールから上智大に進学、しかもなんといっても洗礼名持ちのクリスチャン（「シンシア」という洗礼名だそうです）
デビューしたのは1971年ですが、ちょうどこの年は沖縄が日本に返還される年で、どうも彼女は本土と沖縄の文化的な橋渡し役としての役目を担っていたらしいです
天地真理さんはあの時代の母子家庭育ちにもかかわらず、（私立の）国立音大附属中高出身で、高校卒業からデビューまでの謎の空白の1年を過ごしています
彼女の大きな役目は、「軽井沢」wに対する明るいイメージを日本国民の深層心理に植え付けるということだったのかと思われます