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ガザ地区でイスラエル軍発砲、パレスチナ人55人死亡 米大使館移転抗議で
2018年05月15日
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イスラエル軍が撃ち込んだ催涙ガス弾から逃げるパレスチナ人たち(14日、ガザ地区とイスラエルの国境沿い)
中東ガザ地区とイスラエルの国境沿いで14日に開かれたパレスチナ人の集会で、
イスラエル軍がパレスチナ人に向けて実弾を発砲した。
パレスチナ自治政府によると、55人が死亡し、2700人が負傷した。
集会は、パレスチナ人の帰還権を求め、在イスラエル米国大使館のエルサレム移転に抗議していた。2014年のガザ侵攻以来、最悪の犠牲者数となった。
パレスチナ難民の帰還を求める「帰還大行進」として、
多くのパレスチナ人はガザ地区とイスラエルの国境沿いで4月から
抗議行動を続けていた。イスラム原理主義組織ハマスが組織するこの抗議行動は
1948年5月14日のイスラエル建国と、パレスチナ人が「ナクバ(大惨事)」
と呼ぶ強制移住開始の1948年5月15日の70周年に重なった。14日にはさらに、
パレスチナが強く反発する在イスラエル米国大使館のエルサレム移転記念式典が
行われた。
イスラエル政府は、ガザ地区の警備フェンス沿い13カ所で、
パレスチナ人4万人が「暴力的な暴動」に参加したと主張している。
集まったパレスチナ人は石や発火装置を投げ、
イスラエル軍は催涙ガスや狙撃兵による銃撃で応戦した。
パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス首相は、
「本日またしても、我が民に対する虐殺が続く」とイスラエルを非難し、
3日間の服喪を発表した。
国連のザイド・ラアド・アル・フセイン人権高等弁務官は、
「イスラエルの発砲で何十人が死亡し、数百人が負傷したのは、衝撃的だ」と、
「甚だしい人権侵害」を非難した。
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