16/10/11 09:24:06.42 137Moi73.net
官能小説において女性器を比喩的にあらわす表現区分としては、
①植物派…花びら、つぼみ、花弁、赤いダリア、いちじく など
②魚介派…赤貝、ハマグリ、あわび、牡蠣、ホッキ貝、法螺貝 など
③動物派…ミミズ、蝶、アリジゴク、鶏のトサカ、象の濡れた口 など
④陸地派…泉、沼、クレバス、噴火口、湿地帯、扇状地 など
といった感じです。
女性器そのものを「構造」という言葉で表現したのは、ポルノ御三家のひとり川上宗薫といわれています。（他の二人は、宇能鴻一郎と宮島健夫）
「構造」＝「女性器」なら、私の本棚は女性器オンパレードのポルノ御殿です。
想像力ひとつで、いかに「淫心」（いんしん）を喚起させるための言葉が多様であるかが解ります。
以前のスレッドで“トラック野郎一番星”さんも書かれていましたが、女性器そのものをあらわす
「ま○こ」という言葉のうち、「まん」というのは“政治”そのものを示すと
され、「北政所」（きたのまんどころ）とか「北条政子」（ほうじょうまさこ、
実は“ほうじょうま○こ”と読む」のように、古来、政治の中心権力は女性が
握っていたということを示していたとされています（矢切止夫説）。中東の国
『オマン』（オマーン）の意味も、古来より政治の中心地であるという説もあ
ります。
私が好きな官能（エロ）小説家は山口椿という作家（高齢なので、多分、もう
存命していないと思われます）で、その文体は充分に淫心を掻き立ててくれます。
それに比べたら、トランプの盗聴“トラップ”ネタなどは幼児の童謡みたいなも
ので、いかにアメリカの政治世論のレベルが稚拙なのかがわかります。
“陰唇”という即物にこだわって“淫心”という想像力を問わない社会に、文化などというものはひとかけらもありません。