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米保守勢力、トランプ氏を支持するかで混乱 Updated March. 04, 2016 07:06
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ワシントンポストは、「共和党は今、大混乱（pandemonium）状態」と表現した。
ブッシュ政権の機軸だった「ネオコン（新保守主義者）」は２日、トランプ氏の大統領候補指名を露骨に反対し、
「いっそクリントン氏に入れる」と言うほどだ。
エリット・コーエン元国務省顧問は、米政治ニュースサイト「ポリティコ」とのインタビューで、「トランプ氏に比べれば、
クリントン氏が大差で『次悪』と言える」と話した。ブッシュ政権で外交政策立案に深く関与したロバート・ケーガン・
ブルッキングス研究所上級研究員は、ワシントンポストに「共和党を救うことができないなら、米国でも救わなけ
ればならない。トランプ氏の代わりにクリントン氏に票を入れるしかない」と述べた。
予備選候補だったリンジー・グラハム上院議員は、記者団に対して、「トランプ氏かクルーズ氏かの問題は、銃で（頭を）
撃つか毒を飲むかの問題だ」とし、「（解毒剤を期待して）毒を選択する方がいいだろう。銃で撃てば即死だ」と話した。そ
して、「クルーズ氏も私のスタイルではない。実際に一緒に上院で活動し、彼が死ねばと思った時も多かった」とため息をついた。