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また、「ユダヤ人の世界制覇」など、浅原彰晃の教義「アルマゲドン」と同じく、真赤な創り話。偽書(forgery)『シオンの議定書』に基づく流言飛語である(注7)。
ドイツでは一九一九年頃から、ナチの御用学者ローゼンベルク(『二十世紀の神話』の著者)や、のちのナチ宣伝相ゲッペルスなどの煽動もあって、
『シオンの議定書』はユダヤ教徒ジェノサイドを正当化する狂気のドグマと成長していく。
日本でも、このナチ・ドイツの影響で、たとえば、一九三八年に『世界顛覆の大陰謀―ユダヤ議定書』などが邦訳出版されている。
しかし、もともとは、十九世紀後半にフランスからロシアに流入した『シオン賢者の議定書(プロトコル)』が、
一九〇五年、ロシア人ニルスに出版されて後、世界に広まった。日本でも、「ユダヤの陰謀」「フリーメイソンの陰謀」とか、
「ルーズベルトはユダヤ人」「ルーズベルトはフリーメイソン」とかは、すべて『シオンの議定書』から派生した流言飛語。
問題は、根も葉もないこんな低級な流言飛語が、大東亜戦争中、戦争遂行プロパガンダだからと、日本で知識人が使っても許されたことだろう。
『米国の世界侵略』における“売国奴”白鳥敏夫の記述は、この好例。
だから大東亜戦争が終わった瞬間、こんなバカげた法螺話を使用する学者・知識人は、日本全国捜してもゼロとなった。
だが、学者でもない知識人でもない“ごろつき売文業者”西尾幹二だけは、七十年が経った今も、日本中でただ一人、
「使用する」ばかりか「信じている」。西尾幹二は、オウム真理教の信徒と同質の狂気が進行している。
しかし西尾は、「反日」人士として、『日米百年戦争』で、“日本の救世主”スワードにミソクソな讒謗を投げかけている。
“歴史の佐村河内守(=ペテン師)”西尾幹二の記述は、知性あるものには嘔吐を催すものだ