16/11/14 12:33:48.83 GKI/oYWg.net
2016/09/16
【竹島を考える】中韓の暴挙に「遺憾である」としか言えない日本、問題解決へ「用土」作りを急げ [無断転載禁止]©2ch.net
ｽﾚﾘﾝｸ(seijinewsplus板)
外来のシステムや新たな概念を日本に導入し、定着させる際に、参考になるのが「挿し木」である。
挿し木は葉を残した枝を数センチ程に切り、「用土」に挿し込むものだが、それは、法制化した制度を導入するのに近い作業だからだ。
どんなに立派な法制度も、それを定着させ、根が張れる用土がなければ枯れてしまうという点も似ている。
韓国では、これまでも国会議員が竹島に上陸し、２０１２年８月には、李明博大統領が竹島に上陸している。
その時も日本政府は、場当たり的に抗議しただけだった。
一方、韓国は尖閣問題を利用し、中国も韓国側の対応ぶりを参考にしている。中国や韓国にそれが可能なのは、
尖閣問題や竹島問題に関して、両国が常に戦略的だからだ。それは、「事前に『用土』を準備している」という点から言える。
私が直接、竹島問題に関わることになったのは１９９６年２月、韓国政府が竹島に接岸施設を建設することになってからである。
だが韓国政府による接岸施設の建設には、理由があった。１９９４年、国連海洋法条約が発効し、日韓の間にも中間線が画定され、
新たな「漁業協定」が結ばれる必要があったからだ。
中間線は沿岸から２００カイリ（約３７０キロ）まで設定できる「排他的経済水域」（ＥＥＺ）が重なり合う日韓両国の日本海域で、
ＥＥＺを等距離に分ける境界線。ＥＥＺ内では本来、天然資源や水産資源などの開発、利用について主権的な権利を行使できる。
そこで韓国政府は、竹島の不法占拠を正当化するため、接岸施設の建設を構想し、「用土」の準備を始めたのだ。
この時も日本政府は、韓国政府に抗議しただけである。
竹島問題解決の好機だった国連海洋法条約発効
実は、国連海洋法条約の発効は竹島問題解決の千載一遇の好機だった。日韓の間には１９６５年に締結した「日韓漁業協定」
があったが、領土から１２海里を領海としていたため、日本周辺の海は韓国漁船によって「乱獲の海」と化していた。