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>>367
「西洋」の終わり 世界の繁栄を取り戻すために
ビル・エモット (著), 伏見 威蕃 (翻訳)
出版社: 日本経済新聞出版社 (2017/7/6)
URLリンク(www.amazon.co.jp)
2017/7/10
「民主主義の平等、信頼失う」 ビル・エモット氏に聞く
URLリンク(www.nikkei.com)
欧米の政治体制が揺れている。英誌エコノミスト元編集長のビル・エモット氏に、英国の欧州連合(EU)離脱の行方や
各国でポピュリズム(大衆迎合主義)が強まる背景を聞いた。
―6月8日の総選挙でメイ首相の保守党が過半数割れするなど、英政局の迷走が止まりません。EU離脱はどうなるでしょうか。
「状況はEU離脱を決めた一年前よりもはるかに不透明になった。底流には2008年の金融危機から約10年たっても
いまだに強い不平等感がある。…
―西洋が築き上げてきた自由民主主義の体制は保たれるでしょうか。
「終わることはないが、長い眠りにつく恐れがある。世界恐慌などが引き金となりファシズムが席巻した1920年代から第2次世界大戦
が終わる45年まで、民主主義はおよそ20年以上も姿を消した。今享受している民主主義を当たり前のものと思ってはいけない」