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WikiLeaks: Iran developing nuclear bomb with help of more than 30 countries - Haaretz Daily Newspaper | Israel News 16.01.11
URLリンク(www.haaretz.com)
ウィキリークスの伝えるところによると、イランの核開発を三十カ国以上が支援しているという。
核開発は高度な技術を要するものであり、この三十カ国の中には米国の対イラン制裁に協調している
西側諸国やロシアなども含まれている可能性が高いのではないかと私は想像している。
つまり、世界支配階層は、表向きはイランの核開発を激しく非難しつつ、裏ではこっそり支援している
ということである。米ソ冷戦の裏で米国からソ連に技術や資金が流れていたのと同様の状況である。
恐らく米国にも、裏でイランの核開発を支援し、イランの勢力を拡大させる形で米国がイラク・
アフガンから撤退していくという方向で活動している勢力(反イスラエル派)が存在するものと私は
想像している。イスラエルのモサドが米国の主要都市や空港・港湾に核兵器を仕掛けているために
米国はイスラエルの言いなりにならざるを得ないと言う内容の情報があったが、それが真実だと
すれば米国の反イスラエル派の存在は現実味を帯びてくる。私は、911事件や米国のアフガン・
イラク攻撃は米国の内戦であり、主戦場はワシントンDCであると考えている。
イスラエル以外の西側諸国にとっては、イランの核開発は決して大きな脅威ではない。
イランにとって最大の仮想敵国はペルシャ湾の南側に位置するアラブ諸国だからだ。
アラブ諸国とイランは言語も文化もイスラム教の宗派も全て異なっており、その関係は決して良くない。
今後世界が多極化する中で、イスラム世界はイランとアラブの二大勢力にまとめられていくことだろう。
(トルコ系民族は欧米の影響を強く受けており、イスラム世界に含まれるかどうか微妙である)
このような将来像は、イランとアラブが連合して統一イスラム国家となり欧米に対抗してくる場合
よりもずっと欧米諸国にとって望ましいと考えられる。したがって、これは欧米によるイスラム世界の
分割統治と考えても良いだろう。