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日本音響研究所、鈴木松美氏が分析し解析した功績
1983年のベニグノ・アキノ暗殺事件では、日本政府などに頼まれ、同行していたテレビ局のビデオカメラに録音された十数秒の音声を分析。
その発砲音の分析から、使われた銃がマルコス政権により喧伝されていた回転式ではなく半自動式、しかも軍関係者だけが持つ
M1911であると見抜き、さらに鈴木が航空機のエンジンノイズを除去した音声を分析したところ、アキノに同行した兵士たちが
「俺がやる」「撃て!」と発砲の直前に叫んでいたことが判明した。鈴木はこれをフィリピンの法廷で証言。
上記以外の過去に分析した事件・事故
大韓航空機撃墜事件（無線通信内容の解析：柳田邦男からの依頼）
航空事故等のブラックボックス分析（日本航空ニューデリー墜落事故、日本航空123便墜落事故等）
グリコ・森永事件
甲府信金OL誘拐殺人事件
國松孝次警察庁長官狙撃事件
オウム真理教坂本堤弁護士一家殺害事件TBSVTR検証（テレビ朝日からの依頼）
国際テロリスト�ウサマ・ビンラディン�公開VTR分析
イラク�フセイン元大統領�演説VTR分析音響効果が精神状態に与える影響を科学的に証明
ISILによる日本人拘束事件（後藤健二の声紋鑑定）